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Malicosmos ―高橋真理子の小宇宙

malicosmos.exblog.jp

「つなぐ」「つくる」「つたえる」「とどける」 これが自分の仕事のキーワード

宇宙連詩山梨版 星つむぎの歌

http://www.sannichi.co.jp/space-poem/

はじまりました。
1フレーズずつ公募して、その言葉をつむいで一つの「歌」にする。みんなで星をみあげて思いをつなげたい、という願いの企画。 新月の日を皮切りに、新月と満月の日を公募スタートおよび発表の日に、そして上弦と下弦の日を締め切りの日に設定しているというのが、結構ウケテいる。 17日から公募が始まったけれど、2日にして、すでにその応募数は120件をこえた。なかなか嬉しい悲鳴。

さて、この企画の経緯を少し。
去年12月、プラネタリウムの名古屋大会にて「戦場に輝くベガ」にこめた思いやその視点に
ついて発表したのちに、私の目の前に現れたのはJAXA宇宙連詩を企画した山中氏。
その後、味噌煮込みうどんをいただきながら、ひとしきり、人々が星にかける思いだとか、
プラネタリウムはもっとそれに向き合ったほうがいいとか、そんな話で盛り上がった。
そんなことがあって、翌月から3ヶ月にわたって行った今年のプラネタリウムワークショップの
テーマは、「星とサイエンスと詩」となった。
そうやって星の下で産み出された多くの詩は、現在、「星の語り部」が制作する夏の夕涼み投影の番組へと還元されてゆく。 
一方、宇宙連詩の山梨版をつくるといいね、という話になったとき、地元のもっとも有力なメディア、山日グループを巻き込めば面白いと思った。 そことのもともとのおつきあいの中で、詩人の覚和歌子さんを紹介してもらった。 監修をしてもらえないか、との話に、彼女は、もうこれは自分の仕事と2つ返事で受け入れてくださり、しかも、面白いシンクロニシティーが働いた、と彼女は言う。 そうしてしばらくすること、これは「詩」ではなく、「詞」にしよう、と。そうして曲にのせてみんなが歌えるようにしよう、と。 そしてそれを平原綾香さんに歌ってもらおう、と。
そんなふうにしてこの企画がはじまった。

すでに応募してくださった方々は、1フレーズの中にはとてもおさまりきらない思いをたくさん書いてくれている方も多い。 この世にはいない大切な誰かへの思いを語る人が少なくない。
どんなにがんばっても絶対に手の届かない星の世界。 だからこそ、人々は敬虔な気持ちで、自分の来た道とゆく道を星の中に見るのに違いない。
それが、どれだけ多くの人々の奥深いところに、潜んでいるのか・・ 今回の企画はそれを表出化するものなのではないか、という予感もしている。

歌ができあがって、みんなが口ずさむ・・ 山梨県内のあちこちのホールで一斉にこの歌を歌うコンサートが開かれる、一斉にライトダウンして、みんなが星をみあげる・・ そんなことにつながっていきやしないか、と、まだ公式には口に出さぬところでひそかに思っている。

ぜひみなさんも応募してくださいませ。
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by malicosmos_meme | 2007-05-19 00:28