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Malicosmos ―高橋真理子の小宇宙

malicosmos.exblog.jp

「つなぐ」「つくる」「つたえる」「とどける」 これが自分の仕事のキーワード

月の前半はかなり出張公演などが続き、後半、ちょっとやれやれと思いたいところに、対処しなくちゃいけないトラブルが転がってくる。ま、それも全部自分が選んだ道ゆえ、と思えばそれですむのだけど、ちょっと、「きーっ」ていうのが多少多めで、疲労感も多い1か月であった。
まあ、いつもながらありがたいのは、宇宙がそこにあるってことで、自分はそれに携わりながら、しかもそれを見ましょう、と触れ回りながら仕事していて、それが仕事になっているっていうこと。それを喜んでくれる人がいる確実さ。だからバランスとって生きていくことができる。

★十三夜、皆既月食
 今年は、ミュージアム都留での月イベントに続き、月関連ごとでの公演や皆既月食やらと月づいていた。県立図書館で、毎年、十三夜イベントをやっているとのことで、それにあわせて月についてお願いがきたのだけど、皆既月食ありますよ、ということで、それの直前の週末に。望遠鏡づくりと月のお話。ほとんど親子だけど、熱心な年配の女性や、若い男性や、そんな方も交えて、みんなとっても真剣に、そして和やかに賑やかな雰囲気でとても楽しく。
 その2日後が皆既月食。科学館での観望会も気になりつつも、ライトダウンの前宣伝ということで、ライトダウンの実行委員会として、甲府駅前で観望会。朝から天気は上々、あさの全国ニュースなどでも、全国的に晴れるでしょう、ということだったので、きっとよく見えるなーと思いながら、1日慌ただしく過ごしていたら。どうも雲が多い。これ、ほんとに晴れるのかね・・と思いながら、それでも雲間からきっと見えるだろう・・と思っていたら。甲府駅前にスタンバイして、空をみあげるもどうも雲ばかり。ほんとかー。望遠鏡が置いてあるので、人も集まってくる。もう部分食、もうそろそろ皆既の時間なんだけどーっていうときに、雲間きれて、赤い月が姿あらわす! わーわーいいながらみんなで望遠鏡をのぞく。あの1分ほどの間に見れた人は何人だったか・・あー皆既の時間だ・・ その間、千葉は晴れている、埼玉も晴れているらしい、山梨県内は?とか、関西すごい晴れてるーとか、結構晴れてる情報があれこれあり、かなり寂しい山梨県内であった。もしかして、甲府だけ??とも思ったけど、勝沼や身延、北杜などもダメだったようなので、少し安心(?)する。
 翌朝はやくに、上野で公演ということがあり、前日のうちに移動してその懇親会に望遠鏡持っていく・・というのも考えなくもなかったのだけど、やっぱり甲府でしょ、と思っていたらお空には裏切られてしまった。まあ、しょうがない。
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★ライトダウンやまなし
お天気・・でいうと、その後やってきた台風が直撃で、もうイベントも無理かも・・と一時は危ぶまれた、「ライトダウンやまなし」。でも台風がゆっくりになったおかげで、その危機からは逃れ、雨もふらず、もしかしたら晴れるかも!と思えるぐらいの空になった。残念ながら、晴れ間は見えなかったけど・・
FMFUJIの公開放送にあわせて、今回は、ライトダウンコンサートとしては、はじめてシアターで行う。通常投影もつぶさずに行うために、朝7時からのPA準備や、リハが1時間弱もないぐらいの、あわただしい準備だったけれど、でも、心配されたお客さんはほどよく満席、自然派アーティスト・池田綾子さんの歌声は素晴らしく、ドームを流れる雲や、めぐる星や、宇宙空間のすみずみまで響き渡って爽快。
その後、展望テラスでのカウントダウンにも、曇天にも関わらず結構たくさんの方たちが熱心にきてくれて、こちらは「雲量10の星空解説」。
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★博物館館長研修
 去年、日博協の活動奨励賞をいただけたおかげで、社教センターからお声がけいただくことがあり、去年はうまく都合が合わずにできなかったのだけど、今年は博物館館長研修に呼んでいただいた。「地域との関わりをどう築くか」というのがお題。そのときのパワポはそのうち、ウェブサイト上にアップ予定。
 前日からその研修会は始まっており、ご担当者の方に「どんな雰囲気ですか」と聞くと、「いやー、館長さんたちなので、すごい固い感じではじまって、講師の方がちょっと面白いことを言っても、しーんとしています」。「あーそうなんですねー(汗)」「でも昨晩懇親会があったので今朝はもう少し気持ちが和らいでいると思います」ってなことで、話は皆既月食から。
 感激しました!といって、寄ってきてくださったのはどちらも女性館長さん。今後また何かご縁があるといいな、と。それにしても、この話を一番聞かせたいのは、やっぱり・・ 。

★Space Fantasy Liveというスタイル
今月は双葉西小にて。だいぶ前から予定してくださった公演で、子どもたちはめりはり素晴らしく、歌も「歌いましょう」と言われる前に、口ずさんで、じんわり歌い始める、すごくいい子供達だった。Space fantasy liveも、学校やホール、博物館、病院、企業、いろいろやらせてもらってきているけれど、どういうやり方が一番いいか、ということについて、互いに試行錯誤中。高橋真理子と小林真人という組み合わせそのものが、2007年のプラネタリウム番組「光がはじまる」からのご縁で、その後、2010年「オーロラストーリー~星野道夫・宙との対話」をつくり。やはりその番組がきっかけで、Space fantasy liveの原型が2011年秋に開花。今思うと、リハもほとんどしなかったあのぶっつけのライブで、よくぞあそこまでできて、あそこまでみなさん感動してくださったな、と(汗)。その後、2012年猿橋小でやらせていただき、その後、北都留教員研修会でも。2013年、DENSOでのライブに続き、北見での「星野道夫に捧ぐコンサート」で、「星の道を」を初公開。その後、私が独立した後、ありがたいことに、おおよそ1ヶ月に1回ぐらいのペースで何かしら、一緒にやる機会をいただいている。これが不思議に(すべて別なところからの依頼なのに)美しく1ヶ月に1、2回ペース。 
 一方で、私一人での講演(音楽もりだくさんの公演?)も多く、生のときと比較的似たようなことを(もちろん同じにはならない)、PCからの音源でやっている。これまでSpace Fantasy Live(一人バージョン)とかいう言い方をしてきたけど、基本、この宇宙の映像私の語りと音楽を組み合わせた公演スタイルのこと全般をSpace Fantasy Liveと呼び、それは生演奏があるかないかに関わらないってしたほうがいいんじゃないかということになった。これの軸はあくまでも、宇宙。コンサートといってしまうと、ちょっと誤解される面があるかもね、という意見もあり。なんというか、これまで誰もやってないスタイルだから、正確に伝えるのが難しい。でも、とりあえず、今は、Space fantasy liveっていう一つのスタイルをより磨いていくっていうことをやっていこうと思う。 
 一方、真人さんと打楽器のあっこちゃんは、音楽の喜び、楽しさを子どもたちに伝えるアウトリーチ活動を精力的にやっていて、それだけでも年間100回以上の学校公演。もちろん、ミュージシャンとしてのライブもたくさん。そういう彼らの活動もたくさん盛り込みながら、宇宙の話題も、っていうちょっとまた別のスタイルも考えたいね、ということにもなっている。どちらかといえば音楽に比重があるもの。そんな話をしている中で、ちょうど、11月23日に、見えない(見えにくい)子どもたちの親があつまる「らんどまーく」さん主催で、「心の目で見る星空は?~美しい音色で星を感じよう~」が開かれる。見えない子どもたちにどう宇宙の壮大さを体感してもらう、音楽にもたくさん参加してもらいながら「つながり感」を実感すること、すべてがライブだからできること、そんなことにチャレンジしたいと思っている。ちょっと新しいフェーズになっていく予感。
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★病院がプラネタリウム
 台風あけ、茨城県立医療大学病院でのプラネタリウム、4回のドーム投影と1回のスクリーン投影。終わったあとの表情、親御さんたちの言葉、スタッフさんたちの感動の表現やホスピタリティ、いろいろ素晴らしく。「あいちゃん」は、2回ともすごく一生懸命眺め、素敵なカードをくれた。つくばからは、お手伝いにかけつけてくれたUD研究会つながりのお二人。病院側からプレスに声をかけていてくれたおかげで、茨城新聞、産経、毎日、常陽、と各社が取材に。
 引き続き、埼玉県立小児医療センターでのプラネタリウム。6回の投影に加えて、スタッフのみなさん向けにも2回ほど。子どもたちの反応のユニークさがなんとも楽しく。これまた事務の方々含め、スタッフの嬉々とした様子も素晴らしい。こちらでも、午前中の子どもたちが、さっそく「夏の大三角」を絵にしたり、天の川をつくったり、素敵なメッセージ帳をいただく。そして今日も、お手伝いに3人集い、みんなちょっとずつ違うつながりだけど、結局やっぱり超つながってて。埼玉県に対してほとんど愛着をもたない人間に育ってしまったけど、それでもやっぱり、地元っていうと、出身校が・・とか、住んでいるところとかローカルな話で盛り上がれることも多々あり。大事にしなきゃな、という気分も。スタッフがあまりに喜んでくださって、また、研修の機会に、なんていうこともおっしゃっていただいたので、きっとまたご縁がありますように、と思っている。
 9月にいった国立甲府病院では、重心の利用者さんにやはり変化があるように思う、ということで、もう少し調査研究の一環としながら、定期的に行い、彼らの変化をチェックしていきたいということになった。必ずしも「成果」になるかどうかはまったく未知だけれど、でもそういうことをやったということがまた他の場所でも知られるきっかけにもなってくれるかも。
 10年以上前に、胸がつーんとするぐらいに、というか、思ったらいてもたってもいられなくなった日もあったぐらい、こういうことができるといいな、と思った時期があった。それが今、いろんな人の助けでできていること、目の前にいる人たちがすごーく喜んでくれること、助けてくれる人がいつもいること、なんかほんとにありがたいなあ、と思う。ニーズはいくらでもある。あとは、ちゃんと続けていける方法をつくりあげていかなければ。
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★都内公演
 23日は、練馬区私立幼稚園関係の方々、保護者の方々、600名ほどを前に、Spacefantasy live 一人バージョン。9時に到着している必要あり、子どもらが学校にいく前の6時半に出なければならず、みなみはとりあえずご飯は一緒に食べてあとは出るだけ、にしていったけど、なかなか起きない中学生。妹が出るまえに声をかけていったはずが、電話を3回かけても出ない・・。ようやくぎりぎりな時間に電話に出てほっとする・・ということをしながら、渋滞気にしつつ、無事に8時40分ごろに到着。 大きなホールで、お客さんとの距離もかなりあるような場所だったけど、笑うところは笑う、反応してくださるのがよくわかる。
 26 日には、中央区環境センター。これまただいぶちがって、今年の3月にもやらせていただいた2回目。かなりちびっこたちが多く、「地球環境」っていうお題もあり、だいぶ違うことをやってみたんだけど・・。なるべく、子どもたちに発言してもらうってことなども。星の形をした付箋紙に感想を書いてもらう。
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★プラネタリウム番組「きみが住む星」
2004年に、プラネタリウム・ワークショップをはじめて、その年に、てづくり作品、夕涼み投影を自主制作したメンバーたちが「星の語り部」となった。その最初の年の作品の一つに「いのちの星・地球」というのがあって、Kさんによる作品。彼女は、自分のそれまでの人生を振り返りながら、この作品をつくった。その冒頭に読まれたのが、池澤夏樹「きみが住む星」から「最初の手紙」と「大事なものは空に」。この彼女の朗読は(そして私がつけたBGMは(笑))実に秀逸であった。今聞いてもほれぼれする。
そこから10年・・彼女に教えてもらったその世界を、もう一度、ドームに表してみることができれば・・ということで、「きみが住む星」がプラネ番組に。ゆったりとした旅番組であり、静かな映像と言葉をかみしめる番組であり、池澤夏樹のなんというか、あの体にまとわりつくような爽快感(これ、なんかとても矛盾しているけど)、それが体感できる番組になるといいなあ、と願っている。
これに関わってくれている制作スタッフの、撮影旅行はこれまた大変壮絶な物語が・・。 十二分にメイキングオブ映像がつくれる番組。
この番組の音楽は、ライトダウンのコンサートで歌ってくれた池田綾子さん。彼女の歌が、たぶん、この番組の軸を支えるだろう。
来年1月末から公開予定。 こうご期待。
それであっても・・最初の、Kさんの朗読音源は、ほんとうに素晴らしくて、それを何かの形にしたい思いもずっとある。

★誕生日
蒼太15歳の誕生日に、みなみがつくった、紙粘土のケーキとホンモノのケーキ。
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中学3年生・・あまりこだわりがなかったり、死に物狂いで一生懸命やるっていうことがないのがずっと気になってきたけど、ここにきて、福祉委員会の委員長をやっていたり、合唱祭の指揮者に手をあげてみたり、なんか素直にがんばっている模様・・。 もう11月、むっちゃはやすぎ! と毎日いっているので、かあちゃんの年になったら、それが10倍ぐらい早いからね、といっておく。指揮の練習する蒼太にむかって、「あの服の後ろが2つわれたやつ(燕尾服のこと)着るの?」とごく普通な感じできくみなみ。(その後、指揮者希望多数のため、彼はできないことに)
みなみのほうは、相変わらず、創作意欲をだして、あれこれ手作りものをつくったり、合唱やってたり、そして今は、11月の合唱祭にむけてピアノ伴奏の猛特訓中。


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# by malicosmos_meme | 2014-11-08 03:21 | Comments(1)

常に意識されるのは時間・・もう10月も半ばだけど、9月の振り返り!

