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Malicosmos ―高橋真理子の小宇宙

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「つなぐ」「つくる」「つたえる」「とどける」 これが自分の仕事のキーワード

続けるー9月振り返り

常に意識されるのは時間・・もう10月も半ばだけど、9月の振り返り!

(一度ワードに書いてはりつけると、どうも見た目がよろしくないのね。このブログ)


〇月カフェ、観光講座

ミュージアム都留の企画展「都留と月」も9月半ばで終了。この企画展は、自分なりに館の外にでて、あらためて「つなぐ」活動が実を結んだ感じのいい例。期間中、オープニングでの話と、十五夜直前の「月カフェ」をやらせてもらった。今回の月カフェは、おだんごづくりと、サイエンスカフェがセットになったイベント。

何より、博物館学芸員実習生の大学生たちがすごいはりきって、企画、デザイン、などしてて、キャラ(満月になりたいけどなれない、三日月係長)も考え、それがとてもよかった。私の(比較的)サイエンス寄りの話のあとに、学芸員の森屋さんによる月待ち信仰の話。その後、参加者に月の思い出をグループごとにかたる時間があって、参加者からも質問たっぷり受けて・・「都留から見る月は美しいのよ」と、生まれも育ちもずっと都留、というおばちゃんが、非常に誇らしげに語るその様相は、なんとも感動的だったし、中には、月に見とれるあまり、2時間ほど、サンダルのまま外をさまよってしまったおばちゃんの話とか・・、これまでずっと聴く相手がいなかったのだけど、やっと聞ける相手ができてうれしい、というおばちゃんとか・・ 都留のその地域の温かさにすっかりはまってしまった感じであった。

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〇病院がプラネ 国立甲府

国立甲府病院は、うちから車で5分ぐらい。娘は生後1週間のときに、息子はついこの間、私も2年ぐらい前に・・それぞれ患者でお世話になった場所。しかし、重心棟の存在は知らなかった。ましてや、そこに重度心身障害の方が120名もいらっしゃるとは。

熱心な保育士さんのところに「病院がプラネ」のちらしが届き、それからいろいろと打ち合わせを重ねて、9月に2回。学生たちもボランティア参加、語り部メンバーもお手伝いに、そしてホスピタルクラウン目指す、ピエールJUNも一緒に! にぎやかな訪問となる。

今年は「タケダウェルビーイング」の一環でやらせてもらっているけれど、来年以降も続けたい、でもなかなか財源を病院側に求めるのも難しそう・・というのが見えてきたので、とりあえず幅広く知ってもらうためにも、とリリースを出したら、テレビ2社、新聞3社が取材に。

何をどうやるのがいいのかな、という試行錯誤の途中ではあるけれど、「いつもとだいぶ表情がかわりましたよ」とか、「目をぱちくりして一生懸命みてました」とかそういった看護師さんからの声もあったり、また、学生たちがこの活動に共感してかえっていったとか、いろいろと続けていくことは大事だなあ、と。

保育士さんも、定期的にやることで、利用者さんたちの変化をじっくりみていければいいな、という話もあったり。近いので、できるだけ続けさせてもらいたいなあ、と思っている。

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Space fantasy live

そういえば、去年の1月にDENSOCreators’ TalkSpace fantasy live

やらせてもらった。でもそのときには、まだSpaceFantasy liveというネーミングはなくて、「宇宙と音楽と私たちをつないで」というタイトルだけだった。「星の道を」もまだなくて、でもそのときの私のトークをきいた真人さんが、曲名をおもいつき、また「つくろう」と思ってくれたそのときでもあった。そのCreators’ Talk2013年の収録が届いた。「宇宙と音楽と私たちをつないで」というタイトルに、「Universe, music,and us in harmony」という英語名がつけられていた。非常にいいタイトル。うれしい。

このたびあった企業研修でのライブは、去年も同じ場所でやらせてもらったこともあり、また主催である健康増進委員会の今年のテーマが、「心と体のバランス」ということもあって、今回は「調和」がテーマだった。音楽の調和、宇宙の調和、私たちの調和・・そんなことを盛り込みつつのライブ。今回は、主催の委員の方々が残ってくださって、感想をみなさんからお聞きできたのもまたうれしく。

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〇国際科学映像祭

広島こども文化科学館で開催。その広島で、来年戦後70周年にあわせて、「戦場に輝くベガ」の上映をしてもらえることになった。とてもありがたい。広島・長崎とニューヨークでの上映が、ベガをつくったときからの夢・・半分実現(苦笑)

