ANA国内線【PR】

Malicosmos ―高橋真理子の小宇宙

malicosmos.exblog.jp

トップ

semスキン用のアイコン014月振り返りsemスキン用のアイコン02

  

2012年 05月 02日

「自然とはなんと粋なはからいをするものなのだろう。それぞれの美しい季節にこの世であと何度会えるのか、
その数を数えるほど人の一生の短さを知るすべはない。」(星野道夫)

プラネタリウムの日の入りのときに、ほぼ毎回、「めぐり」がなかったら私たちは時間の認識さえできなかったという話をするのだけど、その話の原点はやっぱり星野さんなのかもなあ。
今年の桜や新緑はとくにそんなことを思わせてくれた。科学館に向かう愛宕山のそれらは殊に。

4月の振り返り。

〇宙をみていのちを想う~永六輔&内藤いづみ対談
こちらは先日記録したとおり。 その後の編集によって、5月26日オンエア予定の山梨放送、
どんな感じになるのか楽しみ。

〇息子、中学校入学
ちょうど桜が満開の日に。 自分が甲府市でもっとも高齢の学担といい、自分の出身校で、再び担任が持てるのは最高に嬉しい、というベテランの女性先生。 誇らしい出身校で、最後まで現場で、というのは、ある意味とても幸せなことだよなあ、と思う。

〇プラネタリウム番組「Memories ほしにむすばれて」 
4月の頭に、ナレーション収録。 谷川俊太郎さんと手嶌葵さん。 その翌週に据付、そして21日から公開。
21日のオープニングセレモニーには、詩が選ばれた18名のうち、14名が出席してくださった。
そして、谷川さんはこのときのためだけに、翌日の大阪行きを控えつつも、挨拶をしにきてくださる。
選ばれた方18名には、一人ひとりのお名前をいれた谷川さんのサイン入り絵本「ほしにむすばれて」。
小学生、中学生、高校生、大学生・・そして大人まで、それぞれにそれぞれの体験として、きっと
跡に残っていく何か。 心の中に落とせたら、と思う。
27日付け山梨日日新聞には、選定された方のうち5名のインタビューも。 こちらから。
写真は、谷川さんから絵本をうけとる小4の吉崎くん。


番組の感想をいくつか
・皆様の詩に感動して涙ぐんでしまいました(40代 女性)
・詩も曲もとても、きれいでした。子供達も喜んでいました(30代 女性)
・感動しました。また、見たいです。ひと時のやすらぎをいただきました。良かったです(30代男性)
・よい番組ですね。たくさんの人に観てもらえればよいですね。千蔦さんの声は、ソフトで、自然とエコーがかかっていて、それでいて力強い(50代 男性)
・満天の星座に感動しました。番組には涙が出ました(40代 女性)

・もう私の知らない空間にことばだけが生きているかのようです。みなさんの言葉にもその情景が想われ、切なくも、嬉しくも、こころ揺らされました。歳をとりました、グッと来てばかりでした。
そんな中に投稿できたことを幸せに感じます。谷川さんも、自分の気になる作品だけに触れていると奥深い孤独感みたいなものにとらわれてしまいがちですが、この作品では、ただただ、ほのぼのとした温もりを感じました。いい感じです。それと、手嶌さんの語りで、宙から降り注ぐように囁かれるとグラッと来てしまいますね。とにかく、理屈抜きに良かったです。
・プラネタリウムの詩の朗読は非常に印象深いものでした。恥 ずかしいと言う気持ちがどうしても先に立っていたのですが、 出来上がったものを見て、周りの人に勧めてみたいという気持 ちになりました。 この番組にささやかながら関わることができて、本当に喜び を感じているとともに、感謝の念が湧いてこざるをませんで した。
・谷川さんの素晴らしい詩の朗読や、高橋さんの情熱と企画力、日常の雑多な心労を吹き飛ばす宇宙の広大さと美しさ。どれもに感激し、命の洗濯が出来、元気をいただきました。

私の番組をよく知る人は、「15年たったタカハシマリコじゃないとつくれない作品」とも。

先日28日には、YBS「やまなしプロデュース」で生中継。 3組の家族が朝からきてくださり、
子どもたちはとても緊張しながら、がんばっていた。 いい言葉を内側にもつ子どもたちは、
軽々しく言葉を発しない、ということなのかも、とこれまた知人の言。 ほんとにそうかもね。

〇日大芸術学部 講師700人?
ハイアットリージェンシー東京・・ に、700~800人ぐらいの講師陣が集まる。
そこではじめて認識したのは、「芸術教養課程」というのは、 今年からはじまる新しい課程だ、と
いうこと。 木村政司教授はじめ、だいぶご苦労されてそれが実現し、特に1年目の今はとても
期待に満ちているということ。 結構わくわく。
私をここにお誘いしてくれたオフィスマキナのまきなさんともいろいろお話して、勇気づけられたり、木村先生にご紹介いただいた数学者の桜井進さん、とは、互いに大盛り上がり。 対数が、「人の命をすくうために生まれた」というドラマを語る桜井さん。サイエンスナビゲーターと自らを呼ぶのは、スターナビゲーションがあったから。  「ベガ」の暦計算の話でも盛り上がり。 きっと今後も何か必ずありそう。

〇県立大 宇宙の科学 3年目
これまで後期にやってた授業を、今年は上記のために、県立大授業を前期に。さっそく月曜日が失われていくことのしんどさはあれどとりあえず4月のフレッシュな顔だちにこちらも元気をもらう。 前期は重なっている授業が多いから、少し減るかもといわれていたけど、今年も120名の履修。 一番履修者の多い授業らしい。
学生の授業評価シートというのがあり、その結果が講師に送られてくる。 去年のものは、5段階評価で、4.7あるのは「学習内容の提示の仕方に工夫がみられた」、「担当教員の情熱が感じられた」、平均以下なのは、「成績評価基準が明確に示された」、「学生が発言しやすい雰囲気をつくり、参加を促していた」。
毎回、出席表に書かれる質問には、何かしらレスしているんだけどねえ~ 
今年はとりあえず、発言させることにチャレンジするか、という感じ。
授業ごとにオプション質問というのができて、
「格段に空をみあげる機会が増えた」 そう思う 74% ややそう思う 24% 
「自分の人生に何かしらの影響をあたえた」 そう思う 41% ややそう思う 46%
ま、この程度か(笑) 

〇キャリア形成、山梨学
山梨大学のほうでも、授業が2つ。 理系女性のキャリア形成の1こま、山梨学の1こま。
キャリア形成・・・のほうは、4年生の男子学生のほうがむしろ質問してくれた感じで、授業のあと話をしてたら、今内定がきまっているところは、「とりあえず仕事はお金を稼ぐためとして」という感じだけど、今日の話を聞いたらちょっと考えてしまう、と。 考えよう~ とことん考えよう、と煽っておいた。

〇日食間近
2月終わりから、各教育委員会をまわり、その後は、山梨県内すべての校長会をみんなで分担してまわって、日食の話をしている。 その成果ありか? かなり、学校で観望会をやるというところが増えてきた。
こっちが予想してなかった質問などが先生からも、一般からもやってくる。
つい今日、府中在住の井上圭典さんからはがき。
なんと、あなたのご自宅からは、こうやって日食がみえます、というのを全部シミュレーションして、かけ方、その時間の経過、全部書いてあるはがき。 
いまや、いろんな天文ソフトでこういったシミュレーションは珍しくなくなっちゃったけど、彼がすごいのは
彼はすでに80近くて、かつ、この計算を全部自分でやってるってこと・・・。
井上さんとは、戦後の海上保安庁水路部で、ずっと暦計算をされてきた方。 あの「戦場に輝くベガ」に
深く感動してくださり、その後も、貴重な資料、データを次々に与えてくださった方。
しばらくご無沙汰してしまったが、これを機に会いにいきたくなる。

以下がそのはがき。

# by malicosmos_meme | 2012-05-02 03:26 | Comments(1)

semスキン用のアイコン01宙をみていのちを想う~永六輔・内藤いづみ対談semスキン用のアイコン02

  

2012年 04月 10日

愛宕山の桜は今が満開。武田神社に続く武田通り沿いの桜も、護国神社前の道から科学館にくる愛宕山の道も全部。

4月2日、3日は、memories~ほしにむすばれて の収録とMA。
http://www.facebook.com/memoriesyamanashi
引き続き、今週が据付で、いよいよ21日からオープンです。選定された方々18名へ
ご招待状をお送りし、その返信も集まっている最中。
谷川俊太郎さんにご挨拶いただき、選定された方々へ、絵本を手渡してもらう予定です。
一般投影の枠なので、(席に限りはありますが)どなたでもご覧いただけます。
それに向けて、サイトも更新しました。
http://www.memories-yamanashi.com/