(一度ワードに書いてはりつけると、どうも見た目がよろしくないのね。このブログ)


〇月カフェ、観光講座

ミュージアム都留の企画展「都留と月」も9月半ばで終了。この企画展は、自分なりに館の外にでて、あらためて「つなぐ」活動が実を結んだ感じのいい例。期間中、オープニングでの話と、十五夜直前の「月カフェ」をやらせてもらった。今回の月カフェは、おだんごづくりと、サイエンスカフェがセットになったイベント。

何より、博物館学芸員実習生の大学生たちがすごいはりきって、企画、デザイン、などしてて、キャラ(満月になりたいけどなれない、三日月係長)も考え、それがとてもよかった。私の(比較的)サイエンス寄りの話のあとに、学芸員の森屋さんによる月待ち信仰の話。その後、参加者に月の思い出をグループごとにかたる時間があって、参加者からも質問たっぷり受けて・・「都留から見る月は美しいのよ」と、生まれも育ちもずっと都留、というおばちゃんが、非常に誇らしげに語るその様相は、なんとも感動的だったし、中には、月に見とれるあまり、2時間ほど、サンダルのまま外をさまよってしまったおばちゃんの話とか・・、これまでずっと聴く相手がいなかったのだけど、やっと聞ける相手ができてうれしい、というおばちゃんとか・・ 都留のその地域の温かさにすっかりはまってしまった感じであった。

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〇病院がプラネ 国立甲府

国立甲府病院は、うちから車で5分ぐらい。娘は生後1週間のときに、息子はついこの間、私も2年ぐらい前に・・それぞれ患者でお世話になった場所。しかし、重心棟の存在は知らなかった。ましてや、そこに重度心身障害の方が120名もいらっしゃるとは。

熱心な保育士さんのところに「病院がプラネ」のちらしが届き、それからいろいろと打ち合わせを重ねて、9月に2回。学生たちもボランティア参加、語り部メンバーもお手伝いに、そしてホスピタルクラウン目指す、ピエールJUNも一緒に! にぎやかな訪問となる。

今年は「タケダウェルビーイング」の一環でやらせてもらっているけれど、来年以降も続けたい、でもなかなか財源を病院側に求めるのも難しそう・・というのが見えてきたので、とりあえず幅広く知ってもらうためにも、とリリースを出したら、テレビ2社、新聞3社が取材に。

何をどうやるのがいいのかな、という試行錯誤の途中ではあるけれど、「いつもとだいぶ表情がかわりましたよ」とか、「目をぱちくりして一生懸命みてました」とかそういった看護師さんからの声もあったり、また、学生たちがこの活動に共感してかえっていったとか、いろいろと続けていくことは大事だなあ、と。

保育士さんも、定期的にやることで、利用者さんたちの変化をじっくりみていければいいな、という話もあったり。近いので、できるだけ続けさせてもらいたいなあ、と思っている。

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Space fantasy live

そういえば、去年の1月にDENSOCreators’ TalkSpace fantasy live

やらせてもらった。でもそのときには、まだSpaceFantasy liveというネーミングはなくて、「宇宙と音楽と私たちをつないで」というタイトルだけだった。「星の道を」もまだなくて、でもそのときの私のトークをきいた真人さんが、曲名をおもいつき、また「つくろう」と思ってくれたそのときでもあった。そのCreators’ Talk2013年の収録が届いた。「宇宙と音楽と私たちをつないで」というタイトルに、「Universe, music,and us in harmony」という英語名がつけられていた。非常にいいタイトル。うれしい。

このたびあった企業研修でのライブは、去年も同じ場所でやらせてもらったこともあり、また主催である健康増進委員会の今年のテーマが、「心と体のバランス」ということもあって、今回は「調和」がテーマだった。音楽の調和、宇宙の調和、私たちの調和・・そんなことを盛り込みつつのライブ。今回は、主催の委員の方々が残ってくださって、感想をみなさんからお聞きできたのもまたうれしく。

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〇国際科学映像祭

広島こども文化科学館で開催。その広島で、来年戦後70周年にあわせて、「戦場に輝くベガ」の上映をしてもらえることになった。とてもありがたい。広島・長崎とニューヨークでの上映が、ベガをつくったときからの夢・・半分実現(苦笑)

それにあわせて、ということでもないのだけど、「戦場に輝くベガ」の公式サイトができあがる。ウェブサイトのことは、いつもTさんだのみ。迅速に動いてくださって感謝。

「戦場に輝くベガ―約束の星をみあげて」公式サイト

国際科学映像祭は、お昼休憩もなくひたすら上映がつづく。いろいろ思うこと多々。いつも思うのは、やっぱり、プラネタリウム番組は館のスタッフが企画するべきだろう、と。プラネタリウム番組は博物館的にみれば、それは企画展なのだと思う。巡回展があるのはもちろんいい。でもオリジナルの企画展は絶対に必要なんじゃないのかなあ。自分たちのアイデンティティのために。もちろんそれは「番組」のスタイルである必要はなく、いわゆる「生解説」のほうがよりいいのかもしれないけれど。そういう視点において、日立シビックセンターの「いつでも夢を」は、個人的には一番ヒット。


〇懐メロでプラネ

科学館のプラネタリウムで、「平日利用促進事業」の一環として、シニア向けのプラネタリウムというのが提案されていた。どうやって「懐メロ」と決めたのだったか、すでによくわからないが(汗)、9月、何かと新しいプログラムがはじまったりするさなかに、とりあえず私が担当することに。最初は安請け合いしたけど、はて、懐メロ・・。もはや「懐メロ」とは何か、ということさえよくわからない時代。 とりあえず、天文の職員から、そして星の語り部から、聞きたい懐メロ大募集、をしたら、これまたこれが非常に面白くて・・

私が面白いというより、面白がる人たちが面白い(笑)。で、投影の準備も、図らずもすごい時間をかけてしまったけれど・・・その結果。予想以上の大反響。60歳以上の方々ばかりで、160名ぎっしりと満席。入場をお断りしてしまった方も・・。アンケートには、「真によい企画でした」「同じ内容で90分やってほしい」「ぜひこれをもう一度」という言葉がいろいろ。満天の星空にするときのどよめき、「見上げてごらん夜の星を」のすすり泣き・・いちいち反応してくださるので、やっていて楽しかった。松田聖子は大丈夫か?と思ったけど、あれやこれや見せたのちの、宇宙の果てからゆっくりと地球に帰るシーンでの「瑠璃色の地球」は大変感動的だった模様。これは懐メロじゃない、というご意見はなかった(笑)。NHK甲府やCATVでも紹介され、今回やった投影、来年1月のプラネフェスティバルでやりましょうってことに。


〇ライトダウンプレイベント

毎年恒例、ラザウォークでの開催ももう何回目かしらん。まる2日間、ショッピングセンター内でのライトダウン告知イベント。プラネの中に入る人の、半分ぐらいが、「ライトダウンはじめて知った」という人たち。だいぶ浸透したなーと思っても、やっぱりまだまだ知らない人たちはたくさんいる。

去年30本以上うれた手作り望遠鏡が今年はどうも不振。。 だいぶ値上がりしたせいかしらん?

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〇春光堂さん

地元の人の、地元のための、素敵な本屋さん。すごくいい活動をしている。

そのうちの一つ、山梨県内にいる人たちが、自分の大切な本を紹介する活動。もう数年前にお誘いいただいていたのに、そのままにしちゃって、再び出会って、書くことに。3冊書いて、そのうち一つはもちろん星野道夫「旅をする木」。あとは、覚和歌子、佐治晴夫。

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〇日芸授業

今年で3年目。後期からはじまる。今年は、2限、3限と2つにわけて(同じ内容で・・)の授業。なので、ほんとにまる1日仕事。去年の初日に、「私、星野道夫さんの息子さんと同級生でした」って子がいて驚いたけど、今年は、「ぼくの父親は、星野さんが亡くなったときの現場にいたんです」という学生がいて、ますますびっくり! あのTBSクルーの中にいたそうで・・ 一度、ぜひ会わせてほしいなあ、と。その彼に、「「地球にへばりついている」って言ってましたね、それ星野さんの言葉ですね、と。」ああ、そうか、そうだったんだ。と無自覚に、星野さんの言葉を使っていることに気付かされる。日芸、やっぱりちょっと「濃さ」が違う感じがする。がんばろう。


〇子どもたち

中学の体育祭、小学校の運動会。どちらも青空の中で、中学校の体育祭を見るのは最初にして、最終学年。中学校の種目は、17人ぐらいのムカデリレーとか、大縄とか、全員でやる!っていうのがメインにあって、それへのひたむきさがなんともいい。息子は、やはり「かけて」た、ムカデで、一番とれたのがほんとにうれしかった模様。中3の後半にして、ようやく、いろいろなことに積極的になってきて、合唱祭で、指揮やるっていったのにはちょっと驚きとともに、安堵。

それから、先月ここで紹介した?夏休みの工作、みなみが科学工作展で「山梨放送賞」をいただく。


続けていく。いろんなことを。繰り返していく。いつものことを。

それがとても貴重。

新しいことも愛おしいけど、続けていけることがとても大事な気がする。


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# by malicosmos_meme | 2014-10-15 00:17 | Comments(0)

出張・イベント多く続いた夏。これが2倍ぐらいの長いテンポできてくれれば、もう少し一つひとつを味わってのみこんで、残していけるのになあ、と思うのだけど。地球時間はそれを許してくれない。いや、自分のキャパの問題か・・
自分の仕事を俯瞰して図にして、何がどれぐらいの分量で時間を割いたり、労力を費やしたりしているのか、自分でわかりながらやりたいな、と思う。

①届ける
・space fantasy live(一人バージョンも含めて)
・移動プラネタリウム
・病院がプラネタリウム(上と重複)
・コラボレバージョンもいろいろ

②つたえる
・大学講義(宇宙の科学、博物館学)
・講演(キャリア教育とか、山梨にかかわるとか、博物館とか)
・プラネタリウム職員研修、博物館職員研修
・教科書執筆(ほんとにやるのかな・・)
・広報、宣伝・・

③つくる
・自主企画(星つむぎの村、アルリ舎企画)
・星などに関連した企画・展示の協力や実施
・プラネタリウム番組制作、映像編集
・これまでの番組のプロモーション、オプション企画
・オリジナルグッズ
・科学館でのイベント(特別投影、コンサート、ワークショップ)

④つなぐ
・上記のものは実はほぼ「つなぐ」仕事でもある
・星つむぎの村
・星の語り部、ユニバーサルデザインに関連したことごと
・つなぐ人フォーラム
・・・・

夏が終わって、今週は一息!と思っていたのに、どうもtodoリストが
全然減らず、どうもいまいち落ち着けないのは、何がどうなっているか
自分で俯瞰できていないからかな、と思い、リストアップした次第。
少し落ち着いた(笑)かな。

で、8月振りかえり。

●コラボレーション
誰かに呼んでいただいて公演して、その感想をいただくだけでも、互いにいろんな気づきがあったり発見があるのだけど、でもわざと、他ジャンルと「コラボレ」するっていうのがやっぱり自分は好きだなあ、とあらためて感じたりする。
そういう点でとても楽しかった「惑星探検!自分が住みたい星をつくろう」インSHIBAURA HOUSE。アートのワークショップを展開している「つむり」さんとのコラボレ。プラネをみて、宇宙に想像広げたあとに、「地球」「土星」と「自分が住みたい星」のモビールをつくる。子どもたちの作品みてたら、ほんとに「つながった~」感たっぷりな感じで、こちらが満足(笑)。子どもたちのつくっている様子も、つくったものも、実に素敵であった。
つむりさんがレポートしてくれた内容がこちらに。
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●病院がプラネタリウム
8月は、大阪市立大学病院、静岡県こども病院、山梨大学附属病院をそれぞれ訪問。大阪では5回のドーム投影、静岡は真人さんとのspace fantasy live、山梨は3回のドーム投影。大阪、すごく盛り上がったり、じーっと見つめる時間、いろいろに。
お医者さんたち、看護師さんたち、院内学級の先生、研修医の学生さん、大人もすごくたくさん見てくれて、それぞれに感じ入った様子をみなさん口にして感想言ってくださって。後日に、うれしい色紙が・・
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静岡のこども病院は、これまでで唯一、生演奏でのspace fantasy liveが開催できたところ。こんなにもてきぱきと、外部を受け入れてくれたところも、はじめて。ボランティアコーディネーターさんが素晴らしいのだった。「いつもはこんなに集まらないんですよ」とおっしゃっていたが、ほんとに100名近く?患者さんや保護者の方、ボランティアさん、病院関係の方々・・とても反応よく、また真剣に見入ってくれた。2列目の席で、まったく動かず、でもずっと瞳をきらきらさせていた3歳の子。。すごかったなああ。小学生の男の子は、真人さんの演奏聞いていたら、自分でも弾きたくてしょうがなくて、みんなが帰ったあとの会場でひいてた。いつもはなかなか弾けないみたいで、爆発的に素敵にひいてた。ボランティアコーディネーターさんが素晴らしいわけが最後にわかる。なんと私と同じ高校出身だった!(笑)
山梨は、いつもお世話になっている犬飼先生のところ。院内学級で1回、病棟で2回、どちらも移動プラネをぱつんぱつんに押し込んでの実施。全部の会で、子どもたちの反応が素晴らしくて、こちらが妙に楽しめた投影。満天の星にしたら、「きもちわるい~」という言葉も。ちょっと症状がよくなくて、ほんとはとめられちゃったのだけど、でも星のことを自由研究にしたいって決めてた彼女、これだけはといってがんばってやってきて、一つひとつに全部小さな声で答えてくれた。今もみてるかなー。
大阪では大切な友人に、移動プラネを経験してもらったことで、またあらたな、そしておそらく前からずっとやりたいと思っていたことが実現しそうなにおい。10数年前の「私たちがまだ何ものにもなっていなかった」ころからの歩みを考え、一緒に仕事ができそうなこと、感慨深い。

●企業内でのプラネタリウム
いつもお世話になっているE社さんの福岡、大阪、日野、新宿でドームの投影。新宿では、16名ぐらいがみんな「寝転んで」の観覧。ここまで全員(2名、お若い男性の方がひざを抱えて小さくなってみていましたが)大人ばかりが寝転んでいる投影ははじめて(笑)。そのリラックス加減が、反応のよさにもつながる。まだまだいろんな投影、工夫できるなーと思った次第。

●戦場に輝くベガin 滋賀県平和祈念館
2006年にベガができて以来、ある意味、プラネタリウムじゃないところでもやりたいといってくださる人たちをずっとお待たせしていて、(結果場所は変わったけど)ある意味悲願達成、みたいな感じ。
研修室の大きなスクリーンでの投影で1週間、14回投影。460名の方がご覧くださったという。
そのとき行われてきた企画展は、滋賀県出身の方で、偵察員を経験し、開戦間もないころに戦死された「高橋さん」の素晴らしく残された遺品の数々を展示しており、彼の緻密なノートには、なんと天文航法についての記述がきれいに詳細に。これは鳥肌ものだった。手紙も遺書も、少し怖いぐらいに「お国にすべてをささげていた」方だったのが、和夫とのギャップではあり、またそのことを考えるきっかけにもなったのでは、と思う。アンケートをすべて送ってくださった。一部抜粋。
・美しく輝く星が戦争下で武器の役割をはたしていたということにまず驚きました。美しい映像と音楽によってつづられる中に、悲しさが深く静かに伝わってきました。あらためて「戦争は失うものばかり・・」という意味をすべての人が感じられるといいのに、と強く思います。ありがとうございました。(お子さんを連れていらした方)
・30分の上映ながらも非常に印象深く、いい作品でした。初めて知ることが多かったです。(新聞を見ていらした方)
・天文の視点で反戦を問うた力作でした。(ポスターをみていらした方)
・小中学校でこのプラネタリウム番組をぜひやってほしい。(女性)
・今の時代にこそたくさんの人に見てもらいたい作品ですね。星というと、ロマンチックなイメージと、科学の最前線というイメージをあわせもっていますが、武器として使われた時代があったこともたくさんの人に知ってほしいと思います。今までのプラネタリウムにはなかった作品でした。感動しました。(京都府 男性)
・今の豊かな時代に、昔の苦労を今一度思い出しました。子どもや孫に話したいです。ありがとうございました。(新聞を見ていらした方)
・ラストのコーラスと写真で涙があふれました。戦争の悲惨さは絶対風化させてはいけないと改めて思いました。(新聞を見ていらした方)
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今回のように、プラネタリウム施設を持たないところでも、展示と連携してやれるとすごく幸せだと思う。ベガのウェブサイトもなんとか早く整えたい・・。

●Space Fantasy Live 山梨平和ミュージアム

「ベガ」のときからお世話になっている浅川先生が熱い想いでつくられた

山梨平和ミュージアム。815日にそのミュージアムイベントとして、

space fantasy liveができるのはすごく嬉しい。

今回は、「ベガ」の一節から、和夫のセリフをいれる。

そしてスペシャルなのは、日川高校吹奏楽部の子たちが、「約束の星」の合唱に参加してくれたこと。それがほんとに素晴らしかった。音楽にしっかりと心がある。何よりも、彼らのきびきびした働き方、気遣いのありよう、まとまりの良さと、一人ひとりがとても楽しんでいる様子、準備や片づけなどもほんとに気持ちよく協力してやる・・顧問の秋山先生は、「外向き用の顔です」なんて謙虚におっしゃっているけれど、いつものことじゃないとこんなことはできない。なんかすごーくいい部なのであった。

いただいた感想、いろいろ感激。

高橋さんたちの活動は、人々の意識を静かに変え得る力を持っていると思いました。国会議事堂内で議員たちにも聴かせたい、見せたいものですね。そして何より、子どもたちに。」「宇宙からみた地球、私たちの生活、とても感慨深いものがありました。

