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Malicosmos ―高橋真理子の小宇宙

malicosmos.exblog.jp

「つなぐ」「つくる」「つたえる」「とどける」 これが自分の仕事のキーワード

プラネタリウム副音声2

長く書いていた文章が~ また飛んでしまった・・・。がっくり。
気を取り直して短めに。

先日、NHK甲府放送局の方が番組副音声のことについて聞かせて欲しい、と取材にいらした。もともと牛山さんや清田さんのファンで、清田さんが紹介してくださった。「星月夜」の伝えることごとを理解してくれるのにそう長い時間はかからない。
今回何故副音声を導入するに至ったのか、という話をしはじめると、星の語り部がなんぞや、という話からはじまってそこで何をやってきたのか、そこに集う人たちが何を喜び、そして私は彼らに何を与えられてきたのかを話すことになる。ここでも紹介した視覚障碍を
持つMさんの詩のことも伝えた。もう一人のJさんの語ってくれる星の体験のことも話しをする。
彼は「ぼく涙もろいんですよね・・」といいながら、すでにうるうるしながら話を一生懸命聞いてくれる。
宇宙って、想像と創造の世界、メッセージのある音楽とともに、ちょっとした「今、満天の星が・・」という情報があるだけで、わーっと星空や宇宙のイメージが広がるんじゃないか、という期待を話したら「今、なんていうのか・・
視覚障碍を持つ人に嫉妬を感じました。」と。 見えてしまっていることで、思考が停止してしまう、そんなことが実はよくあるのかもしれない。そういう意味において
プラネタリウムはもっともっと想像と創造の世界へと開放されてもよいのかもしれない。

その方、「プラネタリウムの満天の星になる瞬間ってたまらないですよね~」と言ってくださるので、つい、時間外ではあったけれど、つい彼のために生解説つきの投影をしてしまった。
番組「星月夜」とともに、とても感じ入ってくださった。 なんだかとても嬉しかった。

来月頭あたりにニュースで扱ってくれそうだ。彼らの素直な感想を聞きたいといってくれている。ちょっと楽しみ。

この件に関しては、今月28日にNHKラジオのラジオ夕刊の中での列島だよりでも、短い電話インタビューしてくれるとのこと。こちらの思った以上にマスコミからの反応が多く、まだ試行錯誤の段階であったり、実際の体験者の方もまだ少ないことから、
いいのかな~、と思わないこともない。 でもこうやって取り上げてもらうことで、また一人でも多くの「彼ら」の耳にこの情報が届いて、宇宙への扉を少し開けることになれば・・ とてもありがたいことである。
by malicosmos_meme | 2007-03-23 04:47

by malicosmos_meme