さて、5日におこなわれた「宙をみていのちを想う」、嬉しい悲鳴の満席となり、事前にお断りさせていただいた方も多数、というほどの盛況。
永さんは、科学館に到着してまもなく、私を呼んでくださり、「被災地でたくさん親しい人を亡くした方の前で、「人はみんないずれ死ぬのだし、広い宇宙のことを思えばいいんだよ」という話をして、今日もそういう話をするけど、いいか」と。 ということからはじまって、しばし話をしてたら
「高橋さんとは気があう」とまわりの人に言ってくださったのを聞き、ちょっと嬉しくなり。
永さんが、ご自身の歌はあまり好きじゃない、というのを聞いていたので、おそるおそる「見上げてご覧夜の星を」を流しますけど、いいですか?と聞いたら、とりあえず許可してくださる。
プログラムは、最初の30分、私の「星の一生」をめぐる投影、その後、永さんと内藤さんの対談。
投影は、甲府からの20時の西の星空をみて、オリオン座を探し、オリオン領域での星の年齢の話。そこから、オリオン大星雲にはいりこんでいく全天ムービーとともに、星の誕生について。そのあとユニビューで太陽、そして地球。地球にいのちが生まれたその奇跡的な条件について語り、そのいのちの素になるものは、星の生成とそして死から生まれるということ。このいのちをはぐくんだ宇宙の全体を見ていくのに、いつものユニビュー。
BGMは、日の入り・オリオン大星雲・ユニビュー のシーンでそれぞれ小林真人さんの「祈り」「光の道」「希望の光」。
地球に戻ってきたのちに、満天の星空の中で、清田愛未さんに歌ってもらった「見上げてごらん夜の星を」。



その後の対談では、永さんがとてもお元気で、星の寿命の話から、被災地での話から、「横道それるけど」と救急車での笑い話から、何度も危ない目?にあいながら、しなやかに生きている永さんとそれを見守っている内藤さんの絶妙なコンビネーション。最後に、やはり星の中で、みなさんで「見上げてごらん・・」を歌いましょう、というのも、事前の打ち合わせではスタッフたちは「永さんがどう反応されるか」と心配していたけれど、実際にやったら、内藤先生が翌日に「自分の歌を歌うのが嫌いな永さんが歌うのを聞いた栄光をかみしめてます」と。
永さんにとっても、内藤先生にとっても、もちろん、あの場におられたみなさんにとって、素晴らしい時間であったことと願う。

アンケートでいただいた感想より。
・プラネタリウムもお話も素晴らしかったです。深い神秘的な世界の中で涙が流れて・・・生命を授かったことへの感謝が・・・魂の世界にひきこまれるひとときでした・とても楽しかったです。
・たくさん笑ってたくさん泣きました
・星と命をつなげて考えるのは子供の頃とてもこわかったけど、今は生きる助けになることがあるとわかりました
・笑いあり、涙あり、星あり、とても充実したひとときでした
・高橋さんの宇宙旅行のプラネタリウムがとてもすばらしかったです。学生の頃(大学時代)私たちは星のかけらだと教えてくださった先生のことも思い出しました。永さんと内藤先生のお話もすごく楽しくて心がとても軽くなりました。またぜひお二人の対談を聞きたいです
・非常にすがすがしい気持になりました
・すべてすばらしかったです。星を見ていきたいと思う、歌を歌えて楽しかった

内藤先生のサイトにもさっそくのってます。
http://www.naito-izumi.net/kiji/0030/201245_1.shtml#more
永さん、内藤先生、来ていただいたみなさま、YBSのみなさん、どうもありがとうございました!

この対談の様子は、5月26日YBSでオンエアの番組内で紹介される予定。
全国にもいくといいな。

# by malicosmos_meme | 2012-04-10 13:31 | Comments(0)

semスキン用のアイコン013月振り返り+15年振り返り?semスキン用のアイコン02

  

2012年 03月 28日

ふと気がつくと、まもなく、山梨にきて15年。 3歳から18歳までの埼玉、18歳から22歳までの
北海道、22歳から27歳までの愛知、そして山梨。 もっとも長くいる場所になる。 
山梨にきた当初、塩山に住んでいて、青空が広がるよく晴れた日は、朝、甲府方面の列車ではなく
勝沼まで一度いって、勝沼ぶどう郷駅からの南アルプスの眺めを楽しんだのちに出勤したり
してた。 駅からの帰り道、200mもあるかないうちに、星がたくさん見えてきて、覚えたての
星座をよく探した。 家の窓から、ちょうど中央線がトンネルからでてくる場面が、まるで
銀河鉄道だ、と、友達に手紙を書いたことがあった。 それから毎年、山梨に来なければ出逢えなかった
人たちに、一人ひとり出逢っていった。 
山梨にきてほんとによかったなあ・・ と、私を採用してくださった当時の学校教育課の方々に感謝。

さて、この3月。

〇「二人の銀河鉄道」をめぐって
遠方からのお客さま。 100万人を動員した「銀河鉄道の夜」のドーム映像を制作された
KAGAYAさん。 幼いころから、銀河鉄道に乗ってみたい、と夢を描いて、その作品を
つくることで、ある意味その夢を成し遂げたKAGAYAさん。 どんなふうに番組をみてくださる
かしらん、と心配だったけれど、絶賛してくださってとても嬉しかった。 賢治関係の人たちにも
ぜひみせたほうがいい、と。そして、花巻にプラネタリウムほしいですよね、と。その日のことが
KAGAYAさんのブログに。 
そして翌週には、番組制作の際にお世話になった岩手大の岡田先生。 盛岡に岩手大を
尋ねた際に、とても親切・丁寧に、構内やさまざまな資料を紹介してくださった。
岡田先生、なんとJICAのシニアボランティアで、ウルグアイへ。 その研修のために、
駒ヶ根にいた帰りによってくださった。 全国の賢治ファンにぜひ見せたい、と。

20日には、プラネタリウム音楽劇&おはなし「明野こども美術館の賢治祭」。
10年間、地域の人たちとともに、毎年手作りの賢治の物語の劇をやりつづけてきた
明野こども美術館。 館長の松崎さんも、出演する子どもたちも、音楽、音響その他
周辺のプロの方々も、サポートする運営委員さんも、これまでにない、珍しい舞台で
それができることをとても喜んで、ほんとにはりきって準備をしてくださっていた。
こちら側もプラネタリウムで劇をやるのは、考えてみるとはじめてだ。(プラネワークショップの
一場面、はあったけど)  
何かとすごい大変なことが多かったけど、実にいい空気に包まれた、いい時間だった。
「狼森と笊森、盗森」 やっぱり自然の前にあって謙虚にありたい、という思想がとても
伝わる作品。
劇の前の三上満さんのお話も素晴らしかった。 今、あらためて私たちが賢治と嘉内から
学びたいこと、完結に力強く、ほんとに心に響くお話だった。

つい先日には、元みえこどもの城の館長で、「みえプラネタリウム解説コンクール」を
はじめられた河原先生も、やはり「二人の銀河鉄道」をみに、はるばる三重から車で
いらしてくださった。 科学のことは、科学だけやっててもだめで、いろんな分野から
見ていかないと、とおっしゃるところに、きっと私の仕事にも共感してくださるんだろう。
奥様は、文学や朗読をされている方で、そんな方が、私の解説を「これまでいくつも聞いてきた
朗読やアナウンスとは全然違う、人間味あふれる解説」と評して?くださった。

〇プラネタリウムワークショップ「君の創った積み木に星が降る」
木楽舎の積み木おじさん。つい先日も山梨日日新聞に、大きく彼の活動の魅力が
のっていた。 かれこれ4年前ぐらい?に、ある夜の会合に出席する際に、その会の
主催者の方が、うちの子ども等のためだけに、積み木の場所をつくってくださって
そこで蒼太が積み木と積み木の「おにいさん」に夢中になったのが、出会いの最初。 
それ以外にもいずれは
出会うようになっていたのだろう、と思うのだけど、1年ほどまえに、プラネタリウムで
積み木やってみよう、きっと新しいアートの境地がみえてくるって話になり、
今回のことになった。 
積み木なので、圧倒的に小さい子ども連れの親子が多く、これまでのプラネワークとは
また全然違ったものに。 でも、完全に「親子」 ということで、最初に見せるプラネも
「親子でおしゃべりプラネ」というのを考えた。 何か星座の線を出して、そこで
親子で会話する。 何か「正しい」名前をいいあう必要もなく、何に見えるかとか
他にもどんなことでも。 これは、他にも使いたいなあ、と思った。
おしゃべりプラネタリウム。 
そして積み木をたくさんつくって、その上に星空を出すと、その街の親子がいったい
どんな会話をしているのかしらん、と物語りたくなる。
「おじさん」の包容力とともに、終始暖かな雰囲気で場がつくられる。
途中での出入りも多くあるかな、と心配していたが、なんのこれしき、小さい子たちも
ずっとやり続けていた。
街にオーロラが舞い降りたり、光とのコラボレも楽しみつつ。
プラネタリウムは、ほんとに「場」のありようとして、必ず暖かいものをつくってくれる。
「プラネタリウムの力」は、場をつくることそのものなんだろう。