日々忙しさにまぎれて、わすれていた気持ちを思い出しました。大切なものは何か、見失わないよう、毎日を大切に過ごせたらと思います。」

「まあみごとな企画と映像、そして語り、音楽、すべてすべてみんなつながっている。よくわかりました。戦争だ、争いだなんてつまらぬことを言っているときではありません。感激!」「年齢問わず多くの人に多くのメッセージが伝わるライブだと思います。たくさんの方々にふれていただきたいです。」

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●小林真人ピアノリサイタル「原点回帰―25年の時空を超えて」

(facebookにかいたことそのまま転載)
感動の深いコンサートのことを、コトバで説明するほど困難なことはない・・。でも、自身の記憶をとどめるもの、書いておかないと
今年の3月30日、清里でのspace fantasy liveを終えたのちのアルリ舎で、今年のうちに小林真人コンサートをやろう、と持ちかけた。真人さんが好きなことだけやるコンサート。え!といいつつ、あっこちゃんは手帳を取り出す。何やる? いつ?誰呼ぶ? そのあとの24時間以内にリサイタル実施の概要ほぼすべてが固まっていた(笑)。
想いはかなう。こうなったらいいな、と思うことは誰かに言う。これはたぶんとても正しい。

小林真人リサイタル 原点回帰ー25年の時空を超えてー

開演前 25年前、日川高校の学園祭のためにつくった歌の合唱が会場に流れる。
1.この場所から ソロ
真人音楽の原点。静かでゆるぎがない決意。
2.ハレ! with サックス・萩原隆さん
隆さんのサックスをきいてはいった吹奏楽部。セッションする楽しさの原点。
3.Shining Forest with サックス、チェロ・井尻兼人さん、パーカッション・山本晶子さん
八ヶ岳。これこそ、真人音楽の泉。
4.戦場に輝くベガ with チェロ、パーカッション
真人さんの物語音楽に、井尻さんのチェロが哀しく、静かに歌う。
5.愛する人へ with チェロ、パーカッション、詩(文字)と映像
「誕生日」という詩(なんと私、作)のコトバを添えて。
6.星の道を with チェロ、パーカッション、語り・高橋真理子
space fantasy liveを10分に凝縮。出会ってくれてありがとう。
7.Mr. サマータイム with 歌・叶高さん
真人さん憧れのサーカスの叶さん。かっこいい。
8.Spain with 叶高
会場全体を巻き込むあの魅力は何?かっこいい!!
9.What a Wonderful World with 叶高
一言でいうと愛。それにあふれた人が歌うから、ほんとに
世界は美しく、人間は小さくていとおしい。

<休憩>
1.天花 with  チェロ、パーカッション
ホールの加藤さん肝いり、雪演出。
2.ブードリオに想いは眠り ソロ
静かな景色の向こう側にあるものを見る力。
3.月下の楽園 with チェロ、パーカッション、ボイス・日川高校吹奏楽部
最後のクライマックスで、一気にカーテンがあき50数人の高校生のハーモニーが
かさなる。
4.約束の星 with チェロ、パーカッション、合唱・日川、叶
「ベガ」のテーマ曲。この時間をつくりあげた大きな原動力。
5.You can fly!  with サックス、チェロ、パーカッション、合唱・日川、叶
想いはかなう。かなえる。きっと飛べる。心底そう思えるあの昂揚感。

アンコール
明日を信じて with ALL
会場からも声がかさなる。「みんなつながっている」体でそう思えること、そう信じていられること、それが生きるパワーなのだ。

鳴り止まない拍手の中を燕尾服の真人さん、通路わきの方と握手しながら
後方ドアへ。
ブラボーブラボーブラボー

「こんなに感動したコンサートははじめて」「泣いた~笑った~」「次をぜひやってください」「もう時間があっという間」「構成が素晴らしい!」「語りと音楽と映像がマッチしすぎてまた泣いた」とても書ききれない感動の言葉の数々。
私的には・・叶さんのなんとも言えないあの包容力のある歌が、衝撃的。「人間ってかわいいよね」という叶さん、誰をも愛してしまいそうなそのオーラが、What a Wonderful Worldをほんものにさせる。
そしてあの会場は、What a Wonderful Worldそのものだった。

真人さんの音楽と向き合うその存在に拍手。
隆さんとの出会いに拍手。
あっこちゃんのマルチ的な働きに拍手。
兼人さんの間をよむ演奏に拍手。
叶さんの大きな愛に拍手。
日川吹奏楽部の若きパワーに拍手。
文化ホール・加藤さんの渾身演出に拍手。
たくさんのサポートに拍手。
あの場を共有してくださったみなさんの未来に拍手。
(※覚和歌子・アプローズのマネよ)



●県立大学生たちの「手紙」
でずっぱりな日々が終わってまっているのは、もろもろの締切ごとであった。
一つは、大学生のレポート。
「授業で学んだことを誰かに伝えるという設定で書く」
未来の自分へ、先生になったときに子どもに伝えること、両親へ、未来の
患者さんへ、天にいる誰かへ、遠距離恋愛している彼・彼女、別れた彼・彼女(汗)、さまざま。
なんかねーみんな一生懸命生きているなあ、としみじみ。
この「手紙」を、ホントに10年後の自分が、誰かが、ちゃんと読んでくれると
もっと嬉しい。宇宙の視点で、星をみることを忘れずに。

●スイカ
相変わらず、友達のおうち、だんな、千葉・埼玉のそれぞれの実家・・にお世話になりっぱなしの夏。
とりあえず、みなみが学校で語った「夏の思い出」は、ずっとやりたいと思っていたこれ、だった。「みんなねー海に行きました、とかキャンプにいきました、とか話すんだよねー」といいながら。 でも彼女の「一分間スピーチ」は、いつも相当ユニークで面白い、と先生も言ってくれるから、いいんじゃない、こういうの。
大好きな杉山亮さんちとおかべりかさんの「走れ!カネイノチ」にでてくる、このスイカの食べ方。そう杉山さんの「ものがたりライブ」は今年も体験したのだった。
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自由研究はこちらの領域で「星」。そのレポート内容よりも、「解説キャラ」がいろいろ楽しかったのだけど、写真撮り忘れてしまった・・。

そして毎日続いてた合唱の練習は、「金賞」というご褒美をもって一区切り。
そして今は関東大会にむけて、あらたに。

蒼太のほうは、中3なのにこんなに宿題に追われるんだ・・というその量。
「自分史」を書くという宿題があり、以前、少しだけ書き留めていた「蒼太語録」を思い出す。
「気高き、誇り高き、偉大な・・・」というピーターパンの歌を
「けだかき、ほこりたたき・・」と歌ってたとか。

さて、またがんばろう。

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# by malicosmos_meme | 2014-09-04 06:21 | Comments(0)
7月よく働いたなあ。これまでもずっとよく働いてきたけど(笑)、今月はちょっとやりすぎ感あり。働いた=稼いだ、というわけでは決してなく(汗)、予想外のことがおきて、結構身に降りかかってくる、ということもあり。。
そうはいっても、たいていのことは自分がひきおこしていることごと。そして、ほとんどの「仕事」が自分に喜びややりがいとしてかえってくることだし、ほっておけないからやるのであって、他者との関係性は、感動も憤慨もそのものが「生きてる」ってことだから。そして、かなりの部分、感動にシフトしているこの人生は、ほんとに恵まれていることなんだと思う。

そんな感動ごとより。
○アルリシャ通信の「あとがき」より
7月の上旬に、兵庫県の特別支援学校にSpace Fantasy Liveでおじゃましました。 2009年以来、ご縁のある先生がいらっしゃってそのつながりから。高校3年の生徒さんたちおよそ30名。先生は、生徒たちの興味によりそい、私たちの紹介を、富士山や、ボート部や、ラグビー(真人さん)ということにつなげて面白くしてくださった。1時間ほどのライブでは、いろんな受け答えもあり、また、真剣に見入ってくれて、最後には、生徒たちの合奏&歌のプレゼント。なんとこの日のために、一生懸命練習してくれていたそう。 ハンドベルあり、ベースあり、木琴・鉄琴、そして歌も素晴らしい。その様子をみて、ついこちらが涙、なみだ。 帰り際に、見送ってくれた生徒さんが2人いました。バス停まできてくれた彼は、傘もささずに、最後まで手を振ってくれて。後日、先生からのお手紙には、彼があんなふうに、人を見送るという姿を初めてみた、彼らの中に、何か特別なものが響いたのだと思います、と書いてありました。 この短いライブツアーの中には、先生と生徒、そして私たちの間に、ちょっと表現しきれない、「いのちの交感」がありました。 たった1時間で人を変えようなんて、おこがましいことを思っているわけではない。でも確実に、何かあらたな視点のきっかけになり、そこから光が見えたり、思考が深まったりすることがある。 暗闇のないところに光はなく、絶望のないところに喜びはない。人生の小ささと大きさと、存在のいとおしさ。 そんなことを、ライブが終わったのちも、生徒さんをめぐりながら、先生とやりとりしています。そういうことがアルリシャの仕事を支えているな、とつくづく思ってありがたいのでした。 

7月上旬から、ここを発端とするやりとりがずっと続いている。そのたびに、互いに深まっていくことがあり、気づいていくことがある。
ほんとに行けてよかった。そしてまた行って、彼らの姿にあらたに出会いたい。

○「知が暴れる3時間 頭の中をBig Baaaaang!!」
aの文字がいくつあったか定かでなし(笑)。
学生たちが運営するカフェフラット。学業やりつつ、カフェを運営する・・。
自分たちの学生時代にはちょっと考えられなかったこと。
学生さんたちの企画による、Big Baaaaangツアーは、ロシアを旅して、その後宇宙ツアー、そして「自分の未来」ツアー。社会がどうなっていくとよいか、そのために自分は何をするか、そのために、今何をすべきか・・ということを各自が書いて、その後数人でシェア。自分の一滴が、波動をつくって周囲に広がっていく。考えること、そして共有していくこと、学生のときからこんなことができるって素晴らしいなあ、と。あと10年、20年たって、このときをどんなふうに振り返るんだろう? 自分自身のことから考えると、やっぱりそんな時代がもっとも鮮やかに明確に、自分っていうものを確認するときなんだと思う。またそこで出会った学生が、長期入院している高校生に勉強を教えるボランティアもやっていて、なんとチャイケモも知っていた。またまた楽しい出会いが。

〇ミュージアム都留「都留と月」
みんな夏休みはほぼ19日からはじまる。この日からみんな一斉にあちこちのイベントがスタート。こちらのほうは、解説パネルの校正やできてきた展示物に注文つけたり(汗)しつつ、若い学芸員のお二人のがんばりあって、なかなかユニークな企画展・・になったかな。
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地上からみる満ち欠けと、宇宙からの地球と月の位置関係をどうつなげるか、と苦労したのがこれ。これだけじゃなくて宇宙視点のものあって、それを対応させるパネルに、学芸員さん、超苦労してました。20日の講演のときに、展示物を前に、解説して、「すごくよくわかって感動!」と言ってくださった方もあり。でも、いまひとつ??な方もあり・・。
講演のほうは、定員をだいぶ超える形で、部屋がいっぱいいっぱい。月はクイズにしやすいので、クイズだしすぎて、今一つ、ストーリー性に乏しい講演であったが・・まあ、だいぶ喜んでくださった様子なので、よしとしよう。
企画展は、9月13日まで開催中。ミュージアム都留はこちら


〇夕涼み投影「月見里(やまなし)ほしものがたり」
夕涼み投影は、山梨県立科学館のプラネタリウムに集う市民グループ「星の語り部」が手作りでつくる作品。山梨への愛であふれているような感じにしあがった。
「やまなし再発見」でありながら、「それぞれの故郷の星空を思い出せるように」というのが最初の目標にあって、素晴らしくそれを実現しているようすが、アンケートからみてとれる。
しかし・・システムの不調もあいまって、プログラムを組むのにすごーく時間を費やし、それでも、なんか演出は十分でなくて、しばらくきーっ!となっていた。。。でも、いろんな感想聞いているうちに、そのことは忘れ、そして来年にはまたすっかり忘れ、同じようなことを繰り返すのかもしれない。
今回は重盛さんが書いたホッシ―、そして、永井さんの学校の子供たちが書いた超バラエティに富んだ、子ホッシ―がいい味だしてる。
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〇連日連夜・・
兵庫の支援学校に行ったときは、なんか気持ちにも余裕があってたくさん感動もらって帰ってきて・・そのあとから、上記の都留の展示や語り部のプログラムに必死で取り組み、連日数時間睡眠のまま夏休み初日19日。トラブルありだったけど、まあ、許してくれ、という感じで終えて、20日は都留講演のあと清里へ向かい、福島からキャンプにきている方々にほんの少しの時間ではあったけど、星空の時間を。涙ながらに、やってもらってほんとによかった、と言っていただけて、こちらも疲れもふっとぶ。翌日は大学講義と、館の出張プラネのおつきあい。
翌日は館へ、そして23、24日は博多弾丸ツアー。エプソン販売さんの福岡支店へ~。ほとんど博多駅周辺の数キロ圏内しか動かなかったけど、ま、おいしいもの食べたのと、飛行機からの眺めも楽しんだので、満足。移動プラネを翌々日までに甲府に戻さなければ!ということがあり、郵便局のおじさんがすごく苦労しながら、でも親切にとてもいい感じの博多弁で対応してくれたのがほっこり。
かえってきて、子どもらの宿題の計画をやっとたて(と、今書きながら、それがまったく機能していないことにも気づく)、読書感想文とかにつきあったのちに、その日は甲府市内の幼稚園でのプラネタリウム。・・が、あまりに暑すぎ、クーラーがほとんどきいてないので、エアドームは地獄、ということになり、急きょスクリーンでの投影。汗だくだったけど、子どもたちの歓声は楽しい。
翌日、プチ夏休み、で、昼間のうちに、みなみと友達をつれて涼を求めて、どりゅうの滝へ。子どもらは足をつけて、でもあまりに冷たすぎて、こおる~といいながら、すぐに退散。やまねミュージアム、ソフトクリームと清里の定番をまわり、一度甲府にもどって、その夜はまた清里で、観望会と星のお話会。小児がんのこどもたちのキャンプ。お誘いくださった小児科医の犬飼先生、3年目にして絶対星をみるぞ、という執念で、望遠鏡かまえてまっておられたが、私が話をしている40分ほど、ずっと晴れず。終わって外にでるも晴れず。でも、遅い時間なのに、結構みんなでていって、望遠鏡と一緒に記念撮影。そしてそして、翌日は実に満天の星がみられたそうで、ちょっと悔しいやら、でも見られてよかったなあ、と思うやら。後日、スタッフもボランティアももちろん子どもたちも、空を見上げるという具体的な行動に、あきらかな違いが・・と。翌日は館出勤。その次、日野でのエプソン販売さんでのプラネタリウム投影。山梨出身の方がご担当で、不思議にうれしい。「高橋真理子さんの語りの素晴らしさ、そして、自社製品のプロジェクターの精度の良さに誇りを感じることができ、有意義な真夏の夜のひとときになる。」との感想をいただく。そして次の日は・・ゆずりはら自然の里で、「みどりの少年隊」キャンプでの宙の時間。40分ほどしゃべったあとに、外へ。かわらまで下りて、川音を聞きながら、寝転んで星空をながめる。人工衛星が飛ぶ、たくさん星が見える。「ぼくたち帰らないでここにずっといる」といった男子二人・・・。あれだけの山間でありながら、東京の光の影響を受け、残念ながら天の川がみられず。深夜になり、一番てっぺんまであがってくればきっと見えたんだろうな。
そして、翌日は新宿でのプラネ公演がはいっていたのだけど・・幸い(?)、延期になって、ほっと一息。そしてまた館に出勤。
・・・という感じで7月の毎日が過ぎゆく。
ああ、ほんとに単なる備忘録。。

