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Malicosmos ―高橋真理子の小宇宙

malicosmos.exblog.jp

「つなぐ」「つくる」「つたえる」「とどける」 これが自分の仕事のキーワード

星の数ほどの

「出会う」ということほど、生きている実感と喜びを与えてくれるものはない。
また季刊になっているこの間をざっと眺めただけでも、必然と不思議に満ちた出会いがたくさんあった。
5月、清里における星野道夫メモリアルイヤー。 恐れ多くも、星野道夫さんと親交のあった・・という枕詞を冠して、彼について語る座談会にださせていただいた。 これのおかげで、16年前の道夫さんとの出会い、道夫さんがつないできてくれた多くのことごと、再び振り返って今の自分の立ち位置を再確認した。 この日の様子を、その座談会で聞き役になってくださった村瀬さんが、こんなふうに書き残してくださっている。
http://blog.mag2.com/m/log/0000181670/107310587.html

この日の出会いや以前からの知り合いの紹介によって、八ヶ岳の重力圏内にいる人々に多く出会うようになる。 その人たちは、写真という手段だったり、音楽という切り口だったり、場を持つということだったり、集う建物という形だったり・・・それぞれのやり方で、その重力とその中の自分たちを表現している人たちだった。 何か似たような重力圏の中にいる人たちは、通じ合うのもはやい。 そのはやさを知るほどに、出会う喜びは自乗の勢いでましてゆく。 

「戦場に輝くベガ」制作にかかる協力者から広がってゆく出会いもまた多い。 番組をみた感想を「その日の日記に何を書いてよいのかわからないくらい、めちゃくちゃ感動しました」と伝えてくれたまだ若き映画監督の卵・・。 その彼女が制作している映画には、常に「自分とは何か」「生きるとは何か」という切実な問いが含まれているように見受けられ、誰にも知られぬ戦跡を題材にした現在製作中の映画の完成が今からとても楽しみ。
先日、いくつかのマスコミを通じてまた「戦場に輝くベガ」のことが、多くの人々の目や耳に触れるにいたった。 このことが一人でも多くの人に、ベガの心を届けてくれるよう切実に願う。
http://www.geocities.jp/malicosmos/mediaindex.htm

もう目前にせまっている夏の特別展の企画は、まったくゼロからのスタート。環境・エコというキーワードで、山梨県内にて素敵な活動をしている人たちがこんなにたくさんいる、ということを次々と知ることになった。 そういう人たちとのつながり・かかわりが、大きなうねりとなって、特別展の会場の空気をつくれるか・・  これまでにないチャレンジ、と自分では思ってる。
(こんな悠長なことを書いているほど、現段階で余裕があるわけではまったくないのだけど・・)

「日々の暮らしの中で無数の人とすれ違いながら、私たちは出会うことがない。その根源的な悲しみは、言いかえれば、人と人とが出会う限りない不思議さに通じている。」(星野道夫『旅をする木』) 
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by malicosmos_meme | 2006-07-08 02:35