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Malicosmos ―高橋真理子の小宇宙

malicosmos.exblog.jp

「つなぐ」「つくる」「つたえる」「とどける」 これが自分の仕事のキーワード

昨日書いた「この1ヶ月、あと1ヶ月」という、「この1ヶ月」は見ての通りの備忘録だけれど、「あと1ヶ月」というのは、リニューアルまで、じゃなくて、自分の歳がオーダーにのるまで、だったのだけれど、それについて何も書かなかった。 不惑の年、これだ!と思うべき方向へ突進。 するはずなんだけれど、なかなか簡単にいかず。 しかし人生は短い。 星野道夫さんが亡くなった年まであと数年。 

・・そうはいっても、今はプラネタリウム・リニューアルを中心に仕事がまわっている。
他のウェブサイトや人のブログをあまりよく見ているわけでもなく、たまーにそれらを眺めて時間を費やしていることがあるけれど、かなりその時間は少ない。 
でもふと気がつくと、昨日も書いたけれど、うちのシステムを一生懸命作ってくれている方々の想いも、あちこちでブログなどで書かれていることに、あらためて気づき、ちょっと背筋がのびる。

科学館サイトも、ほんとは去年のリニューアルにあわせて、職員ブログなどもできるように設定されているんだけれど、なかなか動き出してなくて、こういうときにこそあるといいのになあ・・。 なので、自分のところで細々と、そのレポートもやっぱりしたほうがいいかな、なんて思ってくる。 

とりあえず、第1弾。
リニューアルを伝えるポスター・ちらし、新聞などのプロモーション用に、つい先日プロジェクターで「ファーストライト」してもらって、さっそく「スゴイ!」映像がでてきて、それを東現の三好さんが撮影してくださった写真。 高幣さんに操作してもらって、いろいろとってもらったけれど、これがメインポスター画像になる予定。
三好さん、どうもありがとう。

プラネタリウム・リニューアル_c0059080_113419.jpg

# by malicosmos_meme | 2010-02-03 01:13
2010年、一つの大きな志をもってスタートしたけれど、これまでの慣性の力のほうが絶大で、なかなかその慣性にかてない。しかし、慣性は惰性なのではなく、何か加速度をもってもいるようで・・・ 

☆リニューアルにむけての工事開始
年明け4日から仕事開始。その日から大掃除開始! うちのシアターのバックヤードや職員のいる場所はあまりに犬小屋のような小ささで、モノや資料などが部屋の外にあふれすぎてて、機械関係のところを占有していた。モノを撤去するのにあたって、大掃除が必須。まあ・・これを機械に、ないがしろにしてきてしまった資料整理などもちゃんとやりたい、と心にきめるのだが・・。やってもやってもおわらぬ。11年間分のつけがまわってきてしまった。
11日からは撤去工事。ああ~という間に以前の機械がとりさられていき、寂しさや心苦しさもあり。捨てなければならぬ廃棄物の量にもくらくらする。その後、ちゃくちゃくと、新システム用に工事は進む。先日は、大きなプロジェクターが設置。もううつってる!!
・・みたいな。
いろいろ進める段階で、もう少し計画的に改修部分を考えるのであった・・と後悔することもあり、それゆえ今大変なことも多々あるだけれど、幸い、いろいろシステムを入れてくれるプレアデスチームは、誰もがとても前向きで、「これはできない」とかあまり言わない。明るく仕事が進んでいる雰囲気がとてもある。なんといっても全国初で、フルシステムとして入るので、彼らとしても気合が入るのは当然であろうけれども、一緒にいいものつくってこう!と思える人たちと仕事ができるのはとてもありがたいことである。

リニューアルにむけた広報準備もあれこれと。ちらし、ポスター、新聞広告、企画モノ・・山梨日日新聞にはリニューアル前に両面カラーの2ページ記事特集が組まれることに。「人は何故星をみあげるのか、宇宙にひかれるのか」というテーマをめぐって、メガスターの大平さんステラドームの上山さんユニビュー&クアドラの高幣さんとお話をすすめる。開発側と運営側、その目指す方向にどんな共通点とどんな違いがあるのか、個人的にとても楽しみなのでした。

同時並行して、リニューアルにむけて新作3本、コンバート20本・・ちょっと果てしない数である。新作一般番組のタイトルは「137億年目の誕生日」。 さすがに新システムなので、ちょっと肩に力が入る。「肩の力がぬけた」と評された「ぼくとクジラ」のあとなので、ちょっと力が目立たぬよう・・にしたいもの。