○子どもたちの夏休み
毎度のことではあるけど、私の今夏の不在率、相当高く、そんな中にあって、子どもらの夏休みは・・。 兄は、一応受験生でありながら、8回目の五島列島キャンプ。さすがに中3なので、参加をしばらく躊躇し、考えていたけど、高校生になったらもうさすがにいけない、これで最後だからといって出かけていったが、大学生のカウンセラーからもらったTシャツきて「来年は、准カウンセラーで行くことになった」といって帰ってきた。彼の唯一のこだわり行事。大事にしつつ、まあ、そのまえに無事に高校生になってもらえるといいが。
そんな間に、私の出張時には、みなみは、あちらのお友達の家、こちらのお友達の家、とあちこちお世話になりっぱなし。そして、連日、朝から夕方まで合唱部の練習。ぶちぶち文句が多いので、ほんとに続けてていいのかなあ・・とかなり思うのだが、でも、友達と一緒に暑い中がんばった体験とか、何よりも声をだして歌う楽しさとか、ハーモニーの気持ちよさとか、何がしか体で覚えていってくれればいいなあ、と。
みなみは兄不在がとても寂しく、自分もいけばよかった、としきりに後悔して、兄の帰りを待つ間に下記の絵をかく。くらげ、えい、うに、いずれも五島の海にしっかりいるもの。

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暑い夏休みはまだまだ続く・・。
こんな状態の中にも、一番最初に書いた支援学校の先生との、とても濃いやりとりが続いていて、そんな中にあって、生徒さんたちの変化のこととか、先生ご自身の変化とか。あらためて聞いたり読んだりするものを送っては、その感想を共有しながら、深め合っていく。
やっぱり人は出会うために、生まれてきて、そして去っていくんだな、とつくづく感じる。

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# by malicosmos_meme | 2014-08-01 00:09 | Comments(0)

一度、7月上旬にせっせと書いたものを、なぜかすべて失ってしまう事態になった。まあ、そもそもこのブログがいつまで残るのかわからないし、残したいのだったらちゃんとプリントしておかないとね、と思いながら・・とりあえず、1か月に1回の振り返りは、そのスタイルを決めたので、書いておかないとちょっと気持ちが、もさもさするようになった。このブログの目的の一番は、自分の備忘録。なので、日記でもいいのだけど、熱心に読んで楽しみにしてくださっている方もいるので、自分の目的と、待っていてくださる方の接点ぐらいで書いている。しかし、どうもこのところ、予定しないちょっとしたトラブル頻発、自分の時間がなんかとれない。そうこうするうちに、ほんとにいろんなことがおきて、記憶はどんどん上書きされる。なんかすでに1週間たってあやうい・・。ということで、手遅れになる前のアップ。


〇星ナビ78月号~ベガをめぐって

前月号の星ナビに対して、編集部経由で素敵な感想をいただく。これまでの記事で一番感動した、というコメントも。下記、ブログもとてもありがたく読ませていただきました。
http://blog.goo.ne.jp/shysweeper/e/b5a9f7072b0561fb1e08564e8d350cda#comment-list
一方、実はこの記事の中で、大変な間違いをしてしまい・・ お恥ずかしいかぎりでもあるのです。そのお詫びと訂正に加えて、その当事者の方へのエクスキューズも含めてあらためてお話聞かせていただいた内容を8月号に載せてもらいました。星ナビ編集長の川口さんにも感謝です。

戦場に輝くベガ、山梨県立科学館での上映はもうあとわずか。8月は滋賀県立平和祈念館で1週間上映。それがはじまる直前に、ダイニックアストロパークにて、公演やらせていただくことに。

6月あたまには、FMFUJIの森雄一さんの番組「宙のモリモリ」で、ベガについて、高橋・跡部でだいぶお話させてもらった。


○神戸・チャイルドケモハウスのこと

チャイルドケモハウスは、小児がんの子どもたちやその家族を支える「夢の病院」。治療に長い時間かかるので、入院がどうしても長くなってしまい、ぐんぐん成長する子どもたちにとって1つのベッドの上での生活はあまりにつらい・・ということで、そういったつらい経験をもつ人たちが、長い時間かけて想いを実現したその場所。家族が一緒に「住める」病院、全国初、だそうです。当日は、体験入居をされるご家族とボランティアさん、スタッフのみなさんに見てもらいました。残念ながら、患者さん本人は体調すぐれず、見てもらうことができず、ご両親もそばにいたいとのことで最初は無理かな、と思っていたのだけれど、ご両親には15分ぐらいご覧いただくことができました。のちほど、スタッフさんが、「Mちゃん(患者さん)の生まれた日の星空を見せてもらった!、とすごい喜んでいました」と。その後、患者さんのきょうだいたち、幅広い年齢層で、とても仲良く、楽しい子どもたちとともに、40分ほどの宇宙旅行。これまたみなさん、とても感じ入ってくれました。
その後、事務局の田村さんからいただいたメール。

「「自分たちの知らない世界、大きな世界を知ることで、今の大変な状況の癒しや
励みになることに気づかされました。プログラムを実施してくださる方、医療者、ボランティア、スタッフ、そしてご家族、当事者全員が同じ物を見ることは、治療中ありそうでなかなかないと思います。

息子との長い入院生活の経験から、数少ない院内学級の行事(プレイルームでの運動会や学習発表会)にドクターやナース、地元の学校の先生、普段病院から足が遠のいていたお父さんらが集まってくれたことが、嬉しくてたまりませんでした。子ども達も、嬉しそうでした。
たくさんの参加者がいるほうが良いのかもしれませんが、私は、ひと家族が大好きな人たち(きょうだいはもちろん、親友や元の学校の先生など)をチャイケモに呼んでプラネタリウムをしてもらう、というような個別のニーズに応えるのも貴重なことだなと思いました。」

この田村さんは、6年の闘病生活ののちに9歳で星になった結人くんのお母さんでもあり、そういったことも含め、チャイケモができるまでのお話が「夢の病院をつくろう チャイルドケモハウスができるまで」という本にまとまっています。チャイルドケモハウス、驚くばかりに、さまざまに考え抜かれた素晴らしい施設なのですが、ほんとうに必要としている人たちにまだまだ情報が届いてない部分があるようです。微力ながらお手伝いできればなあ、と思っています。スタッフさんの心がほんとうにこもっていて、あちこちに見受けられるデザインも素晴らしいのでした。お近くに、小児科の医療関係の方、当事者の方、などいたら、ぜひ教えてあげてください。http://www.kemohouse.jp/


○「病院がプラネタリウム」をめぐって

上記のチャイケモもそうだけれども、今年、「病院がプラネタリウム」をやらせてもらって、これまで知らなかった世界をいろいろ知る機会になっている。

9月に呼んでいただくことになった、国立甲府病院。娘も息子も私も1回ずつはお世話になっている病院で、うちのすぐご近所。そこの重心棟に、120名もの方が入所されていてそれ以外にも通ってこられる人々がいる、と。そのことをまったく知らなかったことに、ある意味ショックを受けてしまった。

社会福祉に携わる友人の言葉をかりれば、

おそらくは、日本の社会福祉施設のなかで、
重症心身障害児施設(旧称)が
もっとも置き去りにされている環境であるように思います。

と。

この病院につながったのは、娘の友達のお母さんが携わる、難病や障害をもつ子どもたちをめぐってのネットワークのおかげ。

またそのつながりから、

見えない子どもをもつ親たちのネットワーク「らんどまーく」の方たちとも知り合いに。

これまでも、プラネタリウムで「見えない人たちとともに」という活動をやっていたにも関わらず、案外せまい領域の中でもつながっていなかったことを痛感。これだけの情報があふれる今だからこそ、埋もれちゃうこともいっぱいあるのかな、と。

でも出会えて、またご一緒したいこともあれこれ出ている。

さらに、また同じつながりから、難病のこども支援全国ネットワークの理事長されている小林さんに、お会いする機会を得る。娘と同じクラスのお友達のお母さんの紹介により。現在、山梨県内に「あおぞら共和国」をつくっている最中。難病や障害をもつ子どもたちや家族がいつでも訪れることのできる楽園。
http://www.nanbyonet.or.jp/
天文台もつくれるといいなあ!と思っているんです、と。その小林さん、お会いして数秒で、その受容に満ちた人柄がわかる。なんか、人々とよりよく生きたいと願いながら真摯に生きる人は、その顔や声を見ればすぐにわかるんだなあ、とあらためて感じる。

せっかく山梨という場所につくってくれるので、何かしら関わっていければなあ、と思う。

こちらはちょっと別のつながり。

科学館のプラネタリウムに難聴者協会の方たちが来たいと言ってくださった。

それを、要約筆記の方がサポートしたい、と。11月に、彼らがきてくださって、また、ユニバーサルデザインをめざすプラネ番組「ねえおそらのあれなあに」と、要約筆記つき星空解説を一緒にみてもらうことが実現しそう。それにあわせて、UD天文教育研究会の方々にもご参加いただければなあ、と思っている。

ミュージアム都留 市制60周年記念イベント「都留と月」

去年、都留に公演で呼んでいただき、そのときに、りっぱな「二十三夜塔」をみて、学芸員さんにきいたら、そのことをちゃんと調べている人で! そんな人にあえたのははじめてだったので、とてもうれしく、きっと都留にはご縁があるに違いないと思っていたら、企画展の監修の依頼をいただき。都留に残される月待ち信仰のことはもちろん、昔から月を眺めてきたそのまなざしも、科学の対象としてみている月も、いろんな視点から紹介する企画展になっている。月の満ち欠けを、地球視点と宇宙視点、あわせて理解できるようなものがほしいなと思っていて、それをつくってもらった。関連企画で、7月には公演、9月にはだんごづくりのあるサイエンスカフェ、そして観望会! 個人的には、後者のがとても楽しみ。ずっとやりたいと思ってきたことの一つでもある。


○星の語り部「夕涼み投影」制作佳境

「月見里(やまなし)ほしものがたり」

http://www.kagakukan.pref.yamanashi.jp/1196

上記、都留での出会いにも通じるものが。やまなしでの月の風習、星石、ほか、山梨のゆかりの人たちの星の言葉、そして今を生きるみんなの星の言葉。

語り部作品は、いつも暖かいものができあがる。 それは、やっぱり語り部をささえている空気そのものが作品になるからだろう。

「たなばたさま」の歌詞を書いた権藤花代さんのことも紹介するシーンがあって、花代さんのご親戚の方で、だいぶ前に私に突然手紙をくださって花代さんのことを教えてくだあ

一方、4人の生徒と話をするために、ある高校へ。「きれいな星空がきっと山梨の特徴だと思う」と自ら考えて、テーマを「山梨のきれいな星空でおもてなし」としたい、と。語り部といいコラボレができそうで、楽しみ。


その他、夏からはじまるプラネタリウム番組「クイズ!教えてゼウスさま」には、去年知り合ってコラボレさせてもらった山梨拠点に活動するNYTの音楽。この番組は、私はサポートの立場だったけれど、とてもよい楽しい番組ができあがった。NYTのお二人の5周年記念ライブが11月にあり、私も少しだけ登場することに。若い二人のこれからがとても楽しみ。


○川上村星空教室

去年にひきつづき、三鷹の小学生たちに星の話。残念ながら、今年も、雨にみまわれ、実際の天の川はみられなかったけど、子どもたちは宇宙旅行に大興奮。やっぱり、三鷹の子は・・なのか、東京の子は・・なのか、山梨とはだいぶ違って、発言の量がはんぱないし、感想いう人?と問われて、さっと手があがるすごさ。

毎年呼んでください~っとあるう恒例行事になりつつある。先生たちも、「ないちゃいました」という感想を言ってくれる方も。

子どもたちの観望会は残念ながらできなかったのに、帰り際、ふと気づいたら、なんと~!満天の星にバリバリの天の川。暗黒星雲もはっきり見えるほどの天の川だった。あとから聞いたら、先生たちは、「大人の観望会」をやったそうな。子どもたちに、見せてあげたかったけど、先生たちだけでも見てもらえてよかった。

他、呼んでいただいた、韮崎竜岡こどもクラブでは、100人超える地域の子どもたちが集まるイベントにびっくり。画家で、お絵かき教室、そしてよりみちアートの羽中田さんがご苦労くださった。羽中田さんからのご縁は、山梨県内、あちこちにいろんなイベントで実を結び、ありがたい限り。


○みなみの動画

私がタブレットを手に入れて以来、自分であれこれ動画をとるということに凝っているみなみ。顔まるだしはあまりネット上にだせないし、何より本人がいやがるのだけど、これはまあ、いいかな・・。

http://youtu.be/3uwIeF8EVj0


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# by malicosmos_meme | 2014-07-09 23:07 | Comments(5)
★「終わらない物語  戦場に輝くベガ~約束の星を見上げて」 星ナビ7月号
プラネタリウム番組「戦場に輝くベガ」を最初につくったのは2006年。というか、つくっていたのは、
2005年10月~4月。この半年で、10年分生きた、と感じるぐらい、なんかめいっぱいやっていた。
みなみはまだ1歳半で、しかもこれの制作スタート、とする直前に、ちょっとした肺炎で入院なんか
したりして、「ちらり」と仕事を休もうかと思ったりもしたこともあった、そんな時期。
めいっぱいやっただけのことはあって、作ったときももちろんかなりの資料を集めたけれど、
上映中、さらに終わったあとに、どんどん資料や出会いが増えていく作品だった。
そうやって8年経て、「完全リメイク版」をつくって、「まとめておきたい」気持ちがずっとあった。
今回、星ナビに8ページというページをさいて、「終わらない物語」というタイトルで、ベガのことを
書かせてもらった。 業界内での発表などはしてきたし、メディアにとりあげられたこともだいぶ
あったけれど、自分たちでまとめて書いたことがなかったので、この機会はほんとにありがたいな
と思う。
1冊840円、ぜひとも読んでください。
http://www.astroarts.co.jp/news/2014/06/03hoshinavi/index-j.shtml

こうやって出ると、ベガのまとまったウェブサイト(現在版)がほしいなあ、と思うのだけど
なかなかそれが進んでない。
一応facebookはこちら

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★星空書簡―星をみあげて手紙を書こう  in 陸前高田
星つむぎの村としてのイベント。 陸前高田の「朝日のあたる家」訪問は2回目。
前回、なんか素晴らしい感想を逆にいただいて(こちら)、これを企画していただいた
みなさんも、ぜひとも次も!とおっしゃってくださった。
1回目のときは、星空の話、リーディングライブ、と基本、「受け身」で見ていただく
ことがほとんどだったが(一緒に歌ってもらったりとかはあったけど)、
今回は、以前から頭にあった「星空書簡」をやりたい、と。
星の話をきいて、リーディングライブなども聞いて、最後は自分で手紙を書く、という
ワークショップ。 これを考えるきっかけは、震災だった。
「震災の日の星空エピソード」→覚和歌子・丸尾めぐみ「ほしぞらとてのひらと」
→映画「きょうを守る」→陸前高田
あの日の星空を語れるようになったとき、その人が震災を乗り越える一歩になるかも、
との思いが、みんなにあった。
去年、はじめてやった、八ヶ岳での星空書簡も、とても感動的。

そして、とうとう陸前高田で、それが実現することに。 結論から言えば、やはり
こちらの想像をはるか超えることがおきた、ということ。
参加者のみなさんの力によって。一人ひとりの胸のうちが、その人の声によって
語られるとき、そこには、ものすごい共鳴の波がおきる。
下記レポートに掲載させてもらった、高校生の手紙には、号泣させられてしまった。
「美しい光と孤独な闇が交じり合うこの世界」でいろんな人たちに出会いたい、と。
http://alricha.net/hoshitsumugi/index.php?shokan