〇卒業式
小学校の卒業式。 6年生と5年生が向き合っての呼びかけ、歌、
5年生が歌う「with you smile」は、卒業を祝う会のスライドショーを
つくったときに死ぬほどきいた歌(笑)。 最後に6年生が「この広い世界の
中で めぐりあえた ・・・」
というくだりで、声をあわせる。 なかなか感動的な演出。
蒼太はいたって平静、涙の一つも流さないけど、でも、仲良しの仲間たちと
嬉しそうにカメラに収まる様子に、この学校にいられてよかったなあ、と。
しかし・・体育館があまりに寒すぎ、その後、数日、風邪で苦しむことに。


〇Memories~ほしにむすばれて
789編の詩が寄せられ、そこから番組のために18作品、サイト上には59作品を
選定をし、11日にウェブサイト上で発表。 
その前日に応募してくださったみなさんには、メールで「明日発表します」と
お伝えしていたのに、サイトアップが夕方になったため、「まだですか?」との
問い合わせも多数。
電話で、わざわざ、すでに掲載されている詩に感動したことをお伝えくださる
方もいる。 
小林孝一さんの音楽録音は、八ヶ岳のふもとのROKUさんのスタジオで。
朝10時から0時ぐらいまで・・ 
映像もちゃくちゃくと仕上がり中。 来週にはナレーション録音。 
さて、どんないのちが吹き込まれてくるだろう。
http://www.memories-yamanashi.com/

〇来週にせまる「宙をみていのちを想う 永六輔&内藤いづみ対談」。
http://www.kagakukan.pref.yamanashi.jp/web/event.php?id=1027&year=2012&month=4
先日、ロケハンのために、ずっと永さんと撮り続けてきたYBSのディレクターの
荻野さんたち、内藤先生がいらして、打ち合わせ。
内藤先生いわく、永さんは、今世紀最大の天才の一人。  
その場になってみないとわからないことがいろいろ起きそう・・
こちらは、その日の特別プログラムとして、星の一生と私たちの関わりについて
30分解説する。 丁寧に・・ やりたい。
この日のために、清田愛未さんに、「見上げてごらん夜の星を」を収録してもらって
それをまる1曲、星空を眺めながら流したいと思っている。
一人でリハしてたら、涙がでる。 
きっと、今回のも、またとない貴重な時間になると思う。
たくさんの人にきてもらいたい。 まだ予約受け付けてます。

まもなく、まる15年。 これまでの仕事をきちんと整理しながら、あらたなフェーズに
向かっていきたい。

みなみの目標は、これらしい。「ものと人と人形」がならんでしまうところがどうかと
思うが・・

# by malicosmos_meme | 2012-03-28 05:36 | Comments(3)

semスキン用のアイコン013月11日の星空semスキン用のアイコン02

  

2012年 03月 12日

震災から1年。地球が太陽のまわりを1周する。誰にも止められないこの時間の流れ。
けれども、ほんとにあのときからずっと時が止まったままの人が、実に多くまだいらっしゃるんだなあ
と、新聞などをみながら、涙が出る。なんとも切ない。

3月11日2時46分は、科学館内も黙祷、シアターはちょうど上映開始時刻だったのでやはり同様に
シアター内でも黙祷。そのあとの投影では、3月11日の夜、被災地の上に広がっていた満天の星空を
みて、そこで人々が発した言葉を、少し紹介した。

3月11日の星空について、
友人からのメール、知人から新聞記事を教えてもらったり、ということをして、そんな状況にあって
満天の星空から感じえる「感動」がある、ということこそ、星空の本質的な力、と感じる。
3月29日の自分のブログ
http://malicosmos.exblog.jp/16115890/

先月、親しくさせていただいている小児科のお医者さん(元天文少年)が、ご自身で
集めておられたという、やはりその日の星空に関する記事をテキストにしたものを
送ってくださった。 それも紹介したい。

復興メッセージソング「明けない夜はないから」を製作した「プランニング開企画」の
ブログ4月12日の記事から。
「地震があったあの日あの夜、このままどうなってしまうんだろうと不安に思いながら
過ごしました。停電になっている中での激しい揺れ、いままでに感じたことのない恐怖と
不安な状態の中、夜空を見上げれば満天の輝く星。
こんなに大変な時なのに、思わず「星がきれい」と思ったことを覚えています。
人は、どんなに困難な状況の中でも、輝く星を見て「美しい」と感じる心が残っている
ものなんだなと自分でも驚きました。
その心が残っているうちは大丈夫かもしれないとも思いました。」

4月24日の読売新聞の記事から。
仙台で被災した伊集院静氏のコメント。
「・・・さまざまな光景が身体の中に入り込み過ぎて、やや混乱もしているが、
何度もよみがえるのは、3月11日夜のあの美しすぎるほどの星空である。地上の惨劇と
天上の美眺の相対は何を告げようとしていたのか・・・」

5月23日の朝日新聞の記事から。
宮城県名取市の閖上(ゆりあげ)地区で被災した名取市立閖上小学校6年菊地里帆子さんが
新任教員の歓迎会で児童を代表して行った挨拶。
「津波は渦を巻き、おおいかぶさってくるように閖上を消していきました。真っ暗な校舎の中
みんなではげましあいながら助けを待ちました。
・・・私たちはこれから、応援してくれる人への感謝を忘れず、精いっぱい生きていきます。
あの夜、真っ暗な空に輝いていた星たちのように、希望の星となるように」

6月23日の朝日新聞の記事から。
岩手県大槌町の自宅と山田町の職場を津波で流されて、宮城県花巻市東和町で避難生活を
送る坂本一也さんの言葉。
「今でも不思議ですが、震災当夜、職場の上司と眺めた星の美しさが脳裏に焼き付いています。
沿岸部はすべて破壊され、辺り一面が暗闇だったので、星の輝きに気づいたと思う。
悲しい輝きでした。」

追加
先日のつなぐ人フォーラムで、タカさんこと鈴木崇則さんが、お話してくれたこと。
3月30日読売新聞の記事から。
祖母寿美さんと高校1年生の阿部任さんが、震災から9日たって倒壊家屋から
救出されたというニュース。 任さんの絵画の先生が、「救助までの間どうしてたの」
という問いに、「夜空の星がきれいでした」と答えたという。その際の記事、ある
ブログから拝借・・


阿部任さん、今はどう過ごされているのだろう。会ってお話を聞いてみたい。

上記伊集院氏は、震災からしばらくたってからのラジオでも星空のことを話をしてて
そのときは、津波に流されながらもでも、この星空を見ていてくれたかもしれない、と
それが彼らの救いになっていたと思いたい、ということを話していた。

仙台市天文台でおこなわれている「東日本大震災から1年~星空とともに」では、
山梨からの星に託すメッセージをいろいろな方からあつめて送り、素敵に展示して
いただいた。 天文台のブログに掲載されている。

山梨日日新聞でそのことが扱われた記事には、もともとこちらでスタッフをやっていた
松下くんのコメントが載り、「直後は『星空を見ると地震や津波を思い出してつらい』との
声もあったが、今では『星空は暗闇を照らす希望の光』と話す人が増えた」と。

今回のメッセージなどの企画をやりとりしていた仙台市天文台の高橋博子さんも
同じようなことを言っていた。 そして3月11日におこなった特別投影では、
その日の星空を出してお話する、と。スタッフの中にもまだつらくて見られない
若モノもいるけれど・・と。 仙台市天文台のtwitterをみていると
見に行かれた方々の感想などものってます。

人が生きる、死ぬ、ことに関わって、星空は何ができるんだろう、と再び
あれこれ考えます。

# by malicosmos_meme | 2012-03-12 04:25 | Comments(3)

semスキン用のアイコン01つなぐ人フォーラムの3日間semスキン用のアイコン02

  