昨日、メガスターの名称について、リリースをした。大平技研ウェブサイトでも、当館納入のことがリリースとして出された。がんばらなくっちゃなー。

☆星の語り部作品フェスティバル
これまでのシステムがなくなると、みられなくなってしまうものに、語り部作品の数々もあるのであった。そんなことで、語り部メンバーやその日、たまたまご一緒できたいろいろな方々と、2004年から12作品もある語り部作品のうち、5作品を観覧。2004年の、育休中にやった、とんでもなく大変でとんでもなく楽しかった初期作品。これらを見ることは、語り部を振り返り、そして、みなそれぞれが自分を振り返り、また旅にでかけるようなそんな感覚。プロジェクターがほんとにお役目を終えて、行き絶え絶えで、ちゃんと見られなかったものも多かったのだけれど、それでも、あの当時の匂いとか、言葉とか、風景とか、そんなものまでいろいろ運んできてくれた。ビデオ版にしてぜひとっておかなくちゃいけない作品群。

☆山梨産ほしひかり
毎月最終日曜日の19時からのコミュニティーエフエムで流れてる番組「フォーク魂 日本列島ど真ん中」で流れる山梨産ほしひかり。今年の最初は、小林真人さんにインタビューに登場してもらい、「希望の光」を。真人さん、いつもピアノですべてを表現されるので、言葉すくなだけれど、語ってもらうと、これまたいいこと言うんだよねえ。放送は、1月31日(日)19時~20時のどこかの20分間。エフエム甲府、あるいは全国のコミュニティーエフエムのいくつかから流れてます。
と、以前書いて、掲載するのがその後になっちゃった。次回は2月28日、私の誕生日なので、語り部のリョウさんがつくってくれた、私の誕生日ソング「星空のパーティー」を流す予定。名曲です。

☆コアサイエンスティーチャープログラム
今年度、山梨大学と県教委の共同で、JSTからお金もらってやっている事業、コアサイエンスティーチャープログラム。理科の指導的立場になる先生をつくろう、というものだけれど、プログラムだけではなかなかことは発展せず、学校のシステムをかえていかないことには・・なかなか、と思うことは多々あれど、これのおかげで、エアドームとデジタルプラネタリウムを買ってもらったのである。それを使って、現役の先生+学生たちに、星や月の話、それに加え、満ち欠け解説実習。なかなかどうして、楽しい2時間となる。

☆星の語り部合宿
ちょっととても書ききれる体験量ではなく。なにはともあれ、スゴイ快晴、夜もずっと晴れ、アストロハウスで寝転びながら、みんなで40個ぐらいの流れ星を見る。いったいぜんたい流星群の日だったのか?? 
アストロハウスでの若宮さんは相変わらず、なんともいえぬ包容力にて、半分以上の初参加組も、みんな楽しんでくれた様子。

☆戦場に輝くベガ上映実行委員会
今年は戦後65周年。まだまだ知られざることがたくさん埋もれているのに、時間はどんどん過ぎて、語れる当事者たちが姿を消してゆく・・。その一つの埋もれている資料の中に、「ベガ」の一つの大きなモチーフになっていた「高度方位暦」がある。今年は、その資料発掘も進めたり、またさまざま調査したことを、何か目に見える形にできるといいね、という話し合い。 

☆プラネタリウム・ワークショップ
2004年から数えて、今年で6年目。今年はシアターがないなりにも、4mエアドームでのプラネタリウムで、20数人でわいわいと。「星に託す手紙」がテーマ。初参加の4人家族、小1、年長の兄弟がとてもいい味だして、今回も和やかなワークショップでした。来月、どんなのがでてくるでしょうか。次回2月20日。

☆ライトダウン実行委員会
今年は、「星空の街・あおぞらの街」全国大会が、北杜市でおこなわれる。それに関わるのかどうか? さけるのかどうか? 日程についてもまだわからないけれど、ライトダウンはおそらく10月上旬になりそう。