また、後日いただいた御礼のお手紙の中には、
「ピアノの流れるような調べにのせて、手紙を音読させていただき、涙があふれて
声がつまることもありましたが、母への感謝と後悔、これからの覚悟、さまざまな
思いをつたない文章ではありましたが、音読できたことは、私の今後、生きていく上で
何か吹っ切れたような気がします。私なりに、やさしく、強く生きていこうという力が
わいてきました。」とも。

星空書簡、大事に育てていきたいプロジェクトの一つ。

★気仙沼の保育園、施設
せっかく陸前高田までいくので、見せられる場所があるんだったら、ぜひ見せたい、と
思い、どこかで移動プラネができないか、と以前もお世話になった、
気仙沼ボランティアステーションの菊田さんを通じて、2か所、紹介していただいた。
ボランティアステーションのブログにも報告していただいている。
「おひさま保育園」は、その前身の幼稚園が津波で全壊したところ。震災2ヵ月後から、
小さな倉庫を借りて、そこで子ども達を預かり始めた、というスゴイところだった。無認可で
やっているので、補助もなく、理事長さんはじめ、ほんとに先生たちと地域の人たちの想いで、
成り立っている保育園。70人の子ども達を抱え、まだまだ足りないものもたくさん、と。
土曜保育中でのプラネタリウムだったので、すごくちっちゃい子たちも一緒のプラネだったけど、
先生たちも何人かの親御さんも一緒に楽しんでもらった。プレゼントに子ども達の自画像の花束。
ここに限ったことではないけれど、「現状知ってほしい」と思っている被災地の人たちはたくさん
いる。 おひさま保育園のサイトはこちら
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旭が丘学園は、気仙沼の高台にある施設なので、津波を直接的には受けてないところだけれど、
めったにない機会です!とプラネタリウム、とても歓迎していただいた。最初はテレビをみてた
子ども達のよこで、むくむくとドームをたてていると、みんな、くちをあけて、その視線がテレビから
ドームにくぎづけ。ぴょんぴょんとびはねて、「楽しみ~」と喜ぶ就学前の子たち。小学生たちも入って、
星空の話をすると、「北斗七星!」「おおぐま!」「春の大三角!」と次々声をあげ、満天の星空や
宇宙旅行はすごい歓声。先生たちにとっての、ツボは、黄道12星座のしくみを初めて知った!
ところだった模様。子ども達15名、大人8名ぐらいで、ぎゅうぎゅうだったけれど、50分も
ずっと集中していた。 
また来たいなあ・・

○都内幼稚園での公演
母親のお世話になっている幼稚園での保護者向け講演会として、一人スペースファンタジーライブ
バージョン。スクリーンのないところを、園長先生(ご夫妻)が、手作りのスクリーンをつくって
くださったり、保護者のみなさんもとても熱心に準備にあたってくださった。
いろいろとご尽力くださったKさんは、数日前に「星つむぎの歌」絵本を、発見してくださり、
それに感動して、みなさんの待ち時間にそれを流したり。
1時間の公演が終わって、質問の時間のときに、さっと手があがり、
「大変素晴らしいお話聞かせてもらって、今すぐにでもわが子を抱きしめて、一緒に星空を
みあげたい気分です。」と高ぶった感じのコメント。 保護者会みたいなところで、
こんなふうに即座に自分の感情を表してくれる光景、ありそうであまりない。
その次の方もそうだった。 その後の昼食会も・・
集まっていたお母さんたちの感性に支えられている会だった。
おすすめの星見場所は?ときかれれば、やっぱり山梨県、といいたい。
こういうときに、八ヶ岳で親子星見キャンプなんて企画があれば、みなさん
速攻申し込んでくれそうな勢い。 そういったことが並行してできるようになるといいなあ、と
つくづく思う。
後日いただいた感想の一部を、いただいたまま、こちらにはりつけてある。

★Space Fantasy Live 山梨音楽療法研究会
これの前日は、小林真人さんの母校である、山梨市立加納岩小学校にて、
そして、山本久美子さん率いる山梨音楽療法研究会主催でのspace fantasy live。
2008年の「星つむぎの歌」を、山本さんたちの仲間でやっている「山の都ふれあいコンサート」
のみなさんが一緒に歌ってくれたときからのおつきあい。 障害をもつ子どもたちの表現の場を
いろいろ展開されてきた方たちなので、今回も、障害もった方々も参加者の中で、たくさん
いらした。 全盲で知的障害をもつある彼女は、真人さんの「明日を信じて」を盲学校で歌って
知っていて、その曲が最後にでてきて、とにかく大喜びのサインをふりまいて、それを周囲の
だれもが受け止める、すごく温かい空気がそこにありました。ふだんから歌に親しんでいる方々
ばかりなので、はじめて歌う「明日を信じて」も、とても大きな声で歌っていただいた。

やはり、ライブをやって、そのときに感想を言ったり聞いたりシェアする、そういうことを
すると、その後にその人に残っていう度合も、きっと深くなると思う。
最初から互いが知り合っている人たちが集まっている場と、初対面ばかりの人がいる
場と、もちろん、それぞれ状況が全然違うけれど、どんな場であっても、何かしらシェアが
できる、そうしたくなる、そんな工夫ができるといいな、と思う。

★映画をつくる人
戦場に輝くベガからのつながりで出会った、映画をつくっているSさん、今度、自分と
いろんな人たちと対談をする本を出すという。 Sさん、まだ30代。すごい。
その一人に私を選んでもらった。 「ベガ」のころから、しばらく間があいたのに、
思い出してくれたことがうれしい。 まる1日かけて、アルリ舎で彼女と話をする。
対談じゃなくて、こっちの話をひたすら彼女が聞いてくれた感じだったが・・
自己紹介が6時間ぐらい続いている感じ。
とはいえ、彼女が映画という媒体からやろうとしていること、たとえば時間とか、
におい、とか、温度、とか、あり方とか、プロセスとか、場とか・・
言ってみれば、見えそうで見えないものを撮る。 撮る以前に、自分でつくる。。
なんかそういうところに、互いに共感するところがあり、だから、ひたすら、
彼女がこれから何を撮っていくんだろう、というのはすごく楽しみ。
本も楽しみ。いつでるのかな。

★今後の打ち合わせいろいろ
医療や福祉の分野と宇宙をつなげたいというのは、もう10年以上前から思っていたことの
一つだった。 これまでも少しずつ実践してきたけれど、去年から、そういうことが、できつつ
あるのは、うれしい。
「病院がプラネタリウム」も、いろんな方々が少しずつ紹介してくださっている。
埼玉の病院にも出向いて、いろいろ場所の問題とか、組織内の問題があれど、
ご担当の方が一生懸命心寄せていることが実感でき、直接会うことの大切さも身に沁みたり。
「プラネタリウム大好き」と言ってくださったり、「数ある病院の中から
うちを選んでくださってありがとうございます」と言ってくださったりする。
他にも、「つなぐ人フォーラム」つながりのうらりんさん経由で、今後も、医療系をキーワードとして
そこから広がってくるものがいろいろありそう。

また、甲府市内で、しかもうちのすぐ近くで、学生だけで経営しているカフェがあり、
そこで私の話をしてほしいってことになって打ち合わせに。
もらった企画書のタイトルは「知が暴れる3時間~頭の中をBig Baaaaang!」
いい、すごくいい。 久々に、これぞ企画書!っていう思いがこもったものを見た感じ。
彼らが感じている、自分たちの世代はもっと新しい価値観にふれて、もっと深くものごとを
考えるべきだ、という問題意識。 なかなかまぶしく感じるのだった。
7月にイベント。 それに至るまでのプロセスがとても楽しみ。
cafe flat はこちら

★「夕涼み投影」にむけて
星の語り部がこの10年、ずっと続けてきた「夕涼み投影」の制作。 10周年記念誌もなんとか
夏までに。 加えて、新たな制作も進んでいる。
今年のタイトル「やまなしほしものがたり」。 風習や民俗のことをとりいれつつ、星を通して
ふるさとを見つめる。 山梨につながる人たちが残していった星のことば。 今話題の花子さんも
甲斐の国の星空の美しさを語っている。
という、かなりしっとりした感じのイメージがにおってくるテーマでありつつ、
それらをぶち壊す、いや、もりあげる・・ 何かも登場?
10人以上でよってたかって、シノプシスとシナリオを仕上げていく。 そんなことが可能なのが、
語り部を、語り部たらしめているのだろう、といつも感じる。

★みなみ10歳
6月生まれなので、ほんとは来月に・・だけど、とりあえずここに。
みなみが10歳ということは、上記語り部も10歳。 みなみが生まれる1時間前ぐらいに
分娩台の上で、新聞記者からの電話にこたえていたり、1週間前まで館で仕事してたり
1週間後から「夕涼み投影」の制作につきあっていたり、常に仕事と並べられて
しまっていたみなみ。 それゆえか、今だに、「みなみと仕事とどっちが大事なの」と言われる。
いつもどこかに申し訳なさを感じながら、でも、仕事を減らせない私。 
蒼太が10歳になったとき、10年分ダイジェスト版アルバムをつくった。 今回も、同じアルバムで
みなみ用を。 みなみが書いてきた絵と文とかの写真も途中はさみこみながら。
この作業はいろんな涙をさそう。 誕生日前日の夜中に。10年分、未整理の写真の箱を前に。
みなみの絵や文の写真をfacebookにアップしたら、オオウケであった。 しかし、そのことを
本人に知られてはいけない。

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アルバムは10年分ダイジェストで、そのあともまだ10年分をいれるところが残っている。
(といっても1年につき2枚ずつぐらい・・)
10年後・・ みなみはいったいどんな大人になっているのか。 
ふと気づくと、このブログもはじめてからまもなく10年。 育休のときにはじめたウェブサイト上の
日記、そこから復帰してこのブログ。 
10年・・。 
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# by malicosmos_meme | 2014-06-06 02:34 | Comments(1)
新緑まぶしい季節。 お天気がいい日は、どうにも自転車にのりたくなる。
夏もこのままだといいのになあ。

4月はあまり仕事がはいらなくて寂しいかもと少しだけ思っていたのだけど
なかなかどうして忙しかった。 忙しかったけど、やっぱり、以前の忙しさと
全然違って、泣きたくなるような忙しさとはだいぶ違う。
仕事時間のほとんどを、自分や誰かのために、意味あることに費やしている
実感があるから。
自分は一度組織のポストから降りてしまって、その縛りから開放され、
ある意味自由になって基本好きなことをやって生きている。でも、一人ひとりの
想いが積み重なるような組織ってありえるのかな、ということもずっと想ってる。
以前、RQ災害市民センターを立ち上げた広瀬さんたちと、「つなぐ人フォーラム」
において、アメーバ型組織 というのを議論したことがある。

組織にいるときと、離れたときと、またその中間みたいなグループをあれこれ
やりながら、決してその自由なグループも勝手に物事がうごいていくわけでも
ないので、どうやっていったら「仲間」がそれぞれ力を発揮しながら、かつ
もっと有機的に社会にコミットしていけるんだろうか? そんなことも想う。

さて、4月の話。

●「病院がプラネタリウム」 名古屋医療センター
タケダ・ウェルビーイングプログラムの一環でやらせていたただいている病院でのプラネタリウム。
朝、息子の朝食とお弁当、二人の夕食をつくったのちに、7時に車で出発。
山梨大学の大学病院小児科でお医者さんをしている犬飼先生とのおつきあいはもう7年?ぐらい
になり、犬飼先生がある学会で、子ども達の生活環境についての発表をされたのちに
私のこの活動を紹介してくださり、そのご縁で、名古屋の病院に。
小学校低学年の子たちのグループ、高学年、高校生と大人の3投影。小さい子たちは、
とにかくすごいいい歓声と感性。高学年の子の中には、「将来、星を話す人になる」と言う子が。
保護者の方、看護師さんやボランティアさんも大勢みてくださって、もう~感激しました~、と。
今回あれこれ窓口になってくださったH先生は、急にはいってしまった処置などもありつつ
しっかり30分みてくださり、「自分自身の子どものころ好きだったカシオペヤのことを
思い出して、あのころは何をみて何を考えていたのか、と物思いにふけった」と
おっしゃってくださった。
患者である子ども達はもちろんのこと、その周辺の人々にも特に見てもらいたい
プログラム。
今年1年のプロジェクトでやらせてもらえる間に、なるべくつながりを見つけて、
その後はどうやって「事業」にしていけるかかなり未知だけれど、きっとこれは
自身にとっても大きなことになっていくなあ、と思っている。
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●大学いろいろ
新年度で、今年5年目になった県立大の「宇宙の科学」は、科学館に2回行くためのバスが
予算上140名分しかないというしばりで、定員140名としたけれど、結局178名。
たぶん看護の子たちは特に、ほとんど全員に近い子がこの選択授業をとっているのでは
と思われる。 最初の日に、いつもの長い自己紹介したら、「私、高校のときボート部でした!
しかもうお座!」という子と、「北海道出身で、私もうお座です!」という子と。
質問の「質」を評価に、とすると、とにかくいろいろ書いてくる。
「やたらと質問しようと思っても、聞いてなかったんだなということがばれたり、
そもそもすごく理解してないんだな、ということがばれたりするよ。」ということも言っているのだが。

あらたに行くことになったのが、帝京科学大学の博物館経営論。 さすがに博物館はな・・
と思って、これまで2回ほどオファーがあったときもお断りしていたのだけれど、
今回、ほぼ全体をやってくださる菅井さんをパートナーにつけることができ、しかも
やはりコバさんのいた大学、その他、古瀬さん、森さん、並木さん、何かと「つなぐ人」にいらっしゃる
素敵な人々が多いので、関わらないのはもったいないような気がして。
しかし、大学側の手違いあり、今期、本来「受けたい学生」がたくさんいる学科の必修とこの
授業が重なっちゃって、結論からいうと今期は20名ほど、後期にもう一度やるということに。
加えて、そうなると菅井さんの都合つかなくなり、前期は私は科学館の実践を数回お話する
だけなのが、後期は半分もつことに・・
まあ、この大学の学生たちも人なつっこい子たちが多くて、面白いこともあるか、と、
いうことにしておこう。

山梨大学のほうでは、これまでに、女性キャリア教育、サイエンスコミュニケーションなどに
関わってきて、女性キャリア教育のほうでは、たった一こまもつだけではあるけど、
「人生は夢へのチャレンジ~星で人をつなぐ仕事」というタイトルでいつも話をする。
人生は夢へのチャレンジ、これ、実は、大学院入試のときに名古屋大学の生協でふと
手にして読んだ、物理学者の米澤冨美子さんの本のタイトルからいただいたもの。
それ読んで、超ハイテンションになって、帰ったのを覚えている。
こういうことだったら、今の私もかけるかも(笑)。 誰か、本ださない?って
言ってくれないかなあ(笑)。
それはさておき、その時間、質疑を30分ほどとってくれといわれていたので、かなり
はしょって、1時間で話を終わらせたのち、すごい数の手があがり(どうやら、これが
評価にもつながるから、かもしれないのだが)、いろんな質問が出た。

「すごい直感でうごいてこられたようなのですが、そういう直感は、どうやったら
生まれるんですか」「人と人をつなぐっていうことをやるコツというか、ポイントは
どんなことですか」「星野道夫さんに今あえたらどんな話をしたいですか」 というのが、
しばし答えを考える時間を要したもの。また、中国からきている学生に「大学院に
行ったことを今はどう思っていますか」と。「過ぎ去った時間は厳然とした事実として
残っているけど、それに価値をつけるかどうかは、今の自分が決める。そういう意味では、
過去は変えられるんだよね。だからもちろん行ってよかったです。」という話をしたのであった。

終わったあとも質問してきた子は、「なんか、すごい共感するところあって、むちゃくちゃ
元気になりました!」と。 大学1年生。 どんな状況であれ、生きていくのに一番必要なのは
生きる希望。 大学生、がんばれ!