2012年 03月 04日

こちらは3日間の振り返り。3日間、と簡単にいっても、濃厚すぎるので、とりあえず
自分の領域のみになるけれど、ほんとに毎回、他にない貴重な集まりだな、と感じる。
今年は特に、その次に具体的に続いていきそうなものがあれこれと。 

「第4回つなぐ人フォーラム~それは何故つながったのか?」
プログラム内容はこちら。 

およそ90名ほど集まってきた人たちは、環境教育、博物館、街づくり、里山や農、
サイエンスコミュニケーション、エコツーリズム、学習塾経営、デザイナー、そして企業の
CSRの方々など、非常に多彩なメンバー。

2泊3日のフォーラムは、
     1日目に 10分プレゼン+全体会
     2日目に 45分ワークショップ+全体会
     3日目に 3時間ワークショップ+全体会
という構成をもっている。この構成は、とてもよくできていて、なるべく広く参加者のことを知り、
2日目で興味の対象を少し深め、3日目には、自分の思うような企画ワークショップを開催したり、
じっくり深めていくことができるような構造になっている。

1日目のプレゼン、同じ部屋で3つのプレゼンが並行する! ふつうあまり考えない感じが
するけど、部屋の移動時間の無駄がないし、同時に気になるものをちょっとずつつまみぐいも
できる。私は「宙をみていのちを想う」 と言うタイトルで(実にこのタイトル、2010年に
ホスピス医の内藤いづみさんとのコラボレイベントでいただいてから、自分の発表にも、
講演会タイトルにも、そしてまた次のイベントにも・・たくさん使わせてもらっている)、
ケアの現場と宇宙をつなぐことの意味や、語り部の実践とユニバーサルデザイン絵本の話を
させてもらった。 フィードバックシートというのがあり、発表を聞いてくれた人が、その感想や
質問・コメントなどを、紙にかいてポスティングする。 それをあとでいただけるので、その人と
また次にコミュニケーションするきっかけとなる。いただいたコメントをいくつか紹介。
「星を見上げる意味などあまり考えたことがなかった。言葉にしてもらうと、なるほどと
思う。」「宇宙のことを考えると僕は怖いですね。 確かに星は全てをつなぐと思います」
「言われてみれば、星といのち、自分の中でもほんとうに近いと感じました。科学館の学芸員の
方が、専門の見地をもって、こういった視点から語ってくださるのはとてもすてきなことだと
思いました」「わかりそうで、まだわからない!」「生きるヒントもらった気がします」
翌日の山日新聞、たまたま私がプレゼンしているところが・・

その日の夜の全体会は、「それは何故つながったのか?」というテーマ。
これまで、あまり「直面」することを避けてきた?感もある、「つなぐ」「つながる」とはいったい
何なのか?? という問題。 それを今回は少し深めてみたら、という話が実行委員会で出て
具体的にやったのは、各実行委員がそれぞれの「つなぐ事例」を出し、それを実行委員の
梅崎さん中西さんが「解析」してくださった。 実行委員会で、その途中経過について
報告がでて議論されるその場は、とてもエキサイティング。 自分なりの「発見」がいろいろ
あった。 あがってきた「つなぐ上でのポイント」を
「関係性づくり」「行為のデザイン」「場の運営スタイル」「コミュニティ」という4つと、
「全体を通じて留意すること」「事前」「事中」「事後」の4つの
8象限にわけて概観する表が配られた上で、周辺の5人ぐらいと、「つなぐ」上で、
キーワードになること、をあげ、それを、白紙の8象限の上にはっていくということが
この全体会の着地点。 しかし、どうもしっくりこない感が・・・
実行委員の川廷さんが、「今回分類されたものは、主催者・運営者としての視点で
カテゴライズされているのに対し、今、みんなが話をしていたのは、参加者視点という
違いがあるから、かみ合わないのでは?」と意見。 なるほど・・そういうことか。
しっくりこない感があったものの、この回は、実に3日目のワークショップにおおきな
つながりを残していってくれた。

日中、清里はずっと冷たい霧の中だったのが、真夜中に露天風呂からみると
すごい星! 湯気が少々邪魔(汗)だったけど、ついそこで星空解説。そのときは
相手が一人だったのだけど、聞くと、その方が翌日には、また別の人にそれを
伝えていた、という。嬉しい連鎖。
やっぱり、露天風呂で星空解説・・ 事業で実現したいなあ。

2日目は45分間の日。 45分間というネーミングは、西村さんによるもの。
6時限の時間帯に、それぞれ5コマ並行するので、全部で30種類。
朝の全体会で、それぞれの枠で何をやるのか、30秒ずつでプレゼンされ、
それを聞いてみんなが「サインアップ」する。 実にうまくわかれていく。
1限目、今年実行委員に入られた、臼井ちかさん(チカソシキ、という実に魅力的な屋号で、子どものワークショップなどを主催)に
誘われ、「こどもと宇宙をつなぐワークショップを考えよう」という45分間を一緒におこなった。
アーティストの視点で、うつくしい入場券をつくってくださり、座席もそれに導かれてはじまる。
最初に「宇宙旅行」にみんなを連れていき、たとえばプラネタリウムの中で、どんなワークショップ
やってみたい?ということや、宇宙旅行の感想などをみんなから聞く。 
私がもっとも「もらい!」(笑)と思ったのは、プラネタリウムの中で、寝転んで「糸電話」。
これ、実にいい。 すぐにでも実践してみよう、と思ったり。
ちかさんの提案は、「プラネタリウムで一晩おとまり」。そのときに、どんな食事?どんなふうに
寝る?ということだけでもいろいろ想像が広がる。 実際に、実現しよう。


それに続く2限目。 私が実施者となり、去年、西村さんがやっていた「この人に会おう」シリーズを
踏襲させていただく。会う人は、山中湖で「ホトリニテ」という宿を経営している高村直喜さん
たぶん、高村さんを知っている人はほとんどいなかったはずだけど、30人以上の人が集まる。
彼が一声かけると180人、宿に集まってくる、っていうのにひかれたのか? 
彼から15分ほど、「こんなことやってます」という紹介、その後、隣の人と5分ほど、その話を
うけて感じたことを話してもらい、そのあと全体でそれらを共有。
その中で、高村くんが、「つなぐ人フォーラムって名前のところで、こういうこと言うのは
何だけど、つなぐ、って意味がよくわかんないんですよね」 という発言。 そこから、
予想外に、面白い展開! 彼が誰かと関わるとき、なるべくフラットでいたい、というその
スタンスから、あれこれ意見が交わされ。 「人間・この不可思議なもの」に
ものすごい興味をもつ高村くんは、それぞれのあり方や生き様をありのまま見てみたい
という欲求のもと、いろんな人たちの刺激になる場を提供していて、結果、それで
人をつないだ(たとえば、誰かと誰かが何かあらたなものを
生み出す結果となった)ことになったとしても、それは彼の目的というわけではなかった、
という状態、なのかなあ、と私は納得。 参加者のみなさんには、あらためて、「つなぐ」って
何??ということを自問してもらえる時間になったのかも。
それに続く時間はお昼ご飯だったので、その間も実に盛り上がり、最終的にはきてくださった
みなさんはとても満足していたようなので、実施者としてもとりあえずほっとしたのでした。

何故か彼は正座をして(笑)る。 高村くんのブログにも掲載されているのが面白い。

それ以降は、一参加者として気軽に。企業に変革もたらすワークショップをやっている中西紹一さんの「つなぐ場をデザインする3 課題に近づける」、山梨県都留で「援農日」という、「自分の農的暮らしを誰かと共有する」という面白いことやっている加藤大吾さんによる「生態系の中で生きるという選択肢」、時の人・広瀬敏通さんによる「RQ市民災害支援センターという革新の意味」に参加。
全部説明しているとこれまた大変すぎて・・ しかし、どれもこれも、次につながるキーワードがいっぱい。

この日の夜の時間帯は、実行委員主催の時間の一つとして、観望会を開催・・ ところが! おかしい。
完全に曇天。 しかも超寒い。 ということで、完全に1時間以上、まるまる「宇宙旅行」の時間となりました。
星空インタープリターのタカさんこと、鈴木崇則さんが、宇宙船のアテンダントになり、ハッチが閉まって
みんな興奮!(笑) ユニビューをつかって、あれこれ旅をする。 いちいちみんな、「お~!」といって
喜んでくれるので、ついついしゃべりすぎ。 みなさんの思い出の星空・・とかやっている時間がまったく
なくなってしまった。 後日、「宇宙行ったのがもうすごく印象的!」と言ってくれた人が多く、なにも
このフォーラムでやらなくてもいいのだけど、でもやってよかった~という感じ。
これを見てくれた人からのオファーで、またあらたに出かけていく場所も決まり!


