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Malicosmos ―高橋真理子の小宇宙

malicosmos.exblog.jp

「つなぐ」「つくる」「つたえる」「とどける」 これが自分の仕事のキーワード

サイエンスアゴラ2009

10月31日~11月3日、日本科学未来館などで行われたサイエンスアゴラ、4日間ともいろいろ関係のものがあって出てきました。 
31日 星の語り部presents 思い出の星空
1日 ベガ委員会presents 星から読み解く“Where are you?”~戦前・戦中から現在まで
2日アゴラ事務局presents 「これからの科学コミュニケーションを考える」
3日 Science Chest & 星の語り部 presents 星と月の物語&ライブ
3日 総括セッション

全部レポートをする気力はないけれど・・ それぞれのところで、それぞれの収穫があったことは間違いなし。
星の語り部のライブについては、あゆみちゃんがこちらでレポート。
2日のシンポジウムについて、東北大学の大隈典子さんが、ご自身のブログで紹介してくださってます。
あとで、「彼女は東北大学の顔だ!」ときいて、ちょっと恐縮。
シンポのあと、「すごく面白かったです」といって声をかけてくださった方が2名。 錚々たるメンバーの中で、がらになく緊張し、うまくしゃべれなかったとがっかりしていたところだったので、そうやって声をかけてくださるだけですくわれた気分。 

このシンポジウムのコーディネータは、はこだて未来大学の美馬のゆりさん。 シンポジウムの最後のしめとして、ジャン・ジャック=ルソーの言葉を紹介されていた。

分断化された民衆の生活における共同性を獲得するために、祝祭空間を生み出す必要がある。
観客たちを芝居にしてください。
観客自身を俳優にしてください。
すべての人々がよりよく結ばれるように
各人が他人の中に自分を見出し、
自分を愛するようにしてください。

これは、「星つむぎの歌」や「星の語り部」活動そのものだなあ、と思い、翌日の総括セッション内で、星つむぎの歌を紹介する際に引用させていただいた。

総括セッションのほうは、最初の1時間で、上記美馬さんや国立天文台の縣さんによる科学フェスティバルの実践のお話や、アゴラの振り返り、そして持続的なサイエンスコミュニケーションの話などがされたのち、後半45分は星つむぎの歌で、“まるなげ”されて、自由に使わせていただいた。
星つむぎの歌とは何か、という話からはじまって、覚和歌子さんとの対談では、科学と詩は双子、という言葉や、難しい四字熟語はひらがなで開こう、ということなど交えつつ。 そして最後のステージの前に、上記のルソーの言葉を紹介し、その俳優であるところの、「山の都ふれあいコンサート」「甲府青年会議所」「星の語り部」そして、星つむぎの詩人で参加された方、星つむぎの歌実行委員長などなどが60人以上ステージにあがり、手話つきの星つむぎの歌を歌った。 手話をつくった杉山さんの解説を少しお願いしたのちに、では最後にみなさん、ぜひご一緒に、と促したところ、サイエンスアゴラ実行委員長が、「みんな立ちましょう」と呼びかけてくださって、会場総立ち! たぶん一番感動していたのはステージ側だとも思われるが、星つむぎにとって、また記念日が増えたような体験だった。
最後の歌は、You tubeで。

こちらはリハ後の記念撮影。
サイエンスアゴラ2009_c0059080_1346094.jpg

by malicosmos_meme | 2009-11-09 13:43

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