●プラネタリウム職員研修
関西のプラネタリウムで、職員がたくさん入れ替わり、プラネタリウムの解説の研修をして
ほしい、といわれた。 せまいこの業界、そういう仕事がそう転がっているわけではない
けれど、そんな少ない機会に声をかけていただけるのは、とても光栄。
何よりも、ミッションは? 相手にすべき人は? プラネタリウムが持つポテンシャルとは?
といった、自分たちの仕事に価値を感じながら、誇りをもって仕事ができること。そんな
気持ちを共有できれば、ということで、それぞれのスタッフから「星を見上げることの意味」を
引き出してみた。
「定点観測できること」、という言葉がでてきた。 これはとても面白い。 
私はこういう言葉で表現したことがなかったのだけど、基本的にはいつも言っていることと
同じことだった。 俯瞰する強力なツールとでもいおうか。
いずれにせよ、プラネタリウムの持つポテンシャルについて、深く共感し、また自分の仕事の
ビジョンが一気に見渡せた!というぐらいのスタッフもいて、無理していった甲斐あり。

自分が独立してやりたいな、と思っていたことごとの一つは、こういうことでもあった。
もちろんそれは山梨の館での仕事としても一番大事なことであるけれど。
恥ずかしながら、今頃になって、同業者、同僚の後輩たちに対して、解説のことや番組制作のこと、
そういうことを教えるという方法がだんだんわかってきた気がしている。
自分があまりに感覚的にやってきたことを、言語化する作業。
そう、これがやりたかったことの一つ。 

●県内ミュージアムでの月の企画展
今、夏にむけてあるミュージアムの「月」に関する企画展のお手伝いもさせてもらっている。
月待ちの慣習を切り口に、人々が月を眺めてきた歴史、そして、今の宇宙開発の現状も
含めた、「月」の情報満載?の企画展。
月の満ち欠けの原理を説明する展示というのは、もちろん、いろいろあるのだけど、
ちょっと視点の違うものを考案。 これ、うまくいくといいなあ。
こんなふうに、自分が持てるもので企画に関わるっていうのも、アルリシャ事業の一つに
したいこと。
プラネタリウム番組はもちろんだけど、そうじゃないメディアでの伝え方もいろいろ
やってみたい。

さっきの大学の授業とか、あちこちで「自己紹介用」につかっているパワポは
まず、科学館でやってきたことを中心に「つなぐ」「つくる」「つたえる」というのが
あり、アルリシャの場合はそれ全体を届ける、という風にあらわしている。
届ける先は、病院や被災地や学校、企業、ストレス社会、と書いている。
星空を届ける活動とともに、コンサルタント的な仕事、研修的なこと、
いろんな企画もの、そして、自主事業・・
と考えてきたことの、おおよそを少しずつ、何故か誰かがちゃんとお仕事として
くださる。 ほんとにありがたいことだなあ、と思う。


●ベガをめぐる人々
「戦場に輝くベガ」 の完全リメイク版。 その監修に携わってくださった井上さん(昭和3年生まれ)が、
奥さまを連れて、リメイク版を見に、相模原から甲府までいらしてくださった。井上さんは、戦後、すぐに
海上保安庁の水路部でひたすら天文計算に携わって生きてこられた方。頭脳明晰でもう86歳なのに、
ものすごい量の文章を書いて送ってくるし、昔のこともいくらでも出てくる。戦時中は徴兵される年齢では
なかった。それにも関わらず、「こういうのを見ると、あらためて、ほとんどの人たちがなくなったのに、
自分はこんなにも長生きしちゃって申し訳ないという気持ちになってしまう」と。この言葉は、
これまで「ベガ」のインタビューをしてくる中で、数多く聞いてきた言葉だ。何かしら、(戦争に)加担した
立場としての意見だと思ってきたが、もっと若かった井上さんでもそう思うのだ、と胸が痛んだ。けれども、
その横で奥さまが、「戦後長いこと、平和運動とか、水路部での計算とかに携わって生きてきて、
このような作品で、彼のやってきたことを形にしてくださったおかげで、このために生かされてきたんだな、
と心から感じました。ほんとうにありがたいです。」とおっしゃってくださった。 
周りの人が先になくなってしまい、残された人は、「何のために」と自問することは、数多くの場面で
あるのだろう。それはもう70年もたとうとしているのになお、ずっと引きずり続ける。それだけ戦争は、
人の生を否定してしまった出来事でもあった。でも、だからこそ、自分が少しでも、その人の「生」を
肯定するお手伝いができるのであれば、それこそ、生きていく喜びそのものなんだ、と教えてもらった。
以前みにいらしたやはり80代のおじいさんに、「こんな話、あんたたちには、全然わからないでしょ」と
言われて、「私、制作者の一人なんです」といったら、目をまるくして驚かれていた。
そして「よくつくったね」と。子どもにも、孫にも、戦争の話をできる機会はほとんどないし、無理だと
思っている人たちがとても多い。そんな人たちに、ぜひ子どもをつれ、孫をつれ、一緒にみてもらって、
そこから彼らの話をしてもらうことができたら・・ そして、ベガを共に見上げてもらうことができたら
・・これ以上の本望はないっていう本望なのでした。

さらには、井上さんからの紹介で、気泡六分儀をつい最近つくった!という、タマヤ(ここは、
ずっと昔から計測機器をつくっていた会社)にいらしたKさんも、ベガをみにきてくださったり、
NHKFMの「天空の道標」をきいて、この原作とはいったいどんなものか、とあれこれ調べて
ブログにのせてくださっている方のコメントに気づいたり(だいぶ前だった)
http://ameblo.jp/sam-tosh/entry-11571782811.html
http://thurayya65.exblog.jp/20832593/

今月の「スペースシアター」という、プラネタリウムで配布している冊子に
ベガのことについて「終わらない物語」というタイトルで、少し文章を書いている。
その言葉通り、ベガは、ほんとに終わらない。
終わらせないように、まだまだがんばらなくちゃいけない。


●小林真人リサイタル
3月30日の八ヶ岳でのライブのあと、space fantasy liveをとりまく仲間たち、
そして、キープのスタッフの方たちにも来ていただき、アルリ舎で打ち上げ会を
やった。 
そして、だいぶ遅くなってから、アルバムが出てからず思っていた
「これは、発売記念ライブをやるべき」という話題を出し、とにかくできるできないに
関わらず、真人さんが、やってみたいこと、全部あげてみよう!大会になり・・
夜はふけて。。
翌日、真人さんたちは、県民文化ホールへ。 そこでとんとことんとん話が
どんどん決まり、あっという間に、8月20日に実施!ということになり、
私はいいだしっぺの実行委員長に任命され(笑)、
そのあと2週間あまりで、なんとちらしとポスターまでできてしまったのであった。
これも、ある意味「今でしょ!」と感じる直感からくるエネルギーなのかも。

そのイベントお知らせページをようやくつくりました。
https://www.facebook.com/events/654903367914112/?ref_dashboard_filter=calendar

ちらしに書いた、真人さんの思い、私の実行委員長としての言葉(笑)
書いてあります。
「公開」になっているので、一般の方もみられると思います。

水曜日の夜の開催で700人ホール、はなかなか大変だけれど、
エネルギーを注ぐのに十分なイベント。
ちらし、ポスター配りにご協力いただける方、募集中。(笑)

●みなみの創作
相変わらず、なかなか面白い発想で絵を描いたり、モノをつくったりする。
最近は私のタブレットで遊ぶようになってしまったけど、何をやっているのかというと、
自分で「動物ニュース」という超おもしろい本を、自分がキャスターになったつもりで
読んでいるところを、自分でビデオにとって、それを見て喜んでいる・・。
自分の部屋をうつしながら、その解説をして、「PV」なんかもつくったりする。
さすがにそれをアップするとおこられそうなので、(こっちもそうかもしれないけど)
最近、かきはじめた「本」の表紙。 

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# by malicosmos_meme | 2014-05-02 20:28 | Comments(1)
日本の新年度が、4月にあるっていうのは、よかったなあ、といつも感じる。
新しい1歩を踏み出したい、踏み出す、そんな気持ちをつくれるのは、きっと春という季節のなせる業。

まずは3月の振り返りから。

★Space Fantasy Live 池袋
作曲家・ピアニストの小林真人さんとのコラボレーションライブ、
Space Fantasy Liveを東京でできるのは、はじめての貴重な機会だった。だから、
見てもらいなあ、と思う方たちに見てもらいたかった。 もちろん、そういう人たちは
たくさんいて、一人こぼさず思い出しながら、声をかけていくのは難しい。
そんなとき、facebookは、とてもありがたいなあ、と思う。それを通じて知って
応えてくださった方たちもたくさんいる。
実はこの日は、埼玉にいる母親の誕生日で、本人もはじめて見るし、知り合いにも
だいぶ声をかけてくれたこともあり、何かしらライブの中で、できないか、と考えた。
あからさまに、ハッピーバースデーとかサプライズするのは、恥ずかしいし、おそらく
しらけるので、なんかひっそりできるのがいい、と思って、
いつもお話をする、「いのちのつながり」図からの展開で、真人さんの「愛する人へ」
の曲で、何か、誕生日に関する詩を紹介できるといいな、と思った。
いのちのつながり図とは、一人のために2人の両親、そのために4人、さらに8人・・と
ずっと「顔マーク」を増やしていきながら、これら2x2x・・を繰り返しておそらく1万回ぐらい
繰り返すと、ホモサピエンスの最初の人にいきつく・・。 この中の誰か一人かけても
あなたはここにいなかった、という話。
詩をいろいろ探してみたのだけど、あまりしっくりくるのがなく、それだったら書いてしまう
ほうがはやいと思い・・。
真人さんの音楽を聞いていると、言葉は自然にうまれてくる。
いろんな人たちが、「詞をつけたい」とおっしゃってくるようで、それもなんだか
とてもよくわかるような気がする。 
そんな「誕生日」の詩と、愛する人へをくみあわせた、PVをこの日のあとに
つくった。



これをご覧くださった、真人さんファンのお一人が、去年なくなったお母さまを思い、
また、ご自身の誕生日も近かったということで、すごくいろんなことをこの演奏と映像の中で
考えてくださって涙したことを、教えていただき、とてもありがたい気持ちだった。

他にも、
愛情豊かな語りに、宇宙の成り立ちと共に、自分の命の不思議さ、大きさ 深さをあらためて
感じさせていただきました。 「私達はすべて一つのものから生まれた」というフレーズが
ずっと心の中を駆け巡っています。
などの嬉しい感想も。

この日は、高校時代の友人、先輩も8人もきてくれて、プチ同窓会。 実に、もう20年ぶりな
人もいながらにして、まったく違和感なくもりあがれるこの力。。
この時代の言葉通りの「青春」は、ほんとに自分の形成に大きな力をくれた、と感じまた感謝。

★Space Fantasy Live 八ヶ岳ふれあいセンター
大事な八ヶ岳、多くの学びをくれたキープ協会、そしてふれあいセンターは、星野道夫が
生前最後に講演をした場所。 そんなところで、できること自体が、ほんとに最上の喜び。
キープ協会の竹越さんが「地球という星に生きる」という企画をされて、一度、高校での
ライブを見ていただいてから、企画の気持ちはほんとに一つで、彼女がちらしに書かれて
いる文面も、ほぼ同じことを考えていることがとてもよくわかり。
150名ほどの方々が、どしゃぶりの八ヶ岳にきてくださった。
八ヶ岳は、真人さんにとっても音楽の泉であること。 「薫風」もまさしく、この敷地内で
うまれたものだということ、そこで感じた風や空、背中からくる大地のぬくもり。
竹越さんが、一番気に入っているという星野さんの文章の朗読もいれ、
「オーロラストーリー」での「決まり文句」もいれ、とりあえず、自分が好きなこと、全部
いれさせてもらった1時間40分ぐらい。
しかも! この前日にうまれた新曲まであり、惑星の誕生のシーンで使われる
「Birth」という曲。 もう、これが、ほんとに「Birth」。 私がしゃべる言葉もより深くとらえて
くれて、しかもタイミングがばっちりできあがっていて・・・真人さんやっぱり天才だな、と
つくづく感じる。 とりあえず、これが聞けるのは今のところ、ライブのみ。

ライブの感想、いろいろいただきましたが、「これまで何回もspace fantasy liveを
見せていただきましたが、毎回、バージョンアップして、今回のが一番よかったです」
と書いてくださる方も。他、「ラジオで何度も声をきいていて、ずっと会いたいと思っていて、
ようやくあえました!」といってくださる方や、「もーなんだか、こんな演出方法ってずるいなー
と思うぐらい、うらやましいです」とおっしゃってくださる方や。全盲で音楽をやられる方も
はるばる愛知県からきてくださり、映像をみずとも、「もう宇宙の大きなスケールの中に
どんどんひきこまれて、存在がいとおしい」と感激した様子でおっしゃってくださり。
とりあえず、感想はとても書ききれず。 でも一つひとつ、読んでいます。ありがとうございます。

この日は、かなりなどしゃぶり。あの美しい八ヶ岳をみなさんに見てもらえないのは
とても残念・・と思っていたけれど、ちょうどライブが終わったあと、空に大きな虹が!!
遠方からきてくれた友人が、「みんな口々に「奇跡的」と、つぶやいてた」と。
しかも! この日は、「約束の星ー星といのちの物語」の先行発売。 
そのジャケットには、なんと虹の絵。
こういった一連のことを、竹越さんがこんな表現で、おっしゃってくださいました。

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昨日は、素晴らしい講演コンサートを開催してくださり、
本当にありがとうございました。

昨夜、アルリ舎を出て、空を見上げたら、
ずっと春霞で見えなかった星空が
まるで冬の夜空のようにピカピカに光っていて
あぁ、宇宙も、私たちを見ていてくれたんだなぁと
感無量でした。

イベント終了直後にも、虹がかかるし!
CDジャケットには同じ虹が描かれているし!
美しいシンクロが昨日は幾つも幾つも起こって
参加者へのプレゼントが溢れていたように感じます。

真理子さん達のように心を込めて仕事をされていると
こういった煌きを引き寄せるのだなぁと
またまた感動しました。。。

今朝、真っ青な空を見あげながら、
あぁ今日も宇宙が見守っていてくれるているなぁと
幸せな安心した気持ちで出勤しました。
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この新アルバム、
space fantasy liveの「星の道を」がオケの豪華バージョンで、そして、
「戦場に輝くベガ」のサウンドトラックも全曲。 
真人さんの前作、「月下の楽園」の完全ソロピアノにこだわったアルバムと
対象的に、キーワードは「つながり」。 真人さん周辺のいろんなつながりから、
生まれたことごと、そして仲間に参加してもらう中でできたアルバムなので、
そのコントラストがまた楽しめる感じ。