その後、飲み会中、川廷さんに「星でてる~」といきなり呼ばれ、西の空が晴れてきたところを
みて、プチ解説。 しかし、数分といられない寒さであった。

3日目は、参加者自身が提案するワークショップをじっくり3時間やるというスタイル。
そのワークショップ提案は2日目の夜までに提案、サインアップする。
1日目の飲み会で、10年ぶりぐらいにお会いした、サイエンスカクテルの小寺さんと
全体会で、つながった「事後」があまり語られないという話をうけて、「つづいたこと、
つづかなかったこと」をテーマに話すのはどう?という話がでたことと、
中西さんが、やはり1日目の全体会の??の続きをやりたいという話がうまくつながって
それらを統合したワークショップが。
これが実に充実した3時間! 
継続している、あるいは継続するかもしれない、という「つなぐ事例」について、
私が「星の語り部」のこと、そして、Jpowerの藤木さんが、企業と大学生と一般市民が構成する
「エコエネカフェ」の実践の話を、それから、森林文化アカデミーの小林謙一さんが、岐阜県郡上の
一地域でおきている「ふるさと郡上会」、そして、広瀬さんの「RQ」。 この4つの事例が実に
似たようなキーワードを持っていることにみんなが気がつく。
広瀬さんが、前日に「RQ的なもの」として、RQをささえていたことがらをキーワードにしてくれて
いた。それは、一言でいうと「アメーバー型組織」。 つねに動きがあり、それぞれが自立して
動ける運動体。 そこには、「情報の共有・・自律、自発」 「受容」 「ポジティブ運動」 「ルールは
最小」「不公平の実践」という言葉が並べられた。 情報の共有には、課題の共有という大きな
意味も含まれていると思う。 そこに、私が「共有の風景」というキーワードも提示。
「RQ的なものは、このような震災という非常事態でなくても、日常的なときにも実現可能か?」という
のは、私の中でも大きなテーマだった。 それに対して、郡上の小林さんは、「可能、ということが
ふるさと郡上会の実践をみているとわかる」との発言。みんなの課題は、「住み続けたいと思う
ふるさとをつくること」の一つ。それのために何をやってもいい、みんながそれぞれやりたいことを
まわりが協力しながらやるという姿。 
アメーバー型と、ピラミッド型。 現在の日本の構造は、ほとんどがピラミッド型であるけれども、
やはり一人ひとりが十分に自己実現する社会ってアメーバー型なんじゃないの? と思う。
けれどもおそらく、二者択一というのはありえず、これらが、同じ組織でもあるときはピラミッド、
あるときはアメーバーということが必要なのでは、とか、ピラミッド型企業でも、ワークショップで
アメーバー型を持ち込むと、そこで変革がおきるときもある、という話や。
また、星の語り部のように、家庭、職場、のどちらでもない、居場所としての場として考えると
それがアメーバー型であることで、社会はもう少し動いていくかもしれない、という予感も。
ある意味、それがNPOだったり、ボランティア活動だったり・・そういう自己実現の場を
求めている人は実に多い。 
「共通の課題を持ち、共有の風景がもてれば、そこには持続可能なアメーバ-型
組織が存在するかも」 というのが、自分なりに大いに納得した点。
こういうことにいきつくのに、この3時間内で、すごいダイナミズムがおきて、実に面白かった。
梅崎さんのブログにそのときのホワイトボードの一部が。

最後の全体会では、印象に残ったことなどを共有しつつ、その後、立食パーティー。
とにかく清泉寮は食事がものすごくおいしい、温泉もある、自然環境にめぐまれて、ほんとに
贅沢な場所。

その後、実行委員会の反省会に半分でて、さらにさらに、希望のあった11名をつれて、
科学館のプラネタリウムへ。 京都や滋賀・・と遠方からきてくださった方まできてくださって
ユニビューや番組をみていただく。 そして夕方外にでると、水星、金星、木星、月!
その中にいらした牧野さんによる写真が彼女のfacebookに。
素晴らしい感動をもう少ししみじみ感じていたかったのだけど、私は早々に、みなみを迎えに
去ってしまったのでした。 
とにかく充実した3日間。 
フォーラムで出会えたみなさん、ありがとうございました!



# by malicosmos_meme | 2012-03-04 05:22 | Comments(0)

semスキン用のアイコン012月振り返り+1年間振り返り+4〇年間振り返り?semスキン用のアイコン02

  

2012年 03月 01日

地球がまた太陽のまわりを1周まわって、一つ年をとった。誕生日。
今夜は大雪予報が出ていて、ひそかにたくさん降ってくれるといいなあ、と
思ったりしている。 私が生まれた朝は、東京が大雪で大騒ぎになった日だそうだ。
だから私の雪好きも仕方のないこと。 今年は29日まであって、とてもお得な感じで、
自分の誕生日を勝手に延長して考える。

2月もまた、あわただしくにぎやかに過ぎつつある。 誕生日が、月末で
年度末にも近いのはいいことだ(笑)。 振り返りにとても適している。
しかし、今回は、この3日間の濃い~「つなぐ人フォーラム」の振り返りも書いて
おきたいし、1か月分もあるし、そしてこの1年も、ほんとはこの42年間も・・。
と果てしがない。

とりあえずこの1ヶ月。

〇星つむぎの村 アルリ舎でのイベント
ライブ!オーロラの古賀さんを呼び、八ヶ岳周辺の方々をはじめ、覚さんや覚さんの
お友達も一緒に、オーロラを堪能してしまった。 せまいアルリ舎が20人以上でいっぱいに。
来年につなげたい!と切望中。 ホンモノやろう、ホンモノ。

〇Memories~ほしにむすばれて 公募締め切り
http://www.memories-yamanashi.com/
短期間の公募だったにも関わらず、全国より789作品が集まる。感謝感激・・
その中身も素晴らしい・・。 番組は、基本的に谷川さんの言葉に重ね合わせる
ようにしていくつくりになるため、使わせてもらえる詩は、ほんとにわずかに
なってしまうけど・・ それとは別に詩集つくりたいぐらい。 なんとかしたいなあ、と。
とりあえずは、番組! その後、すごい勢いで何度もたくさんの詩をよみながら
シナリオを「編んで」いく。 ほんとに今回は「編み」作業。
3月上旬には、発表します! 乞うご期待。

〇大学生のレポート
プラネのシナリオか、上記memoriesの詩か、の選択性のレポートにしたら
詩のほうが圧倒的に多かった・・ 当たり前か(汗)。 
でも中には、両方出す熱心な学生もいるし、短い詩の中にも、今回の講義で
印象に残ったことがちゃんと組み込まれている学生も多く。 番組に選ばれ
そうなのもあるし! 
最後の授業で行う「学生評価」のマークシートには、2つだけ授業ごとの
オプション質問を入れることができ、それに「星を見上げることが増えたか」
「自身の人生に何かしらの影響を与えるような(予感含む)ことがあったか」
の2つを聞いた。 ちょっと結果を楽しみにすることにしよう。

〇笛吹市生涯学習課主催イベント 「星のつながり いのちのつながり ワークショップ」
去年3月下旬に企画していて、震災の影響にて中止になっていたイベントの
リベンジ。 星の語り部メンバーが10名ほど集まり、「星つむぎの歌」「絵本よみきかせ」
(大型紙芝居つき)、星博士のクイズ!、移動プラネ、工作3種(早見盤、惑星モビール、
地球ごま)、最後は宇宙旅行、となかなか盛りだくさんの2時間。 第一部がそれで
夕方から晴れ渡った空で観望会。 すごい寒かったけど、人工衛星が次々にみられて
ついでに流れ星もみて、もちろん、木星などもいろいろみて。 
主催した生涯学習課のイベントのボランティア?さんたちも、すごく喜んでくれたし、
親子づれもとても熱心で楽しいひと時でした。
語り部ウェブサイトにも近々アップ予定。

〇生誕50周年記念パーティー
星の語り部ゴットファーザー跡部さんの生誕50周年記念パーティーに、およそ30名が集結。
ピアノの小林真人さんと、パーカッションの山本晶子さんも、そして覚さんも。 久々に会う顔も
頼りになる仲間の顔も・・  来られなかった人も心温まるメッセージやプレゼント。そのおかげで
こちらがすっかり温まってしまった。
ところで、真人さんとあっこちゃんによる「希望の光」と宇宙旅行を組み合わせたショウは一つの
定番になりつつあるのだけど、彼らがまた他の人たちと一緒になって、また全然違う味わいの
希望の光をいろいろやっているんだなあ!と。
you tube のこちらこちら 