☆縄文王国山梨
山梨縄文芸術の会、というのが去年?あたりから発足している。知り合いのテレビディレクターからその話を聞き、「縄文震動」という会の2回目を去年拝見した。考古博物館の事業課長さんのお話がすごい面白くて感動。その後、別のご担当からお声がけいただき、次回3月におこなわれる会には、中沢新一氏がゲスト! の上に、何かプラネで星をだそう!ということに。 中沢新一氏は、「世界最古の哲学」で魅了され、一度県立博物館でのシンポでのお話も興味深く、そんな人が山梨出身ってほんとに嬉しい。
山梨市は、覚和歌子、中沢新一、小林真人、(林真理子も・・)・・・人材豊富です。

星つむぎの歌ウェブサイト リニューアル
今まで公募中のときの情報しかのってなくて、ずっとかえたかったのだけれど、ようやくそれが実現。
できてから、これまでのことも、十分ではないけれど、少しはまとめて情報発信。
みてみてください~


写真は、「星の語り部フェスティバル」、ヘリオス最後の日に。 撮影: 松井雄一郎さん
この1ヶ月、あと1ヶ月_c0059080_2305474.jpg

# by malicosmos_meme | 2010-02-02 06:32
2010年。 例年通りのお正月の過ごし方だけれど、2010という響きはちょっとだけ特別な感じがする。
でもたぶんそれよりも少し気になっているのは、あと2ヶ月で自分が40になるってことなのかもしれない。

年の区切りは何故かこれまでを振り返ったりしたくなるし、これからのことも気持ちあらたに「よし、今年は!」という気分になる。 今は人々が決めたカレンダー上のものだけれど、自然サイクルの暦で生活していたころは、冬至や立春などのあたりが、そういうポイントだったのだろうと思う。 そういう意味で地球が太陽のまわりを1周する長さというのが、人間の思考のあり様に与えてきた影響ってなんだかきっとすごい大きなものがあるんだろうな、と思う。 振り返る、先を思う・・この思考は、たぶん「めぐり」がなかったら不可能な感じがするから。

振り返るのは、自分がどう過ごしていたか、そしてどんな人々と出逢って関係性を築けたか、築けなかったか、そういうことに終始する。自分がどう過ごしていたか、何を考えてきたか・・・・それは自分というのが何によってつくられてきたのか、ということ。 

去年、「星の語り部」の中では「ミーム」が隠れた?テーマだった。ミーム、日本語では「文化的遺伝子」と訳されているけれど、wikipediaとかで調べると、難しいことを書いてあって、ほとんど意味不明。 私が一番最初に「ミーム」という概念に感動したのは、たぶん寮美千子さんの「ミームとしての純粋粒子」によるものだったと思う。 今から9年前ぐらい。
自分はいったいどんなミームでできあがってきたのか・・ 自分を振り返るというのは、たぶんそれを解析していくことなんだろうな、と思う。 そして自分のミームは誰に届くのか、届けるべきなのか、とこの先を考える。

自分を形成してきたミーム家系図とも呼ぶべきものを、いつかつくろうと思っているうちにたぶん9年ぐらいが過ぎている。 年をとるごとに、それは増大していくので、一度区切りで書いてみないと、といつも思っている。年をとるということは、この家系図が増えていくばかりじゃなく、その家系図の中に登場するものたちが、あらたにつながったり、もともとつながっていたり、ということを発見することでもあるんだろうな。
もしそうであるならば、年をとることは、なんて素敵なことなんだろう。
その素敵さを自覚するために、今年の最初、自分のミーム家系図づくりに挑戦! したい。
40がやってくる前に・・
# by malicosmos_meme | 2010-01-03 04:29
現在のプラネタリウムシステムの最期を飾るイベントの数々・・ 自分たちで企画をしておきながら、それらにほぼ押しつぶされそうになりながら、それでも一つひとつ、すべてやってほんとうによかった、という形で無事終了。 最後の投影は、満席近くたくさんの人がみにきてくださって、大拍手。名残惜しそうに写真もたくさんとられていた。
何はともあれ、年末の忙しい中、きてくださったみなさん、ほんとうにほんとうにありがとうございます。