それにあわせて、ということでもないのだけど、「戦場に輝くベガ」の公式サイトができあがる。ウェブサイトのことは、いつもTさんだのみ。迅速に動いてくださって感謝。

「戦場に輝くベガ―約束の星をみあげて」公式サイト

国際科学映像祭は、お昼休憩もなくひたすら上映がつづく。いろいろ思うこと多々。いつも思うのは、やっぱり、プラネタリウム番組は館のスタッフが企画するべきだろう、と。プラネタリウム番組は博物館的にみれば、それは企画展なのだと思う。巡回展があるのはもちろんいい。でもオリジナルの企画展は絶対に必要なんじゃないのかなあ。自分たちのアイデンティティのために。もちろんそれは「番組」のスタイルである必要はなく、いわゆる「生解説」のほうがよりいいのかもしれないけれど。そういう視点において、日立シビックセンターの「いつでも夢を」は、個人的には一番ヒット。


〇懐メロでプラネ

科学館のプラネタリウムで、「平日利用促進事業」の一環として、シニア向けのプラネタリウムというのが提案されていた。どうやって「懐メロ」と決めたのだったか、すでによくわからないが(汗)、9月、何かと新しいプログラムがはじまったりするさなかに、とりあえず私が担当することに。最初は安請け合いしたけど、はて、懐メロ・・。もはや「懐メロ」とは何か、ということさえよくわからない時代。 とりあえず、天文の職員から、そして星の語り部から、聞きたい懐メロ大募集、をしたら、これまたこれが非常に面白くて・・

私が面白いというより、面白がる人たちが面白い(笑)。で、投影の準備も、図らずもすごい時間をかけてしまったけれど・・・その結果。予想以上の大反響。60歳以上の方々ばかりで、160名ぎっしりと満席。入場をお断りしてしまった方も・・。アンケートには、「真によい企画でした」「同じ内容で90分やってほしい」「ぜひこれをもう一度」という言葉がいろいろ。満天の星空にするときのどよめき、「見上げてごらん夜の星を」のすすり泣き・・いちいち反応してくださるので、やっていて楽しかった。松田聖子は大丈夫か?と思ったけど、あれやこれや見せたのちの、宇宙の果てからゆっくりと地球に帰るシーンでの「瑠璃色の地球」は大変感動的だった模様。これは懐メロじゃない、というご意見はなかった(笑)。NHK甲府やCATVでも紹介され、今回やった投影、来年1月のプラネフェスティバルでやりましょうってことに。


〇ライトダウンプレイベント

毎年恒例、ラザウォークでの開催ももう何回目かしらん。まる2日間、ショッピングセンター内でのライトダウン告知イベント。プラネの中に入る人の、半分ぐらいが、「ライトダウンはじめて知った」という人たち。だいぶ浸透したなーと思っても、やっぱりまだまだ知らない人たちはたくさんいる。

去年30本以上うれた手作り望遠鏡が今年はどうも不振。。 だいぶ値上がりしたせいかしらん?

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〇春光堂さん

地元の人の、地元のための、素敵な本屋さん。すごくいい活動をしている。

そのうちの一つ、山梨県内にいる人たちが、自分の大切な本を紹介する活動。もう数年前にお誘いいただいていたのに、そのままにしちゃって、再び出会って、書くことに。3冊書いて、そのうち一つはもちろん星野道夫「旅をする木」。あとは、覚和歌子、佐治晴夫。

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〇日芸授業

今年で3年目。後期からはじまる。今年は、2限、3限と2つにわけて(同じ内容で・・)の授業。なので、ほんとにまる1日仕事。去年の初日に、「私、星野道夫さんの息子さんと同級生でした」って子がいて驚いたけど、今年は、「ぼくの父親は、星野さんが亡くなったときの現場にいたんです」という学生がいて、ますますびっくり! あのTBSクルーの中にいたそうで・・ 一度、ぜひ会わせてほしいなあ、と。その彼に、「「地球にへばりついている」って言ってましたね、それ星野さんの言葉ですね、と。」ああ、そうか、そうだったんだ。と無自覚に、星野さんの言葉を使っていることに気付かされる。日芸、やっぱりちょっと「濃さ」が違う感じがする。がんばろう。


〇子どもたち

中学の体育祭、小学校の運動会。どちらも青空の中で、中学校の体育祭を見るのは最初にして、最終学年。中学校の種目は、17人ぐらいのムカデリレーとか、大縄とか、全員でやる!っていうのがメインにあって、それへのひたむきさがなんともいい。息子は、やはり「かけて」た、ムカデで、一番とれたのがほんとにうれしかった模様。中3の後半にして、ようやく、いろいろなことに積極的になってきて、合唱祭で、指揮やるっていったのにはちょっと驚きとともに、安堵。

それから、先月ここで紹介した?夏休みの工作、みなみが科学工作展で「山梨放送賞」をいただく。


続けていく。いろんなことを。繰り返していく。いつものことを。

それがとても貴重。

新しいことも愛おしいけど、続けていけることがとても大事な気がする。


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by malicosmos_meme | 2014-10-15 00:17 | Comments(0)