〇卒業を祝う会
息子の学校でのPTA主催の「卒業を祝う会」。 1年生から6年生まで、各学年でうたってきた
合唱をバックに、写真をはりつけ、その年毎の星や宇宙ニュースから6年間を振り返る
スライドショー。 彼らが生まれた年に、木星と土星はだいぶ接近(ついでに火星も)、それが
再び出会うのは20年後、つまり彼らの成人式の年がふたたび接近の年になる。 そんな
ことをメッセージにして。 そして、2週続けて、真人さん&晶子さんに来ていただくという無茶ぶり・・。
お二人には、入場から合唱から、希望の光から、BGMから・・・ ずっと演奏してもらった。
ほんとにどうもありがとうございます!
このイベントの日の午前中は、学校の全校生徒が集まってやる「6年生を送る会」。
そこで、「将来の夢」をみんなの前で発表するのが、恒例になっているようなのだが
蒼太は、「科学館みたいなところで働いて、子どもたちを喜ばれる仕事がしたいです」と
言ったようである。 自分を振り返れば、それはおそらくドラスティックに変わっていく
のだろうなあ、とも思うけど、今の私にはホッとさせてくれる一言。

〇書くこと
ちょうど今月に、こちらが少し文章を書いたものが2つ発刊。
・童心社「母のひろば」 において、「星を見上げる意味を体と心で」
東洋館出版「理科の教育」において、「社会教育施設がつなぐ学校と社会」
・母のひろば、のほうは、巻頭は、なんと荒井良二さん! 自分の文章に、
みなみが去年学校で描いて、県特選もらった絵(月の上でグーグーグー)を
挿入してもらった。



〇第4回つなぐ人フォーラム
4回目にして、もっともあれこれやったおかげもあって、すごくいい3日間。 
わすれないうちに、ちゃんと記録するぞ~と思っているのだが。
今日、まだこの続きができるかなあ。。

〇誕生日
今年の頭からfacebook登録して、まずはMemoriesの広報のつもりでやりはじめたのだけど
なんかうまい仕組みになっているからか、すごいたくさんの人が「お誕生日おめでとう!」と
いってくれて、ちょっと嬉しい。 
星野道夫の年まであと1年。 彼がなくなったころから、ずっとこの年を意識してきたのかも
しれない。 選び取り、捨てて、新しい第一歩へ、の1年になるように。
詩人の寮美千子さんがメッセージしてくれた「真理子さんが動くとそれだけ世界がすてきな
場所になる」という言葉、ああほんとにそうやって生きられたらいいなあ、とつくづくしみじみ。

# by malicosmos_meme | 2012-03-01 05:31 | Comments(5)

semスキン用のアイコン011月振り返りsemスキン用のアイコン02

  

2012年 02月 02日

あー2月になっちゃった。ただものじゃない、このはやさ。
それでも、すごくいろんな楽しいことや嬉しいことが盛りだくさんだった。 いつもまとめて・・になって、
感動が上書きされて、ほんとにもったいない。

〇星の語り部&ゼロキッズ 合宿
毎年、川崎市八ヶ岳少年自然の家にお世話になっている。 
今回は、東京でこどもたちの表現活動を中心に素晴らしい活動をしているゼロキッズの
みなさんとの交流会のような感じで開催。
夜も最終的には雲がでてきてしまったものの、若宮先生のお話のあとにしばらく満天の星と
望遠鏡で眺めるさまざまな星を堪能でき、2日目は、丸尾めぐみさんによる、「星や宇宙を
音で表現しよう!」ワークショップ。 ゼロキッズの子どもたちはさすが!
短時間のワークで、すごく面白いものができあがっていました。
写真やメンバーの報告などはこちらから。

〇「みんなつながっている~星と音楽と私たち」 with 小林真人&山本晶子 猿橋小学校
2010年10月にもお邪魔した猿橋小学校。 校長先生の感性素晴らしく、またそこに集う
先生や生徒たちも素晴らしく・・
非常に「開放的」につくられた体育館を暗くするのは、相当至難の業だったと思いますが、
暗くしてもらっての音楽&お話。 イメージを音楽にする楽しさを、真人さんは、子どもたちの
運動会の印象をきいて、その場で、「大玉ころがし、玉いれ、リレーで負けちゃった、けど
とても楽しい運動会だった!」というのを音楽に。それに目を丸くしてた子どもたちがたくさんいた。
後日、速攻で届いた、子どもたち300枚の感想文と、校長先生が書かれた「学校だより」の
素晴らしいこと。ほんとに大感謝。 それらをまた追って、紹介したい。

〇プラネタリウム・ワークショップ「からだの宇宙をよびさまそう」
ジャワ舞踊の佐久間新さん。 何がおきるのか? 主催者の私もよくわからないままやって
いたけど、何も心配はいらず、これまたとてもいい時間をすごした。
これも、星の語り部ウェブサイトにレポート掲載予定!
最初のほうで、プラネの星をゆっくり日周して、朝がくるまで15分ぐらい?
ひたすら音なしで、見る場所は好きに選んでいいよ、ということで、時間をすごしてもらった。
ワークショップははじめてだが、これまでなんどかプラネにきたことがある、という
女性は、「何の音もなく、星がこんなに見られて幸せ。 子どものころのキャンプのこととか
すごくたくさん思い出した。ふだんは、解説されちゃうから、こんなに考えたのははじめて」。
なるほど、ほんとにプラネの真髄かも。
佐久間さんが連れていらした方々との今後の展開もなんだかとても楽しみに。
これも合宿同様、語り部サイトのここに写真と感想をアップ。

〇山梨プラネタリウムフェスティバル2011
インフルエンザは大流行、加えて、その朝に山梨で結構大きな地震・・
こりゃ、お客さん少ないかなあ、と思ったのもなんのその、ほぼ毎回満員御礼の盛況にて
ほっとした。 こうやってほんとに楽しみにきてくださる方々がいるのは、とてもありがたい。
先週、ワークショップに千葉からいらしたインド音楽の寺原さんご夫妻、なんと
また「週末は山梨」をしてくださって、たっぷりご覧になって、「もうめちゃくちゃきて、
ほんとによかった!」と、とても喜んでくださり。
「二人の銀河鉄道」を目指していらした、「賢治講座」ツアーのみなさん。 賢治研究者の
三上満さん率いるツアーの方々で、これまた番組に大感激してくださった様子。
その夜、制作裏話をさせていただく時間をもらったことで、それぞれに感想をきけて
ありがたや・・ 制作者冥利につきます、ということばかりだった。

〇県立大授業
後期の授業が30日で最終。 残るは、140人のレポート! 
こんなに人数いるのに、「プラネタリウムのシナリオ」を課している自分もどうかと思うが・・
福祉や看護に携わろうとしている彼らに、少しでも星や宇宙を知る深遠さが伝えられたかなあ。


<<以下告知>>
〇Memories-ほしにむすばれて  「あなたの宇宙のドラマを詩にしてください」
http://www.memories-yamanashi.com/

すでに、facebookやtwitter、また県内メディアでは、そこそこ?(まだまだ)告知
されていて、応募作品も続々!届き中。 ほんとに人生が見え隠れします。
谷川俊太郎さんからのメッセージがとても嬉しいので、ぜひ読んでください。
上記サイトの「谷川さんからメッセージが届きました」のところをクリック。
締め切りは2月14日。

〇ライブ!オーロラ in アルリ舎
2月5日(日) 17:00~
アルリ舎に、ライブ!オーロラ主宰の古賀さんにきていただいて、
トーク&オーロラ生中継、特に八ヶ岳周辺の方々に来ていただきたいなあ、と
思ってます。
アルリ舎は、
http://hoshinokataribe.main.jp/hoshitsumugi/index.php?arurisha

〇第4回つなぐ人フォーラム「なぜそれはつながったのか?」
http://www.keep.or.jp/ja/foresters_school/experience/tsunagu/
人と人、人と自然、地域と自然など、多種多彩なつながりから、
新しい価値やアクションが生まれた現場に携わった人は、
つなぐ人フォーラムにおいても数多くいます。
ただし「つながり」がどのようにして生み出され、
カタチになったのかを振り返る機会は、決して多いとは言えません。