・ヘリオス投影体験
一般の人たちが、コンソールに座って星にまつわるお話、想いを語る。うちのプラネは、「星の語り部」という市民グループが作品制作をして、それをお客さんに見ていただいている試みはもうこの6年続けてきているけれど、彼らも解説台でお話をしたことはまだなかった。 始まって以来、ヘリオスにとっては最初で最後のそんな企画。 1回の投影枠の中で、5人がそれぞれ5分ずつ。 それを26日、27日の10時からの投影で行った。
参加したのは、小学校4年生から、ご年配の方まで、年代はさまざま。
26日にお話された女性は、昔、渋谷のプラネがとても好きで、そういうお仕事をしてみたいと少女心に思っていたという方。たった5分なのに、こと座からオルフェウスの神話のお話、そして、人を信じるということ、星空の下ではそれが素直にできそうな気がするというお話、亡くなった知人たちのこと、そして、星の王子さまの一節・・みごとにまとめて、静かな語り口で語られた。
また小学校4年生の少女たちも、自分たちで一生懸命考えたことを、見事にお話してくれた。
あまりに素晴らしかったので、26日夕方の投影、ヘリオス最後の時間を惜しむ「プチスターライトツアー」で、彼らの原稿を少し紹介した。
27日には、中学生の女の子が、自分の誕生日の星空を映し出し、秋の星座の神話、ちょうど自分の誕生日の年と今年が環の消失になった土星の話、そしてしし群、最後には、「自分が星好きになったのは、こんな星空の下に生まれたからかもしれません。でも、なんといっても私を一番星好きにさせてくれたのは、そう、このヘリオスの星空です。 心からありがとう」 という素敵なメッセージ。
またお母さんと中学生の息子ペアは、お父さんへの愛をたっぷりと5分間、音楽の演出もいれながら語ってくれた。
50代半ばの男性は、自分のふるさとで見た低緯度オーロラの話。みな、それぞれにある星の風景。

こういう企画はすごくいい。定番企画にしたいぐらいだ。 もしかしたら、それが通常投影になっても
いいかも・・

・星クジラチームpresentsみんなのプラネタリウム
プラネ番組「ぼくとクジラのものがたり~星の海をわたって」の絵を担当したツペラツペラさん、音楽のwater water camelとNUUさん、そして結果的には音響演出の波田野さんや稲住さん、映像演出の金子さん、チームメンバーがたくさん関わってこのイベント。
PART1は ツペラワークショップで、巨大壁画をつくる。 翌日の山日の記事はこちら。 ここにうつる子どもは、おや、蒼太。 ぱりぱりのやらせ写真なのであった。
黒い大きな紙に、みんなで思い思いに宇宙を描く。 それを暗いプラネタリウムの中で、ブラックライトをあてて光らせるというしかけ。 そしてこれがPART2の星空ライブにも登場、というしかけ。
大きな紙、いったいシアターのどこにどうつるすのか?? 当初の計画が、準備段階でみごと崩れ、あれこれ皆で頭を悩ませた結果、これまたみなさんのご協力によって、ライブど頭のとてもいい演出になった。
星空ライブ、キャメルチームのなんともいえない「音楽していることの幸せ感」加えて、新しい命をおなかにかかえてのNUUさんの、すみわたる声、なんども?「世界一幸せなプラネタリウム」と言ってもらったこのプラネタリウムだけれど、アンケートにこんなにたくさん「幸せ」が語られたライブもないかもしれない、というほど、観客全体に幸せ感が広がっていた。
今回は、如月カフェにドリンクバーを、くじらぐもにスイーツ&サンドイッチカフェを、やっていただいてこれまたとても好評だった様子。 
関わってくださった多くのみなさん、お手伝いくださったみなさん、もちろん来てくださったみなさん、ほんとうにありがとう。
数年前のキャメル玄さんとの出会いでお互いやっていることにひかれ、そしていつか一緒に何かやろうね、といってから、ほんとにこんなふうに、しあわせな企画になったのは、ほんとうに嬉しいこと。



・最終投影 オーロラストーリー
なんだかほんとに多くの方々がきてくださった。 星つむぎの覚さんや丸尾さん、歴代館長どの、星野さんをめぐってつながった方たち、はじめて見にきた方、いつもの仲間たち・・ そして今日、初対面だったけれど「ずっとお会いしたかったんです」とおっしゃってくださった東京の小学校の先生。 星野さんを総合学習のテーマにして、1年かけて子ども達と一緒にずっと星野さんと対話しつづけてきた、という。 NHK甲府が制作した星野道夫番組を子ども達がとてものめりこみ、それに登場した、私や三井さん(清里のペンションのオーナーさん)にずっと逢いたかった、という。ちょうどその三井さんも最終投影をみにきてくださって、その先生にひきあわすこともできた。
高橋さんにほんとうに会いたがっていた子どもが6人いて、彼らにサインください、といわれ・・ いつか、その子たちに会えるときがくるといいな、と思う。
投影の前には、この星空の下でうまれてきた出会いやつながりのこと、そしてオリジナルにこだわりつづけてきたワケ・・そんなことを語り、プチトラブルもありつつだったけれど、無事に(フィルムもきれずに、ヘリオスもちゃんと動いて)終わった。