「星の道を」について、そのフルバージョンを聞いたときのfacebookへの
書き込みをそのまま。

小林真人 新アルバム「約束の星ー星といのちの物語」 あらたに演奏・収録された「星の道を」を聞いて、感動でどうしていいかわからない時間を過ごしました。いつもspace fantasy liveでやってもらっている曲だし、自分でも、真人さんのピアノオンリーバージョンで何度も使わせてもらっているものなのだけれど。今回は、井尻さんのチェロ、山本あっこちゃんのパーカッションとくにティンパニー~、それらの生音を活かしながらのオケバージョンになっていて、スゴイのです。ライナーノートに、「「星の道を」を聴きながら、無数の星の中をゆっくり歩き、星と星の間にある暗闇をのぞきこみ、その奥に広がる宇宙と呼ばれる領域を想像してほしい。きっとそこには、自分に連綿とつながる無数のいのちが見え、広大な宇宙にうかぶ蒼い星に、たった今、自分がここに生きて誰かと出会えたことの奇跡が見えるだろう。」と書かせてもらいました。そもそも自分にとっては、とても想いのある、いとおしい曲なので、この曲が世の中に出てくれれば、もう私は死んでも大丈夫とさえ思える曲なので・・ほとんど客観視でてきていませんが(笑)、いろんなみなさんが、いろんなことを振り返りながら、思い出しながら、聞いてもらえるといいなあ、と心から願ってます。
もちろん、「戦場に輝くベガ」のサウンドトラックも、これだけ聞いてもらうだけで、物語を想像できるし、そのテーマ曲「約束の星」は、この番組のコンセプトを全部5分で歌いきっている歌。中高生の合唱がまたいいです。他、JAZZ、フュージョン、バラード、ギターの加藤さんや、サックスの萩原さんもくわわり、なんとも全部のジャンルをやすやす超えてしまう、真人さんならでの、仲間達とのセッション。この1枚だけ聞いているだけでも、時間・空間旅行はもちろんのこと、人生の喜怒哀楽も、何より生きている愛おしさも、もう・・全部体験できそうです。ジャケットの表紙他、素敵なイラストは、真人さんのお二人の息子さんと奥さまの力作。そして、八ヶ岳の松村誠さんのデザイン。

→ご注文はアマゾンから可能です。 

そして、「星の道を」のプロモーションビデオをつくったのがこちら。



3月はこれに加え・・ 真人さんの母校である、日川高校での公演もあり。
日川高校の吹奏楽部とは、真人さんとのコラボレがどんどん実現しつつあり、
「ベガ」のテーマ曲「約束の星」を歌ってくれている中高生のうち、日川高校吹奏楽部の
みなさんも。
公演はそれとは別ルートからきた依頼で、これまた、いろんな不思議なご縁というか
絶妙なタイミングというか、とにかく、前に、と進んでいく感あり。

八ヶ岳のライブのあとに、アルリ舎で打ち上げ会。そこで、これまた盛り上がって決まった
あらたな話があり・・ そこまで書いていると終わらないので、これはまた次回。


★一人での公演
3月はこれら以外に、甲府市内、東京中央区、諏訪市内、と他3回の講演会もあり。
甲府では、山梨県技術士会のメンバーの方々むけ、中央区は親子向け、諏訪では
ボランティアさんの交流会向け、とそれぞれ方向がかなり違っているので、
「宇宙と私達のつながり」という視点はどれも同じなのだけど、コンテンツ的には
ちょっとずつかえつつ、対話しつつ、質問うけつつ。
技術士会では、みなさん専門的なことも含めて、そもそも好奇心の塊のような
感じだし、中央区でも、ほんとに「目指して」やってきてくださる方々ばかり。
諏訪のほうは、そもそもボランティアの交流会という前提なので、
終わったあとに、仲間にいれてもらってたくさんコミュニケーションできると
ますます直接的な感じたことをシェアできて、とてもありがたい時間だった。
そんな中で、もっと他の人にも見せたい~といってくださる人たちがあらわれるのが
一番の幸い。

★プラネタリウム・ワークショップ&星の語り部10周年
3月8日のプラネタリウム・ワークショップは、「星空の下のダイアログ~大人のためのプラネワーク」
というタイトルのもと、大人のみ!限定に再び。
実はプラネタリウムワークショップを2004年に一番最初にやったときのサブタイトルは
大人のためのクラブ活動、だった。 ある意味、それが、ほんとにそうなってきたのが
星の語り部。 そして、そこに子ども達がはいってくれると、ますます面白いことが
おきてくる・・というのをみんなが知るようになり、入り乱れてきた。
ワークショップそのものは、語り部主催の会ではなく、科学館主催でやってきたことでは
あるけれど、でもある意味、ずっと両輪的な形で、ワークショップと語り部は最初から
今までずっと深く関わり続けている。

今回の講師は、看護師であり、ナースファシリテーターであり、「人生のタイムラインをあるく」
というワークショップを展開されている浦山絵里さんこと、うら凛さん。
彼女が、「ケアする人のケア」の視点をもっていたり、壮絶な生死の現場にいながらにして
この星視点が何をもたらすか、即座にわかってくださったこと、そんなところから
一緒にやることに。 これから、たくさんのことを、一緒にできるといいな。
今回のワークショップ報告は、星の語り部ページにアップしましたので、
こちらをご覧あれ。
http://hoshinokataribe.main.jp/new/index.php?activity2014

★「戦場に輝くベガ」につどう
「戦場に輝くベガ」の物語はいつまでも終わらない。終わりにさせたくない。
この3月には、「戦場に輝くベガ実行委員会」として、「ベガ」の価値づけをし、また
さまざまな調査や制作をしてくださったメンバーの一部、また、小説化してくださった
作家さん、出版社の社長も遠方からきてくださった。 
東京から若い人たちが、わざわざこれを見にきてくれた。 「いつの時代にも星を見上げて
いる人がいて、星を見た人の数だけその意味があって、それがずっと過去から現在まで
続いてきたのだと思うと、とても厳かな気持ちになりました。」という感想をくださった。
監修をしてくださった井上圭典さんは奥さまを連れてみにいらした。 井上さんは昭和3年
生まれで、戦後、ずっと水路部で働いてこられて、天文計算をやり続けてこられた方。
ご自身も手術されたり、また奥さまも一時期体調崩されていたことがあったけれど
お二人そろってこれを見にいらした。 井上さんご自身は、徴兵される年齢ではなかった
けれど、それでもなお、死んでいった数年上の人たちにたいして「生きていて申し訳ない」と
今でも思う、という。 それにたいし、奥さまが、「平和運動や天文計算をしてきた彼にとって
この作品をつくっていただけたこと、おそらくこれのために生かされていたんだろう、と
納得できると思います。」と。

これをめぐる数々のエピソード、ドラマ・・ 
せっかく完全リメイクして、復活できた「プラネタリウム番組」の周辺で何がおきたのか、
また、もっと多くの人たちに見てもらうべきか・・
もっともっとアクションしていかないとなあ、と思う。

★メディア
3月28日付け、産経新聞「きらり 甲信越」版に、当方のインタビュー記事。
こちらでまだ読めます。

また、NHK甲府局より、ベガのFMシアター化への協力ほか、これまでの番組出演にたいして
とのことで、感謝状をいただいた。 放送記念日の式典の際に・・。
またこれを機会に何かしらのご縁がつながるといいなあ、と思う。

★独立から1年
ありがたいことに1年、楽しい忙しさの中で過ぎた。 呼んでいただいての講演・公演は
ざっと70回ほど。学校、企業、博物館、プラネタリウム、カルチャーセンター、環境系施設、
地域のお祭り、演劇の祭典、被災地、・・ 北は北海道、南は沖縄まで。
他、自主企画5回ぐらい。大学の講義がおよそ30数回。 科学館出勤日数だいたい110日。
プラネ番組1つ(ベガ)、他館の職員研修もやらせてもらったり、ワークショップの実施も数回。
「まとめ」仕事はちょっとまだ半ば、ウェブサイトもまだ半ば・・
この1年はもう少し「書いてまとめる」ことができるといいな、とも。
現在、博物館情報学の一環としてのプラネタリウムの分冊のうちの1章を
書かせてもらっている。 これまで感覚的にやってきたことごとを、少し自分でも
明文化できる、とてもいい機会。 
「ベガ」のことも、少しテキストで紹介できるときがありそうで、それも現在、
執筆中。 
4月から、帝京科学大学での博物館経営論も一部、講義を受け持つことになった。
「つなぐ人フォーラム」の実行委員長やられていたコバさんがいたこともあって、
このご縁はきってはいけない気がした。
あるミュージアムでの企画展のお手伝いもはじまっている。 
自身のこれまで蓄積したノウハウを、もう少しちゃんとした形で、そしてさまざまな形で
伝授していくことも、自身の命題としてあるように思う。
さて、これから1年、どうなるかなー。

★進級に向けて
息子はいよいよ中3、娘は小4へ。 
みなみはしばらく前から、ロフトタイプのベッドがほしい、と言い出した。 それまでの部屋配分だと、
あらたに入れるのはとても困難だったけれど、私とみなみの部屋をいれかえて、きれいに
寸法はかるとぎりぎりすべてが収まることが判明。それで買うことになり、注文から
搬入までの、彼女の楽しみにまつその姿は、実に、「からだがとけそうなぐらい楽しみ」
だったようで、無事に到着し、引越し大会をやり、自分の部屋が整って以来・・ 生活の
仕方もだいぶ変わった。
それまで、常に、寝るときには、横で私が本をよんでいたのを、自分で本を読んで
寝るようになった。 朝も起きてくるようになった。 勉強も少しするようになった・・・
ちゃんとこのやる気が続いてほしいなーと願う春。 
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# by malicosmos_meme | 2014-04-08 00:54 | Comments(2)
去年の今日と、今年の今日、太陽と地球と星空の関係がぴったりと一致して、1年。
いつも太陽系の惑星がまわっている映像とともに話をすることはこのこと。
1つ年をとる、というのは、地球が太陽のまわりをくるり、とまわること。 土星にいたら
30年に1回しか誕生日がこなくて、海王星だったら165年に1回しかこない!
1.8年でもなく、0.7年でもなかった、
絶妙なバランスの上に、かつ季節がめぐってくるように、静かに自転軸は傾いている。

大切に、大切に、と思っていた43歳が終わってしまった。 この年は次のフェーズに
うつるとき、と思っていたことは確実にスタートし、そして、この1年、ほんとに上出来な
忙しさと出会いと。 そう、今日は上出来!と思って過ごそう。 
そして、もう43歳をこえたので、あとは「余生」(笑)。 慣性の法則にのって、もちろん
じたばたもしつつ、でも、もう少し余裕をもちながら、一つひとつの出会いとか
一人ひとりと対峙していきたい。

この1年の中で、この2月は一番家にいられて、いろいろまとめ作業をやるぞーと
思っていたのだが・・ 実際は、大雪で半分ぐらいもっていかれてしまい、
今は、なれない確定申告で、じたばた。 というのが実情。

まずは2月の振り返りを。

〇星の語り部合宿
2007年あたりから毎年続いている、星の語り部合宿。去年度は、被災地に出かけて
いったので合宿をやらなかったので、久々の川崎市八ヶ岳少年自然の家のアストロハウス。
今年も20人近くが集って、わいわいと楽しい時間を過ごした。 みなみも初参加。
小6のはるかちゃん、中学生のさとくみに、かわいがってもらって、ガールズパワー
炸裂。
前日の夜はすごい晴れてたのにねーというちょっと残念な天気予報ながら、
夕刻、西空の1日の月と水星も発見。 その後、ほんとうは、他の観望会があって
こられない、とおっしゃってた若宮先生が、曇り予報のおかげで、こちらにきて
くださって、19時からは星空教室。 やっぱりここにきたら若宮先生のお話じゃなく
ちゃね。 そして、およその話が終わったあとには、完全なる曇天。残念・・という
感じで、他の団体の方々はかえられて、その後、語り部メンバーがのこって
しばらく若宮先生と歓談。 じゃあ、とりあえず、部屋にもどりますか・・といって
数名が外にでた瞬間、「すごいすごい、星いっぱい~」と叫びながら帰ってきた。
わーわーと、いそいで、スライディングルーフをあけてもらうと、なんと全開~。
いそいで、4台の望遠鏡を立ち上げ、木星、M42、他、あれこれと見始めたり
さっそく寝転がって、星空堪能したり。みんな大興奮。 
みなみは、「あの星全部食べたい~!」と。
と、さらに1時間ぐらい騒いで、部屋にもどる。
夜は恒例の自己紹介タイム。 それが、全部まわりきらずに、夜中に再度
外にでて、今度は、みんなで流れ星。 たくさん流れておりました。
おおよそみんな4時ぐらいまで、すごい人は6時? なんていう貴重な時間を
過ごしたのでした。
午前中は、星の語り部10周年企画のアイディアだしや、そのまとめ。

自身にとってのこの10年の星の語り部の振り返りは、まさしく、自分の仕事
全部に関わってくること。 この人たちの存在がなかったら、星つむぎの歌も
さまざまな番組も、ユニバーサルデザインという言葉も、なかっただろう。
この合宿にはこられなかったけど、この10年をいとおしく振り返ろう、互いの
人生とともに、と約束しているKさんと出逢えたのも、語り部のおかげ。
10年の振り返り冊子をつくる計画がうごきはじめた。

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〇教科書企画
これはオープンにしてもいいのか、悪いのか?よくわからないけど、
一つ、執筆する計画あり。 これも、また今の自分にとってはよきチャンスと思い、
なんだかたぶん、すごい大変だけど(そして実収入にはほとんどならないが・・)
プラネタリウムに携わってきて、その場のもつポテンシャル、自分自身が考えてきたことも
少し盛り込みながら、また、あらためて他の館での取り組みも調査させてもらいながら、
まとめていければなあ、と願っている。 しかし、その話が持ち上がってから、企画会議が
できるまでに半年、そして、その会議からはや1ヶ月。 初稿の締め切りはあと1ヵ月後!
うむ。

〇Space fantasy live in 塩尻
雪がふりだす直前の日であった。 いつも応援してもらっている会社さんでの
「健康増進プログラム」の一環。 携わってくれている方々が、「社員浄化計画」といっているもの・・
すごく大きな壁一面にすごい大きな画面でやらせてもらって、大迫力~。
たいていみなさんとてもシャイな感じで、終わったあと、よってきて何か聞いてくださることが
あまりなくて、大丈夫だったかなあ、と不安になるのだけど、関係のみなさんから、それぞれの
声をきくと、とても満足してくださった様子。
あらためて、支えてくださっていることに対しての恩返しをどんな形でできるのか、
よりよき社会のための小さな一歩、どんなふうにできるのか、ともに考えていきたい。
この日が1日ずれていたら、というか、天気があと1日早く変わっていたら・・
イベントがちゃんとできたかもわからない、翌日は、じゃんじゃんと雪がふったのであった。

〇プラネタリウムキッズ番組「おそらのあれなあに」
今の科学館の立場での仕事の一つは、番組制作をほかのスタッフができるように
なるための支援、指導。 昔から星の語り部として、関わってくれ、一時期は解説バイととして、
そして今は、天文の職員1年目でがんばっているSさんが、番組づくりをすることになった。
原型は、2011年に星の語り部が制作したユニバーサルデザイン絵本「おそらのあれなあに」と
そこから派生した、語り部の手作り夕涼み投影「おそらのあれなあに」。 
それをもとに、キッズ番組として生まれ変わったのがこれ。
Sさんは、一見、組織の中では自分の主張を前面に決してだしてこないけど、でも内側では
やりたいことも、想いも熱いものをたくさんもっていて、なんとかそれが一つずつ実現できるように
したいな、と切に思う。

語り部メンバーに見えない人たちが関わってくれたおかげで、ユニバーサルデザインというのは
語り部の中でのおのずとした根底のテーマ。
ただ、UDです、といえるものは、プラネタリウムという場にあって、ほんとに
難しい。 今回、はじめて取り組んだのは、吹き出しの字幕がついたこと。
これは確かに難しい。全部フォローできるようになるべく言葉を短くしていったけど、基本、
慌しい。 けど、すごい発見があったのは、吹き出しがあるときとないときでは、
自分の思考回路が確実に変わる、というのがわかったこと。 
簡単にいえば、音だけではさらりといってしまったことが、文字によって別の意識で取り込んで
いるという、ほんとに別の回路を通ってくる感じがよくわかった。
こういった実験・・は、おそらく、ドーム空間という映像、音楽、言葉が絶妙にからみあって、
はじめて素晴らしいものができるであろう場に、何をもたらすのか? 以前から興味があって
ほんとは、誰か、まじめに研究してくれないかなーと思っていることなのである。