 東日本大震災とその復興においても、数多くのつながりが、
様々な成果を現在進行形で生み出しています。
このような時だからこそ、私たちは「なぜ、それはつながったのか?」を振り返り、
問い直し、そこに潜むダイナミズムを共有すべきではないでしょうか。
豊かな「つながり」を生み出すためにも、それをふりかえる技術と、
それを学び合える機会が必要なのだと、つなぐ人フォーラムは考えています。

 そこで今回のテーマは「なぜ、それはつながったのか?」。
 この一年の〝つながり〟をふりかえる3日間を通じて、これからの「つなぐ人」像や
「つながり」を生み出す力学を明らかにしたいと考えております。

 今年なんらかの活動現場に身を投じた方も、その機会を得なかった方も、
そして今後何らかの機会を得ようとしている人も、第4回つなぐ人フォーラムに、是非足を運んでみて下さい。


告知ここまで。
-----------------------
1年のうちでもっとも大事な2月。
6年の蒼太の学校での卒業を祝う会も・・・ 保護者からの出し物に相当する30分を
一手に引き受け、スライドショーを徹夜状態で制作中。
学校や子どものことに十分コミットできなかった罪滅ぼしのつもり・・・。

しかしますます罪を感じさせるのは、先日のみなみの手紙。

# by malicosmos_meme | 2012-02-02 05:35 | Comments(7)

semスキン用のアイコン012012年semスキン用のアイコン02

  

2012年 01月 01日

2012年がやってきました。時間は直線のように進んでいるようで、円のようにめぐってくる。
1年という絶妙な時間単位で生きていける地球人は、とても恵まれているような気がする。

今年1~4月にかけてお知らせしたいものが実にたくさん。 
もしかして、お正月だと何でも前向きな感じで、その勢いで来てくれる人がいないかしらん、
なんて思ったりして。
だからということではないのだけれど、いろいろイベントの整理を。(こちら主催じゃないけど
お誘いしたいものも)

〇1月5日 科学館で餅つきあります。13時ぐらいにいらっしゃるとありつけると思います。
〇1月14・15日 星の語り部合宿  
  床暖房つきで満天の星を楽しむ、いろんな人と星を見上げる意味を共有する、
  星や宇宙を音や言葉で表現してみる  そんな集まり。 オープンに興味あるかたには
  ぜひ、と思ってます。
〇1月18日 猿橋小にて小林真人さんとコラボレライブさせてもらいます~。
〇1月21日(土) 18:00~20:30 プラネタリウム・ワークショップ「からだの宇宙をよびさまそう」
  ぜったいに面白いと思うこれ。 
  http://www.kagakukan.pref.yamanashi.jp/web/event.php?id=982&year=2012&month=1
〇1月28日(土)、29日(日) 第8回山梨プラネタリウムフェスティバル2012
  1日で5回おいしいプラネタリウムフェスティバル。 あれ、まだサイトがなかった。ちらしはあるのです。
  また近々アップします。 リクエスト番組やゲストライブや、オーロラ時間というたっぷりオーロラばっかりの
時間もあります。
〇2月5日(日) アルリ舎 にて、ライブ!オーロラ 計画中。 詳細はまた後日
〇2月11日(土)、12日(日) 新天文手話講座
去年、ワークショップできていただいた「たつのおとし子星の会」の飯塚さんたちがやっていらっしゃる
講座。 天文手話、実に、奥深く、クリエイティブな作業です。 語り部でぜひ歌って、といわれてます。
http://www16.ocn.ne.jp/~chyoten/
〇2月18日(土) 大人のためのプラネタリウム 「オーロラ」 17:15~
要望多き、ライブ!オーロラの変わり・・ではないのだけど、これもたっぷりオーロラにする予定。
〇2月19日(日) 星の語り部presents  「星のつながり いのちのつながり」 
笛吹市生涯学習課とのコラボレで、実施。
〇2月25日(土)~27日(月) 第4回つなぐ人フォーラム「なぜ、それはつながったのか?」~この一年の〝つながり〟をふりかえる3日間~
募集開始しました。 今回はますます実り多い会になること間違いなしです。
http://www.keep.or.jp/ja/foresters_school/2011/09/19001162.html

〇3月17日(土) プラネタリウム・ワークショップ 積み木と星のコラボレーション!
〇3月20日(祝) 星と音楽と語りの夕べ  明野こども美術館の賢治祭がプラネタリウムで再現されます!

加えて、今は、4月からのプラネ番組を担当。
しかも、あることを、また多くの方々から「公募」して、それを編んで番組にします!
その公募のこともまたお知らせでき次第・・ ぜひ多くの方に関わっていただければと思っています。


2011年のカウントダウンは、2012年のカウントアップ(?)にかわったけれど、私的には、
2013年の誕生日に43歳になる。それまでのカウントダウンが、ほんとに日々、刻まれていて
それについて考えない日はない。
それをますます深く考えされてくれる「できごと」が、先日あって、ますます考え中。
そうやって悩んで決断する年なんだろう、きっと。。。 きっと、「今」だ。 と感じさせる何かがある。

# by malicosmos_meme | 2012-01-01 03:26 | Comments(0)

semスキン用のアイコン01いのち・幸福をめぐってsemスキン用のアイコン02

  

2011年 12月 21日

今月24日(もうすぐ!)に行われる、星空クリスマスコンサート「讃・二人の銀河鉄道」(ちなみに、現在も絶賛募集中)の準備をしていて、保阪嘉内の文章にあらためて触れなおす。
まだきちんと活字化されて、表にでていない文章の一つに「吾等の最大幸福は何なるか」というのがある。嘉内19歳のとき、つまり大正4年に書かれた文章。そこには、科学が進み、文明が発達して、私たちはどんどん物質的なものばかり求めているが、物質で満たされた生活がほんとうに幸福というのか? 自分は違うと思う、精神的に満たされてこそ人間の幸福はある、という主旨の文章である。 嘉内は、今の日本をみて、いったい何を思うのか・・。さらには、甲斐駒が岳の山頂にのぼり、午前2時に、燦燦とふりそそぐ月の光とそれに照らされる雲海を長めながら、「人生は短いみじかい。この短い人生を如何にすごすか」と切に感じたということも書かれていて、なんともいえない気分になる。まったく同感。

今月上旬に、森のイスキアの佐藤初女さんをお呼びした「第1回 内藤いづみのホスピスの学校」が清里のROCKでひらかれ、出席した。初女さんには、「なま」で一度お会いしておきたかった。
「みんながちょっとずつ、面倒くさい、面倒くさい、ということが重なって、どんどん便利なものばかりがあって、今の地球はこんなになってしまった」 すべてのいのちに丁寧に向き合っている初女さん。もう90になるけど、内側から輝くというのはこういうことを言うんだろう。親に「あなたなんていなければよかった」といわれ続けてきた女性が、ようやくみつけた「実家」がイスキアだった。そんな人たちがイスキアにはたくさんくる。 けれど、たくさん重いものをもって尋ねてくる多くの人たちに、一人ひとり向き合いながら、彼女自身はどう浄化していくのだろう、とやはり不思議でもある。すべて自然によって清められるんだろうか。
内藤さんのファシリテーションも素晴らしく、「一つひとつでも」「ちょっとずつでも」 丁寧に生きていこう、とまたあらためて思わせてくれた日。

その前日、「ひまわりママ」で知られている松村聖子さんの告別式が、ROCKから程近い、清里アンデレ教会で行われ、出席させていただいた。11年間の闘病生活の末の、39歳での旅立ち。 「つらくなかったといえばうそになるけど、不幸だったか、といえば、とても幸せだった」とご主人のまことさんの挨拶。 ほんとに「あらたな旅立ち」にとても相応しい、素晴らしい会だった。 
こんなふうに長く、家族全体が「死」と向き合ってすごせることと、その朝まで元気だった人がまったく予期せず突然の別れがやってくることと・・さまざまな生死に思いをめぐらしつつ、星野道夫の言葉を再びおもう。
「かけがえのない者の死は、多くの場合、残された者にあるパワーを与えてゆく。」 

それよりもう少し前の11月末、いつ天国にいくかわからない人たちばかりだから、はやければ早いほど嬉しい、といわれた、認知症の高齢者の方々のいる施設で、宇宙の話をさせてもらった。 窓のない地下の部屋だったので、真っ暗にできて、しかも白い壁がきれいなところだったので、プロジェクター一つで、宇宙に入り込むのにたやすい場所であった。 音楽をかけたり、富士山の写真があったり、そしてもちろん宇宙全体の中の私たちの存在の話、1時間近く、聞き入ってくださった。私を呼んでくださったMさんによると、「あんなに長い時間集中してみてくれるなんてスゴイ!」と。 また「利用者の方々はもちろんだけど、職員にとってもあんな贅沢な時間はそうないです。幸せでした」とおっしゃっていただいた。