ああ、終わった・・。 ありがとうヘリオスイベントがはじまる少し前にまたもや風邪による熱で倒れ、解熱剤の飲みすぎでさらにこじれ・・ほんとうにこの1週間乗り切れるのか、とても不安だったけれど、すべて無事にやりおわった。 
けど、あと10年、20年たったときに、うちの科学館のプラネタリウムはこんなのでした、とちゃんと残せるものをつくっておかなくちゃ・・。 そんなことが全然できてないなあ。

年賀状1枚も買ってないし、なんの準備もしてないし、大掃除の「お」の字にはたぶんまったく到達しないまま、年を越しそう・・ 
ありがとう! ヘリオス この1週間_c0059080_314527.jpg

# by malicosmos_meme | 2009-12-28 08:08
うちのプラネタリウムが、リニューアルになる。
今年いっぱいで、現在のシステムとはさようなら。 リニューアルオープンは3月20日!
(前代未聞の突貫工事・・)

ありがとう!ヘリオス 12月19日~27日
リーフレットデザインは、フューチュレックの保坂さん。彼も山梨のために自分のデザインが少しでもいきるなら・・ととても素敵な仕事をされる方です。

ありがとう! ヘリオス_c0059080_675763.jpg


★12月25日(金) 星クジラチームpresents みんなのプラネタリウム
プラネタリウム番組「ぼくとクジラのものがたり~星の海をわたって」の絵をか
いたtupera tuperaさんのワークショップ、音楽を担当したWATER WATERCAMELとNUU
のコンビネーションの星空ライブ、それらが一気に行われる豪華企画。
申し込みはメールでいますぐ!

「ぼくとクジラのものがたり~星の海をわたって」も、年末をもって一般公開は終了に。
この番組のモチーフ「くじら」で多大なご協力をいただいたNPO法人ミュージアム研究会がおこなっているクジラの巡回展のミニ展示も期間中展示します。
「くじらとぼくらの物語」

★「オーロラストーリー」最終投影
今回のリニューアルに際し、「もう2度とみられない!」番組になってしまう作品が結構たくさんあります。
なんで最新の機械がはいるのに、昔のがみられないなんて、変じゃない?と言われるのですが・・
「コンバート」すれば見られるようになるのだけれど、この11年間の科学館オリジナル作品はおよそ
50作品。そのうち20はコンバートするけれど、コストと時間の限界・・なのでした。
2001年に制作した、若気の至りの私の作品「オーロラストーリー」も見られなくなってしまう。
もう8年も前の出来事! ネットを通じて、全国から多くの反響をいただき、今でも問合せをいただくことのあるこの番組で、当時のことが、鳥海なおみさんのページ
http://www.age.ne.jp/x/toriumi/hoshino/mariko.htm
に少しまとめられてます。
ぜひヘリオス最後の最後の投影の
12月27日(日)15:50~、
多くの方々に見ていただきたいです。
自身の想いについては、これまでの番組まとめからリンクされている「極私的報告書」につづっています。


★星空の招待状
期間中に来ていただいた方に、先着200名様にはがきをお渡しし、「新しいプラネタリウムに誘いたい相手」にメッセージを書いて、相手のお名前・住所を書いていただき「科学館の星ポスト」に投函してもらうと、3月20日のオープンの直前に相手に手紙がとどき、そのはがきで、新プラネタリウムが2名まで観覧無料となる企画。なかなかいいよね、これ。好評です。

ヘリオス投影体験「みんなに伝えよう、星空への想い」一般の人たちが、解説者になって、星についての話、星にまつわる想いでなどを語り、きていただいたお客さんにそれを伝えよう、という企画。うちのプラネタリウムは「星の語り部」がプラネタリウムの中での表現活動を行っていますが、このような形で解説台で一般の方がしゃべるのははじめての試み。
すでに10名いっぱいになりました。

★新プラネタリウムについて
「新しい宇宙観」形成を担う、新しいシステム。今週にはリリースできると思います。
3月20日リニューアルオープン。
# by malicosmos_meme | 2009-12-15 05:36

by malicosmos_meme