まずは、この番組、聴こえない方々にもいち早くみてもらい、もちろんほかのお客さんからも
反応もらって、進化させていきたい。
音楽は、これまた星の語り部の小林孝一くんと、実は内藤いづみさんつながりでもあった
チャンティさん
チャンティさんは、内藤いづみさんの「ホスピスいのちの学校」の「校歌」の曲もつけて歌ってます!
こちらからご覧ください。
キッズ番組の投影開始は3月21日から。 科学館のサイトはこちら

そして、この番組の据付作業にいらしてた、Mさんは、金曜日お昼の電車にのって、
Nさんたちは、夕方から西にむけて車をはしらせ、ぎりぎり、陸の孤島にはまらずに帰宅
され・・
その後は・・ あっという間に、山梨は雪国になっていったのであった。

〇大雪
14日金曜日の午前中から降り始め、お昼のときにはすでに、車がかなり埋まるほどの
雪。 これ、どうなるんだ?と思っていたころ、ラジオがいってたのが、70センチになるかも。
朝は30センチっていってたじゃん・・と思いつつ、ほんとにスゴイふり。それでもなお
明日は雨・・という話もまだあって、まさかあんなになるとは。
夜、カーポートの雪が心配になってくるほど、まだまだ降り続き、途中で友人が
モノを届けに家によってくれた際に、だいぶ雪おろしをしてくれた。 これがなかったら
朝、終わってたかも・・ もちろん、朝もまだじゃんじゃん降ってたので、自分でも
必死にがんばったのであるが。
その後、山梨はしばらくの間完全陸の孤島、国道の大量の車の立ち往生、残念ながら
死者もでてしまう、大災害に。 15日に科学館のトークショーのために前日入りされようと
していた、JAXAの阪本さんは、なんと車中泊。 その後、超ご多忙な身なのに、
18日朝まで帰れないという状態になってしまったのであった。
それが山梨以外ではまったく情報が伝わってなかったり、県は国は何をしてるんじゃーと
思うこと多々あり、だったり、まあ、いろいろあったけど、防災意識のうすい山梨県、
また自分自身のこともまたあらためて反省することごとでした。
もちろん、こういうときにこそ、というふだんなかなかお話しないご近所さんとの
連帯感とか、いろんなところから聞こえてくる、「いいお話」もたくさんあった機会。

前の週の雪も1日違ったら大変だった。今回も・・ 1月の金曜日だったら所沢にいってて
ちょうど帰れない~とじたばたしたであろう時刻。 当然のことながら、この週末は
だんなも帰ってこられず、私が4日間帰ってこれなかったら、子どもらは
どうなっていたやら。 とか、2011年の3月11日も実は前日は東京にいて、
1日ずれてたら・・とか、実はそんなことが盛りだくさん。
いつも綱渡りな生活を送っている中にあって、これまで、自身の身に、ほんとうの
災害が降りかかってきてないのは、ほんとうにたまたま、ありがたく生きていられるって
こと。 感謝しつつ、やっぱり、「備え」 や近くの人たちとの関係性、あらためて
ちゃんとしなくちゃと思っている。

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〇東京エレクトロン韮崎文化ホール「Space Fantasy Live~きみの中の宇宙にでかけよう!」
そんな大雪から1週間。 どうなることかと思ったけれど、何はともあれ、この23日本番に
むけて、まずはアルリシャのはじめてのオリジナルグッズを納品せねばならなくて
それもさまざまなドラマが・・ FBに書き込んだことをそのままコピー。

東京エレクトロンさんの記念事業の一環ということで、参加者の方には、プレゼントがあるのです。
そのプレゼント、実は、「星空工房アルリシャ」の初のオリジナルグッズです。名前は、
「Stella Catcher マイ星座をつくろう」。インテリアとしても、子ども達のあそびグッズとしても、
カップル同士のプレゼントとしても・・ なかなかの上出来!!季節の星座がわかって、かつ、
星座線のない星図にトレーシングペーパーのせて、自分のオリジナル星座をつくって楽しむ、
というものなのです。しかも、これ、さまざまな困難を乗り越えてうまれました。なかなかこの
オリジナルなものをパッケージでつくれるところを見つけられず、またコストも相当かかってしまうので、
すべて部分発注にて。最後の印刷物が届いたのが先週の金曜日の夜。あの大雪降りしきる中、
きてくれた宅急便やさんにほんとに感謝! あのとき、ちょっと無理・・といってきてもらえなかったら、
完全に完成できずにいました。そして、この大雪で閉じ込められる中、ばらばらになったパーツを
商品にしていく手作業を手伝ってくださるはずの今福さんのところにも届けられず、かわりに息子が
せっせとやりはじめ300部。(なぜなら「バイト」なので)。そして日曜日にえいやっと今福さんのところまで
届けてにいったのも吉。翌日から道路は大渋滞に。そして、彼女が、せっせとつくってくださって、
それがほぼ今日完成! また東京エレクトロンさんのご担当の方にも、とても褒めてもらいました。
デザインは、並木さん。 これまでの星のことやりたいねーとずっとおっしゃってくださっていたので、
一つ、形にできてすごく嬉しいのであった。
alrichaウェブサイトに、ちゃんとのせて、ネット上での販売もできるようにしたいと思いますので
しばしお待ちを。

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で、ホールの方々も広大な駐車場の雪かきなどもほんとに大変だった中、
開催にこぎつけてくださいました。
大雪対応で、まだまだみなさんお忙しい中、500人ほどがきてくださった模様。
今回は小学校中学年向けで、かつ、学校とはまた全然違う環境なので、いろいろ
内容には悩むところあり。
まあ、あまりいつもの路線をはずすことなく、でもとりあえず、参加性も高く、
でもじっくり聞いてもらうところもつくって・・。

泣いちゃいました、という感想も多々いただいたり、身近な人たちがますますいとおしくなりました
というものや、でも、「明日を信じて」歌いたかったなーという感想もあったり。 
何はともあれ、大きなホールで、超大きなりっぱなスクリーンと、音響環境、
ほんとはピアノの音がもっともっとちゃんと出ればよかったのにね、という反省も
ありながら、気持ちよくやらせていただいた。
この日は、ステージ前後に移動プラネタリウムがある、というこれまた特殊な状況で
どうなるやら?と思いましたが、スタッフの方々もボランティアの方々も、そして
なにより来ていただくお客さんたちがとてもいい人たちで、移動プラネやってくれた
跡部さんも順調に終えることができました、と。
当日の写真が全然手にはいっておらず・・ またもらったら後日アップ。

〇第6回つなぐ人フォーラム
上記韮崎のイベントは、基本的にその市民相手のイベントだったし、韮崎は
かなり除雪もすばらしくすすんでいるところだったので、比較的まだ安心していたところだった
けれど、さすがに、つなぐ人フォーラム、全国津々浦々から140名もの人をお迎えする
イベント。中央線の特急は水曜日夜まで動かず、小海線が動いたのはなんと前日。
いろいろなことが心配で、私も大渋滞の甲府の抜け道を使いながら、清里へ2日前に
出向いた。 結果からいうとすべては結果オーライ。
もちろん、リスクが大きすぎるということで、キャンセルになった方も多々いるけれど、
130名ぐらいは外部からいらして、大盛況にて、またすごいエネルギーを発しながら
つなぐ人を終えることができた。
こちらは2日目がちょうど、上記韮崎イベントにあたっていたため、初日もあんまり
遅くまでいると、ついついしゃべりまくって声がでなくなるとほんとにやばいなーと
思って、最後の交流会を1時間でたところで、退散。 また2日目の夜にやっと
もどってきて、という感じだったので、大事な45分間をどれも体験できず、ちょっと
取り残され感もなきにしもあらずだったけれど・・
1日目の夜はすごいきれいにはれていて、夕食時間に望遠鏡だして、木星も
見てもらったり、2日目の夜は、これまたすばらしいいいタイミングで
ISSが飛んだのを、これまた夕食時のみなさんに声をかけたら、おそらく50人ぐらいは
外にやってきて、みんなで、「若田さん~」と手をふったりなんかして、すごい楽しく。

facebookのほうでは、いろんな人たちが自分自身の体験を書いているのを
せっせとシェアしたりしているのだけど、こういうのが、一つの「つなぐ人フォーラム」ページから
全部リンクしてみられるようになると、ほんとに臨場感あふれるその場の再現になって
いくのになーと思いながら、まだそこまでいたらず。

すでにここまで、書いて、今日はあと明日、あさっての講演の準備やら、明日は新月なので
アルリシャ通信も書かなくちゃ、とか、FBにみなさんが寄せてくださっているメッセージに
今回は全部返事するぞ!とか。
もうちょっとやることがあるので、今日はとりあえず、ほかの方が書いてくださっている
素敵なレポートを引用して、終わり。

実行委員川廷さんのブログ 

「間(あいだ)研究家」の加藤さんのブログ


〇最後にみなみのプレゼント

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# by malicosmos_meme | 2014-02-28 12:01 | Comments(3)
去年、星野道夫の年を越えるにあたって、「人生を転換してきたXデー」シリーズを
せっせと書いた。 2月22日にⅣを書いて、そのまま放置・・。 自分の「仕事」が
やっとスタートしたところだったのに(苦笑)。 でも、このⅣ、そのときも、今みても、やっぱり感慨深い。
http://malicosmos.exblog.jp/19351748/
結局何も変わってない。 もしかして前進さえしていない。 でも、17年前には、
「そうなるといいな」と思っていたことが、今、ほんとにそうなった、ってことだ。もちろん、過去形じゃなくて
現在進行形、すべての途上だけれど。

そしてまもなくこの1年が終わってしまう。その前に・・・仕事を始めてからのXデーの話。

1997年、山梨にくるのに際し、当たり前だが、いろんな気負いとプレッシャーがあった。
なにより、愛知から「逃げて」きた自身にとって、この土地できちんと地に足をつけて、仕事が
できるのか、ということ、ここで失敗したら、また次も失敗を繰り返すのだ、という強迫観念が
あり、なんとしても、「自分の仕事」をしていく必要があった。
プラネタリウムのことなんか、実はほとんど知らなかったくせに、しかも星座の説明も
ほとんどできなかったくせに、自身の理想とする科学館像というのは確実にあった。
そして、プラネタリウムという場を知れば知るほど、私が「いつかミュージアム」と思った
その理想の姿に、実はとても近いのだ、ということを知る。総合芸術の場、という意味において。

1998年、しし座流星群大出現か、と結構騒がれたけど、けっきょくは一つの大火球以外は
ちょっと予想がはずれた、あのしし群のとき。 一人で明野までいって、車の上に寝転んで
おそらく人生ではじめて、一晩中、朝になるまで星を見て過ごした。
そのとき、体が実感したこと。 地球がまわっている、ということ。そしてそれを教えてくれるのは
星空以外にないんだ、ということ。 おそらく言葉にしてしまえば、これだけのことだけれども、
そのあとにやってきた朝は、非常に新しかった。見るものすべてが。 そうか、地球に生きている
そのことを実感できるのは、星があるからだ、と。 そして、離れていても、同じ星を見上げている
人がたくさんいることもこのときあらためて知ったように思う。

2001年は、今度こそのしし群大出現のときだったけど、そしてそれもすごい体験だったけど
それ以上に、プラネタリウム番組「オーロラストーリー」をつくり、星野道夫写真展や
関連企画もやって、とりあえず、星野道夫に出会って以来13年経た自分を、全部「まとめた」
ときだった。 大学院をちゃんと終えられなかった自身に課した、大きな儀式だったようにも
思う。 そのときのことを、「極私的報告書」にまとめた。
まだここにひそかに残っている。
その後、2003年に「ユリイカ 星野道夫特集」に寄稿させてもらった文章は、この報告書がもとに
なった。 その文章は、内藤いづみさんのページに、テキスト化されて掲載してもらっている。
こちらから読める。

飛んで2003年。 それまでの数年、「ワークショップ」という学びのスタイルを、あちこちで見聞き
したり体験したりする機会を得た。 見よう見まねで、自分で企画するものに入れてみたり。
おそらくその中で一番大きかったのは、赤城で行われた全国教育系ワークショップフォーラム
だったろう。 おなかの中にみなみがいてつわり中、4歳の蒼太をつれて群馬の山奥まで
車でいく、しかも仕事休んで2泊3日。 言葉通り、無理やりいったあの会。 でも、おそらく
それだけのことはあったんだろう、と思う。
それに参加してしばらくのこと、ある日、「プラネタリウム・ワークショップ」という言葉に行き着いた。
自分のいる場所と、自分が興味をもった手法を2つ並べただけの言葉。でも、何故かこれを
思いついたことに非常に興奮し、その翌日、そのころ頻繁にメールでやりとりしていた友人に
メールを書く。そのメール、実はそれだけ抜粋して残している。

「昨日メールを書いたあと、あれやこれやと考えていたら
なかなかいい考え(笑)が浮かんできました。
実はそれほど新しいわけでも、おそらく前々から思っていたような
ことでもあるのだけど、思いついたときに、なんだかとてもいい
考えのような気がしたのでした。
「プラネタリウム・ワークショップ 星と人の関係をとりもどす」
この言葉が思い浮かんだら、たぶん、まだどこでもやってないことが
できる気がしてきました。
ワークショップのワークショップたる部分、つまり、相互作用とか
参加性とか、引き出す、とか・・・そういうものが、通常のプラネ
には、なかなかなくて、「見るプラネから使うプラネへ」という
言葉も使われるようになったものの、具体的に、ぱっとしたアイディア
というのはあまりなかった。
でもこれなら自分でやりたい!と強く思ったのでした。
5回シリーズ程度で、それぞれのテーマは、自分の星座づくり、
スライド&朗読、スターナビゲーション、音の持つ力、
生命の根源とそのつながり、関係性の物語、自己表現の場としてのプラネ
などなど、これまで単発でやってみたいなあと一度は思ったことの
あるものばかりだけど、それをシリーズで継続的にやることが
意味がありそうな気がしてきました。

このような手法であれば、ときには、プラネではなくとも、本物の
星空のもとで行うのも、入れ込むともっといい。
こういったワークショップの質をあげていけば、たぶん、いろんな
対象者、一般市民はもちろんのこと、学校の先生を集めたもの、
企画に携わる人たちを集めたもの、そしてもちろん、ケアする人たち
に対しても・・・いろんな広がりが出てくるような気がしています。
おそらく、ワークショップの場として、あるいは人々が単に
集う場としてのプラネを、使ってしまえばいいのでは? 」

今、振り返ってみると、自分で「いい考え」と思ったそれが思い浮かんだとき、
それを伝えるべき相手がいるかどうか? もしかしたら、それで、すべては
決まってくるのかもしれない。 
幸いなことに、かなりためらいつつも、職場内に、この興奮を話せる相手が
いたこと、これが全部の始まりだったのかも、と思う。

上記のメールは2003年10月7日付け。そして、2004年1月にはワークショップを
やっていた・・。 そして、そこから、2004年夏には「星の語り部」が誕生、
それは、ゆくゆく、「戦場に輝くベガ」、「星つむぎの歌」といったとても大きな仕事に
つながり、もちろん、語り部そのものの多種多様な活動に結びついていく。
もしかしたら、その後のほとんどの仕事の最初の一滴を探していくと、ここに
行き着くのかもしれない。自分が独立した、という行為さえ、ここに行き着かずには
いられない、そういうできごと。

それからちょうど10年。 やっぱりこれを振り返るべし、という声がどこからか
聴こえる。 そのとき共にいた、友人たちと、あらためて、この10年を振り返る。

「大切なのは、どこかを目指して行くことなので、到着することではないのだ、
というのも、死、以外に到着というものはあり得ないのだから」
               サンテグジュペリ
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# by malicosmos_meme | 2014-02-12 01:57 | Comments(1)