それの翌週は、星の語り部メンバーの結婚式。 ほんとに青く澄み切った空に、最期の紅葉がどこまでも美しい山の中にある合掌づくりの料亭。 幼なじみから、近所のおじさん、おばさんから、それぞれの年代の友達、そして今・・二人がこれまでどれだけ周囲を愛し、愛されていたかがとても伝わってくる、これまた大変素晴らしい会だった。

さらにその翌週は、千葉市科学館で行われた「科学教育ボランティア大会」へ。館からも職員・ボランティア大勢で。 星の語り部の話や、ライトダウンの話を跡部さんがしゃべった分科会にて、天プラの高梨くんが、「科学は人を幸せにするか」という視点にたって科学コミュニケーションを語りたい、という話をしていた。
今、何が幸せかというのは、とにかく多様化しており、でもその多様化でありながら、やはり「自己実現」は、必ず何かしら一人ひとりへの幸せに不可欠なものであり、それを共有したり、受け入れたりしてくれる場所が必要・・。ということを考えると、その多様な自己実現を受け入れつつ、活動したりする場(必ずしも物理的な場所でなくても)というのをどうつくっていくか、というところにいきつくのではと感じたりする。幸福のあり方は多様しても、そこの芯にある「よりよくいきたい」という願いはきっと誰もが持ち、共有できることなのだろう。しかし、そういう共有の場はどう生まれるのか? それは星の語り部を振り返っても、それが何か一般化できる問題ではないということに気がつく。一般化する必要もないだろうけど、でもこれが世の中でもっと存在していれば、世の中はもっと幸せになるのに、とよく思う。そのとき説明しうることはなんだろう?

そんなことについて、つい昨日行われた「つなぐ人フォーラム」実行委員会の中でも、「何故それはつながったのか?」をテーマにする第4回にあたり、「つながった事実」を概観する、言語化する、研究してみて議論する、ということが活発に議論されて、すごい面白かった。 RQのような数万、数十万人とのかかわりをもった「つながり」、もっと個人的なレベルで「つながる」ことによる新企画。いろいろなスケールで、いろいろなつなぐがあり、それをどう「概観」できるのか否か・・ 第4回つなぐ人フォーラムは、2月25~27日。

先日、9月で韮崎高校でお話をしたときの感想文が送られてきた。 またあらためて書き出しておきたい
ものがいっぱいあるけれど、中に「プラネタリウムは子どものころにしかいったことがない、という人が多いけれど、大人になって悩みや不安を抱えた今の私たちこそプラネタリウムを利用すべきなのではないかと思いました」というのがあった。 他も、宇宙内存在であることを意識できることの大切さをみながすこしずつ、違う言葉で、また夢を持って生きたいという希望を語ってくれていた。

県立大の講義も毎週・・去年とまただいぶスタイルをかえてやっていて、毎回、学生たちからくる質問にこたえているだけで、ほとんどの時間が過ぎるという形をとっているので、なかなかどうして準備が大変。だけど、やっぱり将来、福祉や看護などの職につくような彼らに、宇宙の存在をしっかりと心に植えつけてもらえること、これは彼らのレポートや感想から毎回手ごたえとして感じることごとなのであった。

山梨大学付属病院小児科でのクリスマス会、「積み木広場」やピエールJUNのバルーンアート、
ボランティア学生によるクリスマスソング、くっきりはっきり見えた木星の縞と衛星に驚く子どもたち。
想像の翼は、病室からもどこまでも・・ 広がっていてほしいな、と願う。

ふと気がつくと、ここのところのさまざまなことが、「幸せとはなんだろう」「いのちに向き合うとはなんだろう」という問いをめぐっていた。
大地が揺らぎ、多くの人の心が揺れ動いた今年・・
あらためて、「幸せ」について「いのち」について振り返りたい。 できうればゆっくりと・・

今週末クリスマスコンサート、ある意味、やはりテーマは「ほんとうの幸せをもとめて」ということに
なるんだろう。
この1年を振り返るためにもぜひご参加あれ。


# by malicosmos_meme | 2011-12-21 06:10 | Comments(0)

semスキン用のアイコン01自分の星座が天使だったですsemスキン用のアイコン02

  

2011年 11月 14日

先月の泉小での「みんなつながっている~星と音楽と私たち~」での、子どもたちの感想文、保護者の方々からの声と写真がきれいにつづられて送られてきた。
プラネタリウムでの感想ももちろん、いろいろもらうけれど、こんなにきちんと自分の手元に残るような形でいただけるわけではなく、やっぱり中身も何故かだいぶ違う。 学校に出むいていったことで、実は一番嬉しいのは、この宝物が残るってことなのだ。 

「ちきゅうやちきゅうじゃないほかのほしがどこにあるかがわかったけどぜんぶわかってないからまたきてください」(1年)
「じぶんのせいざがみつかったとき、じぶんのせいざが天しだったです。たいようは水をこぼしたらすぐにかわいちゃうんですか」(2年)
「あすをしんじてがうまかったです。オーロラストーリーがすごかったです。うちゅうからみたちきゅうがすごかったです。まさとさんがたくさんきょくをつくってすごかったです。せいざとピアノのけんばんがせいざの数とおなじでびっくりしました」(2年)
「ぼくは真人さんにあえてよかったです。なぜかというと、心を歌にしていたからです」(3年)
「ちきゅうがいちばん大きいのかと思っていたらちがっていてちきゅうをかこむようなものがいっぱいあって
ちきゅうがちいさくてびっくりしました」(3年)
「ぼくの元のさとはこうふなんですけど、小学校にはいるまえにわかれてからつながってないと思ってたんで、つながっているときいて、心が安心しました」(3年)
「地球」という星にうまれてきて幸せだとおもいました」(4年)
「スクリーンの星や高橋さんのお話、とても心にしみました。特に地球のまわりのじしゃくの話が心にのこりました」(4年)
「1回目の「明日を信じて」で小林さんのピアノがすばらしくて、まわりの人もすごいすごい、と言ってました。高橋さんの地球の話にのってピアノをひいているときには、となりの子と「げいじゅつだ」と言い合ってました。高橋さんの星や銀河の話をむちゅうできいていました。・・ぼくなりには1回目の「明日を信じて」より2回目の「明日を信じて」のほうが気持ちがこもっているように思いました。」(4年)
「まず最初にわかったことは、命はみんなつながっていることです。私は今の親のことしか考えてなくて、他の人はなにもつながっていないと思っていたけど、みんなつながっていることを知り、友達を大切にすることを学びました。あと、今、自分は地球と一緒に回っているんだ。ということがとてもうれしく思い、幸せに感じました。」(5年)
「曲のことではオーロラストーリー」がぼくにとって一番心に残りました」(5年)
「今日はすてきな映像ありがとうございました。青い空、広い雲の写真、全てかんぺきでした。小林さんのひいている歌にあわせて映像にあわせてすごくよい説明をして分かりやすかったです。・・音楽の中で説明を聞いていたのでまるで夢をみているようでした。」(5年)
「せつめいがとてもわかりやすくてしらないこともぼくはわかりました。そのせつめいを聞いてぼくは希望を感じました。」(5年)
「ぼくは高橋真理子さんの話をきいてこんなことを思いました。すごくわかりやすくて、そのじょうきょうに応じて言い方をかえたり、すごく気持ちがこもっていて感心しました。」(5年)
「ぼくたちの住んでいるこの地球は一周しようとするとかなりの年月がかかりますが、それでも宇宙の中ではちっぽけな一つの星にすぎないのだと分かりました」(6年)
「泉小学校の体育館がプラネタリウムのように感じられ、楽しかったです!」(6年)
「私も、「ああ地球にいるんだ」と思ったりする時は、星や月を見ているときです。」(6年)

「涙があふれてきました。なつかしさと深い愛がいっぱい自分の中に満ちてきました。人間が守っているのではなく、大自然を持つ地球に守られていると思いました。地球上の生物も果てしない宇宙も共存しています。すべての中に自分がいることを感じ、すべてをあたたかく慈しみ、愛し、大切にしていきたいです。自分の中に大宇宙を感じました。すばらしい時間をありがとうございました。」(保護者)



呼んでいただいてありがとうございました! 紹介してくださった松永ご夫妻にも大感謝。

# by malicosmos_meme | 2011-11-14 21:18 | Comments(0)

< 前のページ 次のページ >